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12月は無心で散歩と料理と片付けをする(めぐみ)

12/31(日)

ブレイディみかこにはまっていることもあり、自分のnoteに書いた文章が荒れた内容になった気がした。
最後だから一年を振り返ってみたら、やっぱり怒りが渦巻いていたんだな!😛


12/30(土)

カフェタナカの食パン🍞
公園
疲れた
キレートレモン
加賀棒茶ほうじ茶買ってあげたら家でこぼして大惨事。
妹がめちゃくちゃ怒った。

でも、棒茶を買ったことは後悔しないように。

筑前煮、たつくり、茶巾絞り、なます作った。

子どもが茶巾絞り食べたすぎて泣いた。
子どもはよく泣く
主張があるのは素晴らしことだと思う。
妹は激怒した

子どもは食べるのがめちゃくちゃ遅い。


12/29(金)

カフェタナカでモーニング。

ボンボンで誕生日ケーキ。

おでん残りとか。

12/28(木)

荷造りとか郵便局とか通院とか。

子どもがめちゃくちゃしゃべるようになっていた。


12/27(水)

ぼぶちゃんに会いに行った。
久しぶりに会えたからしゃべりたいことばかりだったはずなのに何も浮かばなくなる。
頑張るのがめんどくさくなるのかもしれない。
気を抜ける相手…。
会えただけで十分なんて思わないのに、言葉が出てこないのはなぜだろう。
もっともっと話したいのにと思う間に、ぼぶちゃんが断片的に質問してくれた。
こうやってさせてしまうところがあるよなあと自分のことを思った。
ぼぶちゃんには前に『めぐみさんはもっと話したいことがあったんじゃないかなあと思った。』と言われたことがあり、気付かれていそうだった。

ぼぶちゃんがブレイディみかこの『THIS IS JAPAN』のことを聞いてくれたから私はそこから堰をきったようにしゃべりだした。

📺️

テレビはあまりみてないけどと言いつつ、M-1の感想とか、ハライチの岩井の結婚の話題について聞いてくれるのが嬉しかった!
まだ誰ともしてない話、話さなかったら無しになってしまうかもしれない話、だけど無しにはなりたくない、けどじゃあどこに行っちゃうんだろう?? と思うような話。

で、私はちゃんと聞いたのかな??😣

ぼぶちゃんのユニット、ウチュークジラの来年のカレンダーに、銭湯の絵があった🌟


12/27(火)

ヨガに行った。

お風呂で気付いたら1時間『らんたん』(柚木麻子)を読んでいた。
重いから持ち歩けないけど風呂でなら読める。

12/25(月)

頭痛や腰痛が気になった。
街に出るのをぐっとこらえて家の近くにとどまった。
駅と区役所の間の雑貨屋がやっと開いて、友達と妹と伯母にクリスマスプレゼントを買った。
友達と妹は日々自転車で子育てをしているから、アームウォーマーをあげることにした。黄色と水色のペアを買って、1本ずつ交換して包装してもらった。

私が悩み抜いている間に、小さいおばさんの二人組が『ちょっと見せてね』と言って店に入ってきて、あれもいい、これもいい、と喋りながら自分用のブローチとプレゼント用の靴下を買った。
市のプレミア商品券(?)も、店のスタンプカードもフル活用しており、手慣れていた。友達同士で自分用とプレゼント用に雑貨屋に買い物に行くおばあさんいいなと思った。

NHKの『明石家紅白!』という番組にSUPER BEAVERが出たので少し見た。SUPER BEAVERがなぜか気になっていて、それは彼らがよく歌番組に出るからなのだが、私は濃いメイクと大きな口のボーカルが好きなのかもしれない。歌がうまいのもいい。『名前を呼ぶよ』、好き。


昨日のM-1を振り返る番組に出ていた令和ロマンのくるまが、ひな壇では、ネタの時のようなクレイジーさはなくまともで、真面目に番組やその場に貢献していて、肩すかしをくった。
真空ジェシカの川北は何を聞かれても永遠にボケ続けていて、単純に比較してこっちが好き!と思った。

📺️

昨日のM-1は、令和ロマンと真空ジェシカとヤーレンズがおもしろかった。
本当の変な人たちに見えて、私はそういうのが好きなんだな~と思った。
令和ロマン、くるまがケムリにまとわりついてくねくねしているのが見れてよかった。
真空ジェシカの『Z画館』、このままだと日本にもできそうだと思った。こわい。
ヤーレンズ初めて見た。
ボケの人が「ここはパリ!」って、ステージに上がる直前に言っていたのが密着カメラで明かされていてピッタリだった。
カベポスターもかわいかった。

12/24(日)

朝10:00に庄内駅で待ち合わせして、友達と銭湯に行った。
友達が、「行きたいお風呂がある」と言ってお風呂案が浮上して、私は庄内に用事があると言ったため、組み合わせたらそうなった。

とにかく快晴でうれしい。
道がよくわからなくなって友達に言うと、「人に聞いてみよう! 街ブラ的に~」と言う。
浮かれている。
さらに、「ダイアンみたいに!」と続ける。
私も昨日『本日はダイアンなり』見た!
私は人に聞くのは絶対に嫌なのだが友達がやってくれるなら大賛成だ。
開店準備中のたこ焼き屋さんに聞いていた。
15分ぐらい歩いた。
閉店したパチンコ屋か、さびれたボーリング場みたいな規模の銭湯に着いた。

全然今っぽくない! レトロでもない。ここにあるのは本当の古さだ。
大丈夫かなあ(自分)…。不安と興味が半々。


空が青いよ!


夢のゆ



結果、大丈夫だったー!🌟
古いけどきれいに改装してあって、常にあちこちで職員の人がテキパキ掃除していた。
バリアフリーの観念の無い時代の建物らしく脱衣場から浴場に至る階段が長いし1段が高いしそもそも「上り」だ。
無防備な裸で転ぶ事態も想起して怖くなる。日常使いの大衆浴場だから、腰の曲がったおばあさんとか、誰かに付き添ってもらって来ているおばあさんがたくさんいたけど、みんな裸で上ってきたんだよね?

洗い場にはシャンプーやボディーソープ類は皆無でシャワーと蛇口だけ。
何よりびっくりしたのが、椅子が石造りの長椅子で全員分くっついており床に接着していること。
なんと言うか、公衆感!

私は脱ぐのに手間取り遅く到着して、友達はいち早くお湯に浸かっていた。
仰向けになれるタイプの湯船。めちゃくちゃ気持ちいい。至福~~。
普段難しいことばかり考えているのがすっかり馬鹿馬鹿しくなった。

天井が高く、日の光がこれでもかというぐらい入り、明るい。屋内プール感。
今日が誕生日かと思った。今日はクリスマスか。どっちでもいい。両方かも。それぐらいごきげんで最高太陽。

友達と話したり、一人で過ごしたりする。
体温が急に上がったせいか頭が痛くなって、脱衣場にペットボトルの水を取りに行った。またあの長・急階段の往復笑。
サウナ券も買ったけど私はやめておいた。

友達はぼーっとしていたらお風呂にいくらでも入っていられるらしい。
そうかこの人はぼーっとしていられる人なんだなと、前から知っていたけど改めて思った。
それで、この人となら結婚できる気がした。ぼーっとしてるとか、黙っていていいとか頑張らなくていいなんてすごくよくない? 私以外にもそうやって思う人はたくさんいそうな気がした。

友達は自分のせいで人を待たせるのは嫌らしく、そのことを気にしていておもしろかった。過去二回、人と温泉に行って、みんながお風呂から出たことに気がつかず、信じられないぐらい待たせたことがあるらしい。
私はお風呂の準備や上がったあとの身支度にもたついて人一倍時間がかかるから、風呂系のことがゆっくりな人はありがたい。

風呂から出て長・急階段を降りて脱衣場に行ったらテレビに上沼恵美子が出ていて大阪や~~と思った。大阪の銭湯に入って大阪のテレビがついている。すばらしい体験をした。
友達は、私が化粧も直さないし髪も乾かさないことを知って焦っていた。待たせるからだな。気にしなくていい。
テレビを見ながら待っていたらすぐに体が冷えてきた。
え?もう?!
ドライヤーをしていないからかもしれない。
たしかにドライヤーが、一連の風呂ルーティン最後の温め(〆)だよなと思う。温かさを体に埋め込む道具。
ドライヤーを終えた友達は、最高やー! 最高やー!とため息をついて何度も言っていた。
マッサージチェアが2台あったので一緒にやった。
すると何と!頭痛が治った! 肩を重点的にマッサージしてもらったから。私のはやっぱり肩こり頭痛なんだな。
脱衣場を出て、食堂の名物らしいカレーうどんに心引かれながら、能勢サイダーをのんだ。
この二人組はのんびりしている。

やっと外に出て、歩きながら友達と友達の子どもとビデオ通話をした。

スパイスカレーを食べて、犬と街灯という本屋さんに行って本を置いてもらい、マスク(仮面)についての本を買い、人の家みたいな喫茶店に行った。丸一日を庄内で過ごした。


居間みたいな2階


12/23(土)

ヨガをキャンセルした。痛みを気にせずに動かすことができそうになかった。

昨日の夜、整骨院の先生が返信をくれて28日に診てもらえることになったので安心するとともに、名古屋に帰る日が延びたということにかなりがっかりした。

昨日1日家にいることに飽きたので迷ったが電車に乗って神戸に行った。
好きなお店のセールのハガキが来て気になっていた。けど、高い!
別の店でブローチだけ買ってすぐに帰ってきた。
熊の剥製みたいな。ちょっとだけ怖いところがいいと思った。

夜、ネットで注文したカーディガンが届いた。
かわい! あったか! 何より、軽い!!!
カラフルレインボーグラデーション🌈🌈
(本当は「コーラル」。)
巨大なガウンなんぞ動員せずとも、これだけを羽織って部屋で過ごしても寒くない。
一昨日、店で試着したから、袖も私の腕の長さにも十分であるのは確認済み。

が、すその丈が短い!
(ウエストじゃなくて、腰の下までほしかった!🌟)
く~~っ!
すそが短い(=お腹や腰が冷える)のはダメ!論も、母の刷り込みかも…。

遠出をしたというのに元気で、痛みもほとんどなくなっていた。
これは、荷物を最小限にしたせいだ!
大発見。


美術館にありそうな熊


12/22(金)

昨夜、右の背中と肩が痛くて寝れなかった。寝姿勢を探ってボルスターというヨガのクッション棒を使い、さらに、枕やクッションやブランケットを積み重ねたり肩や首や頭に段差をつけたりしてどうにか痛くない姿勢を見つける。内心では、ただ横たわるだけでは痛すぎるということに衝撃を受けるがあまりとらわれないように。道具を使えば痛くない形が見つかるならいい。そのうち、一年前もそうしていたことを思い出した。背中のぎっくり腰みたいなもので、ここ数年冬に必ずなる。
12月になったら整骨院を予約しておく必要が本当はあるのかもしれない。いつも後手後手で、痛くなってから連絡するから、数週間~1ヶ月後の予約しか取れない。

はあー、この話つまらない。
やめた。



12/20(水)

昨日家に閉じこもっていたら精神がやや不調になったので、予定どおりヨガに行った。

起きた時から目が痒いと思っていたら、まぶたが完璧に腫れてふくらんでいた。浮腫。保険証が無いからクリニックに行くのをやめていて、浮腫を防ぐ薬を飲まずに節約していたためだ、と思った。
な!? 保険証が無いとこんなに不便な人がいるんだよ。なあ?💢

今日学校では追試の生徒に『追試課題』を配布する日だ…ということに、ヨガの途中で気付いた。私の代わりに誰か配布しといてくれるだろうと思っていたが、誰も配布してくれていなかったらどうしよう…と急に不安になる。

あの人間に、
は?! 聞いてませんけど? 👓️
と言われそうな気もしてきた。こういう形で仕返しをされそうな関係性でもあった。
一応、『この人たちが追試の対象者です。よろしく…』とリストは渡してきたのだが、私は今日行かねーぜ! とははっきり言っていない。
いや…、てかめんどくさ。どこまで非常勤にさせるんだよ。あの給料でこの労働量じゃ非常勤の枠を超えてるんだって。この不安や精神的ストレス、完全に時間外労働で私の生活を侵食してるんですけど。

先生のディレクションも聞き逃してしばらく上の空でいたのだが途中で開き直り、無理やり蓋をした。
もし、何かが問題化して私がコミュニケーション不足を責められるようなことになったら、あの人間のことを糾弾して必ず引きずり落とそうと決めた。

☕️

スタバで履歴書を書いた。つくづく、すばらしい履歴だな。
罫線があったので最近の楽しかった授業エピソードも書いた。
これなら大丈夫だし、これからもっといいだろうと思った。
京都の女子高で働きたい。

下を向いている時間の限界で右の首と肩が痛くなる。これは去年のこの時期とまるっと同じ痛み。
朝、整骨院の先生に連絡したが1ヶ月以上先の予約しか取れなかった。

神社でお祈りした。

🚃

家に帰ったら区役所から封書が届いていたので、御座候を食べたあと、保険証を取りに行くことにした。
前に区役所人間が言っていたよりも早かったが、私が思っていたよりも遅かった。
保険証が無い事態をいち早く解消させるためには役所は猛烈急がなきゃなはずだからな。
もしかしたら、昨日私が部屋に閉じこもっている間に届いていたのかも🏣

区役所では、保険料の計算の件で窓口でまた揉めかけたが、揉めるほどのことじゃないから落ち着いて、と自分に言い聞かせた。
係の人は淡々としたおばさんで、聞いたことに対して過不足なく教えてくれた。私は不安と不満のあまり前のめりで、そういう自分に気付けるぐらい相手が普通なのがよかった。前は失礼な人だったから、普通の人で安心した。

保険証を手にしたのでそのまま警察署に行き、免許証の住所変更をしてもらった。係の女性警官もまた普通でよかった。
椅子の背後には行方不明の人のポスターが山ほど貼られており、少し見て、不安になり、つらくなり、見るのをやめた。

区役所でも警察署でも持っていったブレイディみかこの『THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本』を読んでいた。

『貧困』の国日本のリアルについてしっかり書かれていて、自分のこととか保険料のこととかこの国のことを考えている現状と自分の不満や憤る気持ちにぴったりで、区役所も警察署もこの本を読むのにぴったりな場所すぎてブックカバーを付けずに読んだ。

保険証が手に入ったから自由にクリニックに行けるし薬を出してもらえるし、それを手に入れたら名古屋にもう帰れる! と思ったらかなりほっとした。

⤴️栗原康による、めっっっちゃ面白い紹介文。
そうー! 私が日々ずっと、それから区役所でも考えてたことといっしょー!
(栗原康は、アナキズム、大杉栄、伊藤野枝の研究者。)

まいった。あいもかわらず、カネがない。さいきん、たくさん文章を書かせていただいたおかげで、年収が200万になり、やばいオレ、ブルジョアかもしれないとおもっていたのだが、ぜんぜんそうではなかった。この年収になると、急に税金があがって、所得税だの、住民税だのを、50万くらいとられるのだ。それに国民年金や国民健康保険をあわせると、80万、90万くらいぶんどられたことになる。収奪だ。けっきょく、手元にのこるのは、100万ちょい。しょうじき、年収100万で親の扶養にはいっていたほうが、生活的にはだんぜんらくだった気がする。はたらけど、はたらけど、カネはなし。こりゃもう、はたらけない。
 というかこれ、わたしがまだ実家暮らしだからいいものの、都内で一人暮らしだったら、死ぬレベルなんじゃないだろうか。やったぜ、金持ちになったとおもって、一日三食ちゃんと食べたり、本を借りるんじゃなくて買ったりしていたら、年明けになって、とつぜん借金みたいに多額の税をとりたてられるのである。地獄だ。いつの時代も、国家というのは、やることなすこと殺人的である。はたらけ、はたらけ、カネ稼げ、とにかく税を支払うために。人間が数字にしかみえていない。だから、国家はカネをぶんどることで、そのひとの生活がどうなるかなんておかまいなしだ。そして体をこわしたり、仕事をクビになったりして、支払い能力がなくなったら、税金ドロボウとかなんとかいって、ダメあつかいする。ほんとうは、なんの同意もしていないのに。強制的にカネをぶんどられるほうがおかしいのに。ドロボウはおまえだ、日本死ね。

しびれるね。そうこれ。なんでみんなこのぐらい怒ってないの?

栗原康の紹介文は、ここから、日本や日本の人々がなんでそうなってて、なんでこの現状に疑問を抱かないのか? ということが、本書(ブレイディみかこの『THIS ISJAPAN』)に書かれている、と続く。

『THIS ISJAPAN』は、今回の高3の冬休みの課題図書。

私にとっては、知ってることばかりでしょ、もういいよ、と思ってきたが、なんだか俄然読む気になってきた。

🌚

妹がけっこう追い詰められた口調で電話してきて、話を聞いていたら少し落ち着いてきた。
いろんなことによって、追い詰められるのは仕方がないことだし、誰かに言ったり、誰かが聞いたりするのが絶対必要だなと思った。自分一人じゃわからない。

電話の向こうで子どもがはっきりと『め…ぐ…っちょ』と言ったので感動した。


12/19(火)

1日寝ることにした。
舌の裏が痛くて見ると赤く腫れていた。免疫が弱っているのかもしれない。
数日間ずっと眠い。頭も痛い。不調の前って気がして外出したり行動したりせず、休むことにした。
布団のなかでじっとしてみたが、熱もなく風邪でもなく、体もだるくないのに休むのは案外難しく感じた。
ひとまず漫画『ミステリという勿れ』の新刊をじっくり読んだら怖くなった。
愉快犯とか快楽連続殺人とか嫌すぎた。
でも見事だった。
整君の生活をもっとずっと読んでいたくて1巻を読み直した。
すぐに漫画を買ってしまうのだがいつ読み直すのだろう? と常々思っていたが今か。

ドラマ『野ブタをプロデュース。』最終回を見た。
めちゃくちゃよかった。
夏木マリ校長に、『2つ集めると幸せになれる』人形をそれぞれ1つずつもらった修二(亀梨和也)、アキラ(山下智久)、のぶた(堀北真希)は、クリスマスの日、3人でプレゼント交換会をする。プレゼントをぐるぐるまわして音楽が止まった時、3人が手にしたプレゼントを開けると、どれもあの人形だった。つまり、みんな、他の二人の幸せを願っていた……!🥺💧
なんとすばらしいの。


12/18(月)

ごみ捨ていった。
洗面台を掃除した。
昨日友達に教えてもらった本がすごくよかった。
スーパーが寒すぎた。

日中眠い。

録画した『デフ ヴォイス 法廷の手話通訳者』をみた。知らなかった手話のことを知った。日本語の対訳のような手話は新しい手話で、もともとは身内で使うハンドサインのような、全くの別言語としての手話だった。

ミステリー仕立て(殺人事件)なところがストーリーを追うのを難しく感じさせた。
ミステリーにしないと伝えられないことがあるんだろう。究極の切実性とか?

ごはん炊くのめんどくさすぎてだるい。

12/17(日)

友達と映画『市子』をみた。

言葉が少ない主人公で、言葉が不足する生育環境だったからってことなのかもしれないけど、だとしても俳優の表情に頼りすぎ! って思った。その身体とか肌とか汗とか顔とかをなめまわすような目つきで湿っぽくじとっと見てしまった……エロを探す目で。なんか嫌だった。けど、完全にわかっててそういう撮り方してたよな!

その後、喫茶店で、人と自分の違いについて友達に話していたら、自分も圧倒的に言葉が足りてなかったし、話せば聞いてもらえると思わずに生きてきたことに気付いた。かなり衝撃的な気付きだった。

友達が両手で持ったカップから、なみなみ入ったウィンナーコーヒーのクリームがたくさんこぼれているのに気付かないで話し続けるから私がカップを一緒に持って教えてあげたらびっくりしていた。友達が慌てた拍子になぜか今度は髪にクリームが付いて、それも教えてあげたけど、髪にクリームがついているのがかわいいから取るのに協力せずにそのままにしておいた。(出るときに取ってあげた。)

モンブラントースト




12/16(土)

激しい雨音で6時前に目が覚めた。
家の中で雨漏りしていた時を思い出して起き上がり、音のする辺りの天井を点検したが何もなかった。

ほうれん草と人参を切った。大根も切った。

NHKのプロフェッショナルが宮崎駿だった。
創造している時はあっちの世界に行っちゃうらしく、その姿もカメラに撮られていた。
見てるうちに気分が移ってしまい、酔ったようになつて気持ちが悪くなった。

その状態になる宮崎駿には近くに理解者がいるらしく、夜に電話していた。よかった。

12/15(金)

ヨガに行き、今月は誕生日月だから何でもしていい月で、ロイヤルホストでハンバーグを食べた。柚木麻子の『らんたん』を読んだ。

無印で昨日買った手袋の糸が使う前からすでにほつれ出てきているのが気になり、別店舗に持って行ったら、クレジットカード購入されたものには対応できませんと言われる。
再三『何ともならないんですか?』と聞いているうちに、こちらが求めているのが『返品』じゃなく『交換』だと気付いたらしく、『交換』ならできます失礼しました!と言われる。『こちらこそはっきり言ってなくてすみません』とは言ったが、はっきり『返品してほしい』と言っていなければ普通『交換してほしい』ってことにならないか? 
無印はセルフレジも嫌だし、結局別に好きじゃないなとこういう時よく思う。なんか機械人間みたい。

🚃

家に帰って区役所に行き、『転入届け』を出すことにした。

3年住んでおいて今さらって感じだが、物事をあるべき場所に置いときたくなったのだ。
あと宝塚市の税金が高いって話もあってな。

散歩というには憂鬱で、遠くはないが近くもなく、自転車がほしいというのでもなく、つまらない住宅地だった。
宝塚市役所に行くのも毎度憂鬱だったが宝塚駅に寄って好きなスコーンを買うのを目的にするなど楽しみがあったし、山と川がある。

入る前から思ったが、区役所って学校みたいだな。
そこでは時間の自由がなく、待つしかなく、汚くてもきれいでもそこにあるものを使わなければならず、そこにいる人としか接することができないので世界はそのなかだけになる。

転入する前からもう転出したくなった。

なんかもうすべてがくそめんどくさいし、ただ四角いし嫌すぎた。1秒もいたくない。

区役所の窓口兼待ち合いに置いてあるでかいテレビではキティーちゃんと佐々木蔵之介が入れ替わり立ち替わり『マイナンバーカード』の宣伝をしているのがエンドレスで流れており、気が狂いそうになった。まるで映画『PLAN75』の世界すぎた。『PLAN75』は少子高齢化が進みまくった結果、75歳以上の人が死を選択できる近未来の日本が舞台で、役所のテレビではしきりに政府が選択制の死を喧伝するCMを流しており、人々が虚ろにそれを眺めていた……。
現実の区役所でも政府がしきりにマイナンバーカードを喧伝するCMを流す前で人々は虚ろにそれを……私は眺められないんだよっっ!

『転入届け係』の男の人はやさしかった。相手を見て、人を尊重してる感じがした。だから私も、敬意をもって答えた。男の人がぶら下げている名札に、でかい字でふりがな付きの名字とその後に『(パソナ)』と書いてあるのだけが気になった。私は派遣ですってことを、何でわざわざ知らしめさせられているのだろうか? だからパソナは嫌いだ。パソナもパソナ的なものもパソナを作ったやつも大嫌いだ。

次のコーナー、保険の手続きの担当者が高圧的で、結果的に、数日間『無保険証』状態になることに対して何の痛痒も感じていなさそうで、はあ?となる。無神経で無理解な人間だ。本来はその人間が悪いのではなく制度の問題ということはわかっている。制度として、旧住所と新住所の『二重保険証』状態になることを避けたいから、旧住所の保険証は返却させ、新住所の保険証ができるまで結果的に『無保険証』状態になる。
つくづく馬鹿な話で、『二重保険証』状態を避ける手段として、『無保険証』状態にさせることしかなかったのかよと思う。くそ高い保険料をしっかり払ってるこちらが不利益をこうむる、つまりその間病院に行けない、来週クリニックを予約していたが結局キャンセルした、区役所人間は『保険証がないと、100%払って、あとから返金してもらうことになりますね』と言ってきたが、そんなもん知ってるしそれが嫌なんだよっ! 何で一瞬でもこっちが100%払わなきゃならないんだよ。

 途中で、この人間が私に対してタメ口になり、明らかにわかっていない人に対する『やさしい喋り方(甘い声で子どもに言うように)』で喋ってきたのがいちばんムカついた。お前が見くびっているよりも私はわかっているし論理があるのだということがつたない言葉では伝わらず、なめられたようだ。

つまり、今回転入したのは大阪市なのだが、やってほしくない万博もあるしその金額を市民として負担するのも嫌だし、私はもうすでに出ていきたい。

転出してきた宝塚市では市役所でそんななめた態度をとられたことはないし、みんな(派遣だったかもしれないけど)やさしかった。大阪市のように、『保険料は基本的に口座引き落としするからキャッシュカードを今度持ってきて』なんて傲慢なこと言われなかった。取りっぱぐれを防ぎたいんだろうな。これも制度の苦肉の策なのかもしれんが、結果的に、制度の影で人がないがしろじゃねーか。私は引き落としされたくないから断る。

よかったのはコインランドリーでスニーカーを洗って完全にきれいになったこととヨガだけ。

12/14(木)

年賀状を書こう!の授業をした。楽しかった。
まず私がみんな(クラス)に宛てて書いたから。
みんな、それに倣って行儀よく書いた人もいれば自由に書いた人もいた。
誰に宛ててもいい年賀状。

私は、いつもの授業中のみんなのよいところを書いて(授業中の活発な発言と作文が印象的で、心を動かされるものが多くありました)、来年も一緒に楽しく文章を読んだり書いたりしましょうね!
と書いた。

見本で私が相手(宛先の人)を褒めたので、まずは相手を褒めたり感謝したりする一文を書く人が多かった。

なんかよくない?!
幸せの連鎖じゃん。

年賀状や手紙を書く機会がなく、書き方がわからないのだとしたら、いいものを教えた方がいい。

クラスのなかに宛先の相手がいるなら見せられるけど、そうじゃないとしたら、これは単なる学校の授業の活動で、読むのは授業担当者の私に過ぎなくて、これが相手に届くわけでもないのに、みんな真面目に書いていて立派だった。

私は『相手』じゃないから返事するわけにはいかないな…と思ったけど、いい文章や素敵でかわいい言葉がたくさんあって感動したので残業して、かわいいペンで感激の言葉を添えておいた。

私にも書いて! と言ったこともあり、私に書いてくれた人もいた。

○『論理国語』は難しいけど授業を楽しんでいる、思考の幅を広げたい、と書いてあった!!!
なんとすばらしいの!!!(『論理国語』は『現代文』に代わる新しい科目。)

○この一年の自分の学外での活躍を書いて、『学校生活はぐだぐだですがおかげさまで論国は何とかなっています』と書く人もいる。
そんなこと言えるんや!
書いてもらわないとわからないね。

友達に宛てて、その友達のいいところを書いて伝えていたり、『年明けには修学旅行だね~』という授業中のみんなとの雑談から、『修学旅行楽しみだね』という一言で締めくくっている年賀状もあってかわいいっ♡

昨日は嫌な気持ちで最悪だったけど、今日は最高に嬉しい気持ちで、年内最後の授業が終わった。やっぱり生徒はおもしろいな。

帰りに思い立って前に住んでいた宝塚市に行き、『転出届け』を出してきた。なんかすっきりしたくなってね。


12/13(水)

人にやさしくできなかった。

運の悪い日。

うまく言葉にできなかった日。


🌑

朝イチで急ぎの印刷をしていたのだが、隣のコピー機を使っている人間から、コピー機をチェンジしてほしいと頼まれて、嫌だったけど変わってあげたら紙が詰まった。
アア?💢
『詰まったんですけど!』と言ったら、隣の人間は『詰まっちゃいましたか』と言って、自分のコピーは続けたまま立ち去っていったファーーッ○!!!!🖕
く・そ・っ・た・れっっっ!

業務内容の関係で善意で水曜出勤したのだが、来るんじゃなかった。

これだけでなく、人とうまく温度の合わない日で、そういうことじゃないんだよとか、ソレが気にならない人間とわかり合うことなど到底無理とか、どうしても思ってしまい、ただそうなるともう私の言えることは何もないなというところにいたり、誰ともしゃべりたくなくなった。

自分の言葉が何も見つからない日だった。
世界像の違う相手に何を言っても無駄だと思ってしまった。今思えば、それをそのまま言葉にすればよかったのに。その言葉と困惑は伝わるはずの相手だったのにすぐさま諦めてしまった。
ショックだったのだと思う。居る世界の違いに。そのなかでの振る舞い方や物事の捉え方の違いに。
そのショックから立ち直ることができずにもういいやって投げ出した自暴自棄。
伝える発想と気力がなかった。

加えて、生徒とも少し揉めて嫌な気持ち。行かなきゃよかった。
こんなものを家に持ち帰るわけにいかないから、友達に洗いざらいしゃべった。クソミソに言ったら気分が上がったし、整理された。
若い先生が、年賀状を書こう! の授業用教材をくれたのも嬉しかった。

そもそもが!『 追試作って下さい』人間のせいで! 常にうっすら不安で憂鬱だったんだっ!

言葉にして伝えるという選択肢を持てない日は辛い。
一人で勝手に諦めてしまうのは自分で死を選んでいるのに近い。

帰ってドラマ『野ブタをプロデュース。』と『アンという名の少女』を見たら、あれっ私が言ってんのかなってセリフ。

我慢したり辛抱したりしてるから、人に優しくできない嫌な人間ができあがるんじゃないの?

『野ブタをプロデュース。』

人に優しくされたいし、だからこれからはできるだけ人に優しくしていきたいと思ってるし。

『野ブタをプロデュース。』

涙は愛の代償
だから涙は流していい

『アンという名の少女』

一生友達でいてください!

『アンという名の少女』


私は人にやさしくしたかった
できなくて悲しかった



12/12(火)

冬になると陥る、右側の肩と背中が右に引っ張られて痛くなるやつ、ひとまず今年は先生のところに行かずに湿布を貼って、少しずつ治ってきた。

📑

授業が1個だけの日で、テスト返却だから気楽で、今まででいちばん遅く行った。開始25分前。性格上、できるだけ早く着いておきたがるのだが、本当はこんなんでよかったのかもしれない。
もう一つのクラスは昨日からインフルエンザで学級閉鎖になった。

終わった後、成績処理をしたら納得のいく結果が出たのでかなり満足した。成績と赤点者が決まる。
誠実でもなく、努力もしない人にはそれ相応の報いっていうのがあるもんだな…。
たとえここではそうならなくても、きっと他の場面で痛い目を見る……見ろ……という呪い。というよりこれは恨み。少なくとも応援しないからな! 祈らないし。幸せを願ってやらない。どうか、人に迷惑をかけないでと願う🛐

昨日と打って変わって気持ちが軽くなったので、鶏南蛮定食を爆食いしに行った。


12/11(月)

行く前からもう帰りたかった

朝から軽い頭痛が治らず、薬も効かなかった

私の授業はない日で、採点のためだけに行くのが気楽だと考えていたが、採点のためだけに行くのは馬鹿らしく感じた。

自分がそうなためか、日頃仲のいい人のこともそう思っているように見え、個々の機嫌の悪さがそのままだった。
思った以上に採点に時間がかかり、頭痛も治らず、カレーも買い物に行くのも諦めざるをえず悲しくなり、あと3日も連続で働きに来るのかと考えたら言葉を失って、誰にも挨拶せずに帰る。

帰ってコーヒーを飲んだら頭痛だけは治ってよかった。
考えみたら、やっぱり追試の件がだるくのしかかっているのだった。家にいてさえもよみがえってくる。
私は断ったはずなのだが、もし1月の追試当日になっても誰も作っておらず、あの人間に、『お願いしましたよね?』と主張されたらどうしよう、とかいうことも考えた。くそだな。そんなことを人に、しかも非常勤の私に思い悩ませるだけで罪。懲役100年だ。
やる気が死んだので17:00に納豆とキムチとさとうのごはん200グラムと切干大根ひじきのお惣菜を食べて布団にもぐりこんでじっとしていた。

来週の平日にラジオをやりたいってかよちゃんに言いたい。


12/10(日)

会ってびっくりした。こんなに隙のある人だったっけ。そうか。だったか。いつも忘れてどんな人かわからなくなる。
会うのが三度目の友達。ちょっとぼんやりした感じが漂う人だった。けど、返してくる内容が鋭くて、よくわからない凄みがある。
エピソードトークを話すとエピソードトークですぐに返ってくる。

一度や二度じゃ全然わからないだろうと思って接している。から焦らない。
今日は、私の書いた『快晴元年のアップルパイ』を誕生日プレゼントとして差し上げたので、図らずも、その本の内容や、その当時や過去の話になった。出来事や人生の概略というか略歴を簡単に。
昨日に続き、そういうことを話すターンなのかもしれない。
友達も、自分の略歴を話して返してくれたけど、略歴の交換によって言えることは何もないなと思う。うまい感想も思い付けないし、それで相手のことをわかったわけじゃない。むしろ、要点だけ絞らせて足早に歴史を語るのは表面的で単純化しすぎだとも思う。

けど、自分のことで言えば、6年経って語り直すことはすごく意味があった。昨日に続き、いちばんヘビーな体験さえ笑いながら語っており、これは確かに、時が経ったのだということと、自分がどう語るのかという問題なのだろう。当時受けたパンチのきいたパワハラさえも、怒りと軽蔑の気持ちを込めて笑いながら語り直せる。当時の自分の、やや無理のある応戦のやり方も、しょうがないのよと苦笑いで話すことができる。これは何かすごいじゃん。

友達が、
『学生時代は先生になりたいとも思ってなかったってさっき言ってたけど、それで、先生になってどうか?』と聞いてきて、
『まあいいと思う。向いてると思う』と言うと、
『どの辺が向いてるのか?』と聞いてきたのがよかった。
先生の仕事について、『(自分に)向いてると思う』とはたびたび言ってきたが、『どの辺が?』と追及されたのは初めてで緊張した嬉しかった笑われてるのかと思ってどきどきした!そんなわけなかった!

私の授業、めちゃくちゃわかりやすいと思うの!
私には不思議と生徒の理解度がよく見えるし、相手に合わせることができる!すごくいい授業だと思う!


てなことを言った。誰かに言いたかったことなのかもしれない。
お返しに聞くと、友達も自分の仕事を『向いてると思う!』って!
『たまに天才じゃないかなと思う』って!!!🤣
二人とも、自分の仕事を向いてると思っていて、それに加えてアーティスト活動をしてる。それは本当にすばらしいね。


好評発売中!🍎


12/9(土)

同僚の人のジャズサークルのクリスマス演奏会に行った。

演奏と歌、いい感じにスイングしてて気持ちよかった。
私は朝ドラ『ブギウギ』を真剣に見ているからジャズを聴き慣れてきたと思う!

帰りに、一緒に行った人と駅前の喫茶店でお茶する。
自分や家族のこみいった事情のある話を隠さずする人で、めちゃくちゃたくさん話をしてくれた。
病気や子どもの不登校など、大変なのことの多い半生で、「呪われてるのかな?!」と笑っていて、たしかに、と思うぐらいの“不幸”続きだったけど、感動的な選択や驚くべき出来事があり、そのつど懸命に対応していて聞き応えがあった。

その後、つられて私もけっこうしゃべった。
2019年に書いた本『アップルパイ』の前の学校で起きたパワハラとセクハラについて。
辞めて、引っ越して引っ越して引っ越して、また先生をしていること。

話してみると、そんなものかとも思った。
みんなそれぞれ、色んなことに見舞われていた。
言ってないから何事もなかったように見えるけど、そういう顔してスンと座ってるだけで。
比べるものでもないけど、そのつどみんなけっこう大変なんだ。

語り直すのよかった。笑いながらしゃべっていて、私は笑いながらこのことをしゃべるのかと思った。


12/8(金)

◽️妹に電話した。
◽️ふかわりょう×武田砂鉄の『アシタノカレッジ』(2021年)をYouTubeで聞いた📻️
◽️先週と今週のドラマ『うちの弁護士は手に負えない』を見た。「誰もがみんな自分の代わりなんていくらでもいるとわかりながら、それでも自分にしかできない働きをしたいともがきながらやってるんですよ! 誰でもできる仕事を誰もやらなかったら、世の中まわっていかないでしょう!」 というムロツヨシの言葉がよかった。
◽️今週の『大奥』、録画をもう一度見てずっとずっと泣いていた。
◽️今週の『ブギウギ』、「大空の弟」を全部見た。泣き続けた。戦争で弟が死ぬのとかわけわからなすぎ。

🚰

今日あった、嫌で変で気持ち悪いことから回復するためにしたこと。

仕事場の人間のことに、時間外でも頭が取られるのが悔しく情けないのだが、自力じゃ解放されないから、せめて排出のための行動をしたいと思った。
泣きすぎて疲れた。

一日中、ままならないうえ、自分の考える理や美を貫けないことが多々。
したいわけでもないことを、そうと知りながらやってしまいちぐはぐの連発。

明日少し時間があるからシークレットモードで今日起きたことを書こう。


12/7(木)

ニイニイちゃんとさくらももこ展に行った。
20分遅れてしまって悪かった。

朝、電車の遅延で学校がテストを一時間順延したのにあわせ、自分も無理して順延して監督してしまい、ギリギリ到着の計算が、自分の乗る予定の電車も遅れた。
というか、朝、一時間無為の待機後、二時間立ちっぱなしテスト監督はへとへとでもう。(監督者は座らないように、と言われている。カンニングが増え、監督者への注意も増えた)

ニイニイちゃんはまずさくらももこ展に誘ってくれたし、時間決めるLINEもしてくれたし遅刻しても怒らなかった。甘えっぱなしで申し訳ないけど事態を作ってくれたり流してくれることに信頼と安心を覚える。いつもすみません。いつか(すでに?)愛想つかされそうなぐらいの自分との差だ。

さくらももこ展おもしろかった。
展示は『ちびまる子ちゃん』に始まり、順に漫画をじっくり読んだ。原画の展示とはいえ、読ませる展示だった。
と思うぐらい、『ちびまる子ちゃん』は全部話がわかったし、知っていたし、つまり何度も読んだのだった。細かい説明や枠外の手書きの解説がてんこ盛りの漫画で、そーいやそーだったなと思ったし、今自分の書く手紙の様相と通じるものもあった。

『ちびまる子ちゃん』のジャンルとしては『エッセイ漫画』と書いてあった。エッセイ漫画! それならば、私が自分の原点のように思うのも不思議じゃないよ。

遠足に持っていくおやつをまる子がかなり計画的に買う話が大好きで、子どものころ本当によく読んでいた。この漫画で、何かを読んで笑っちゃうぐらいおもしろいということを知ったし、夢中になって読み尽くすということを知ったと思う。
原点…古典…💡私の古典はまる子だったのか。

土産を買いたかったが何もかも高く、トートバッグも5000円で、ポストカードは10枚で缶の箱入りで3000円。さくらプロダクションは高いなあ。それで、『ちびまる子ちゃん』1巻がいちばん安くて、ていうか原点だから買った。たぶん昔から妹が持ってるけど、私は持ってないからな。


『放課後の学級会』だって


12/6(水)

ヨガ行けてよかった
レベルⅡはぼーっとしてたら危ない
後半ずっと別のこと考えてて、よろけて転びそうになった

妹たちのクリスマスプレゼントがわからなくなり、考え始めるといったい何人分買ったらいいかもわからず、やたらと商業施設をうろうろしてしまった。

夕方、クリニックに行って検査したら気管支喘息だって。数値が出た。名が付くと不思議と安堵する。コロナのせいで体質変わったんだと思う。また毎晩吸引のやり直し。今度は1ヶ月。気道に向けて粉を吸い込む。数秒息を止めなければいけないのに、コツがつかめないうちはむしろむせてしまい粉を無駄にする。ていうかあの薬、高いんだよな。

📻️

ちょっとみんな!
ふかわりょう×武田砂鉄、めちゃくちゃおもしろかった。先週のプレ金ナイト。
砂鉄クリニック行きたい。
押したら砂鉄がすぐ来るボタンほしい。

ふかわりょうの提唱するモレスキンワルツ、ステキ!

週休3日制が理想のように言われているが、そもそも一週間が7日というのが多い。一週間は5日でワルツ。これなら週休2日でいいでしょ、と。
火・水・木・土・日。
最高。

毎年年末にゲストで出ている恒例らしい…!

12/5(火)

夜に咳が出て起きる。痰を出しきらないと咳が止まらない。このことが続いている。
眠れなくなり、ネットでクリニックの予約をした。

昼に友達の希望で中東料理を食べに行った。
『セクシー田中さん』を見てたら食べたくなったんだって。
初めて食べた。全部おいしかった。ひよこ豆のファラフェル。名前覚えたい。

人との別れがつらすぎる話を聴いてもらい、
同僚から友達になれるよ、ていうかあなたたちはもう友達じゃん! 
と言われて少しほっとした。

あとは、別の人について、私にとっては少し恥ずかしい展開になった話もあって、内情を知れてよかったし、そういう人もいるんだなという感想。好奇心や冒険心から足を踏み入れることにより、危うく〈生命〉を無駄にするとこだった。時間やお金や精神にとどまらず、〈生命〉そのものの無駄!

つまり、綿矢りさの小説『嫌いなら呼ぶなよ』の主人公みたいな人に絡まれたのをちょっと喜んでしまったのよ恥ずい。
他の人たちはともかく、私は向いてない。

夕方家に帰ったらお腹が少し痛かった。水を飲みすぎたのか初めて食べた物があったからだろうか。
母に送ってもらったスガキヤの味噌煮込みうどん(きしめん)を作りさっと食べた。

『大奥』、上様が死んじゃって悲しみにくれる和宮の姿に号泣した。


12/4(月)

朝早く行きすぎた上に当たり前のように残業してしまった。
17:00すぎて外が暗いと、心細く、寂しくて、この世に自分は一人なのだと実感する。

冷蔵庫に一昨日の芋煮があり、昨日切って冷凍したチンゲン菜を入れたら味噌汁があっという間にできるよ、ということだけを頼りに何とか家に帰った。

12/3(日)☎️➿

一人でばっかり考えてちゃいかんなーっ
と思った。
つい、自分の弱い部分とか自信のないところをこすって考えてしまってその部分の生地が実際以上に薄くなってしまい、固定化し、知らないうちに事実として確定してしまう。

かよちゃんが電話で、私が前に出した本の値段について、『変える必要ないと思います』とはっきり言ってくれて救われた。
そっか。そっかあ…。私は自分でそうやって言うことができなかった。言ってもらえてありがたかった🍎

それから、『あんたは人と住めない』という、母にかけられた呪いについて、かよちゃんに話すことで、そうだったんだなと自分の状況を認識することができた。母の言葉が強く影響を及ぼす…世代? なのだと思う、自分のこと。

かよちゃんが試作した『川でピクニック 9月号』。ひとつきごとの冊子の形式がとてもいいので、12ヶ月分作ることにした。
かよちゃんが日記の選出と編集、それから印刷も(!!)をして、私には表紙の絵を描いてほしいと言ってきた! 
えーーっ(絵)。
ダジャレが出るぐらいびっくりぽんだよ。

電話を切った後、世の人々のインスタ作品を見てみたらかっこよくてステキで、こんなふうなのがいいと思うけど真似たら真似じゃんって思ってやめた。
かよちゃんは私の絵が好きとたびたび言ってくれるが、私の絵? って何? と、自分の絵のオリジナリティに悩む……など、イッチョマエだなと思う。

追記

ぼぶちゃんとLINEしていたら、ふと、ぼぶちゃんのアイコンが私が以前描いたぼぶちゃんの似顔絵(似姿?)で、私の絵ってこれなのかな…?って思った! なんとゆーか、ヘタウマ?(ウマくない🐎)愛だけあるんだよ。

ーーー

昼間に見た、平野啓一郎のオンライントークライブ(無料)、とてもよかった。
ある時期からもうずっと、「分人主義」をモチーフに小説書いてるんだって。
『葬送』、『マチネの終わりに』、『空白を満たしなさい』が読みたくなった。
作中に出てくるように、人に、「友達になってください」って言っていいのかな。変に思われたことがあるという読者からのお便りが紹介されていた。同じようなことをする人が本以外にも、私以外にも、いるんだな!

🗣️

見たり聞いたり読んだりして感動したこと(インプット)を、誰かに見せたり話したりしたい(アウトプット)というのは、人間の根元的な欲求じゃないか、と平野啓一郎が述べていて、それが恋愛の相手なら途方もない幸せだと言っていたのがわかりすぎてぐさぐさ刺さった。

👓️

日本では逆説的に忌避されがちな「普通」ということについて、「いい普通はいいものだ」と言っているのも印象的だった。「普通」を嫌がらなくていいのかもしれない。

🎀

「分人主義」が浸透すれば自死をする人が減るかもしれないと言っていた。場所や相手によって違う自分でいいし、そういうものだという意味で。つい、「本当の自分」があるかのように思い込み追い求めてしまうけど、実はどのような場でも同一で統一された一つの自分であるべきだ、なんて思わなくていい。

はーーーこういう話を人としたいいいいい~~~

12/2(土)

夕方友達と電話した。
友達の子どもが『み…ぐ…み…すゎん』と私のことを呼んでいて悶えた。(『めぐみさん』のこと。)
子どもが呼んでくれる自分の名前にときめいたことが以前もあったな…そうだ! 大学生の夏休み、ホームステイ先の8才の女の子ロズが呼んでくれた私の名前。『gu』にアクセントが置かれ、最後はビックリマークの付いた『Megumi!』。
子どもが、誰かが自分の名前を呼んでくれるって嬉しいんだな。

友達と話しているうちにだんだん、来年のことや自分の状況に集中しすぎないこと、楽しくいることが大事だとわかった。
たぶんどーにかなるさの精神で。

友達は電話の向こうでたぶん夕食を作っていて、私は家で柚子とすだち(かぼすかも)を切り刻んでいた。買った柚子ともらったすだち(かぼす)を合わせて氷砂糖に漬けてシロップにするのだ。

状況は特に変わらず名案も思い浮かばないけど、柚子とかぼすのにおいだけがずっとしていた。すごくよかった。
高い確率できっとおいしいものができあがるだろうという期待や予測ができるのも、この上なくありがたかった。

友達は、ここしばらく、家の片付けをしたり実家の手伝いに行ったりして、手や身体を動かしていたらしい。それと、元気に動きまわる子どもと一緒にいた。

12月はそういうことをする日にしよう、そして元気でいようと思った。

ごちゃごちゃな部屋を片付けずに撮る



12/1(金)

職場で電車までの時間つぶしで本を読んでいたらお茶に誘われた。今隣の食堂でという意味ではなく、今度別の場所でということらしい。
ん? 今度、隣の食堂でという意味か? 
『しましょうしましょう』と調子よく答えたが、果たして。

美容院で人物の説明に始まる一部始終を話したら、『それって、めぐみさんは行きたくないんじゃないですか?』と言われた。
しかし鏡の中の私の顔は笑いが隠せずにいて、つまり『行きたくないけど誘われたのは嬉しい』のかもしれない。
人の心はなんて複☆雑!


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