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【食欲を刺激するマジック!】シズル効果の魅力とは?


こんにちは!
川江光です!

A.当店オリジナルビーフシチュー
B.じっくりことこと煮込んだ当店オリジナルビーフシチュー

レストランに入り、AとBのメニューを見た時どちらに惹かれますか?
どちらも同じビーフシチューですが、「じっくりことこと煮込んだ」というフレーズがあるだけで、AよりもBがより美味しそうと惹かれた方が多いのではないでしょうか。

今回は文章、デザイン、色などで食欲や購買意欲を刺激する「シズル効果」についてご紹介したいと思います。

①シズル効果とは?

シズル効果は、音や香りなどの五感刺激によって、消費者の購買欲求を高める効果の事を言います。
シズルとは、お肉がフライパンやグリルで焼かれて、ジュージューと音を立てる様子を意味する「sizzle」という英単語から由来されています。特に食品や料理の広告写真などでシズル効果を活用した広告が頻繁に使われています。

②活用例

シズル感を演出するには、デザインや色、説明文、音などシズル感を演出する方法は様々です。
例えば、ビーフシチューの場合、

・味覚
メニューの説明文に「低温で8時間、じっくりと煮込んだ贅沢なビーフシチュー」といった表現を使って文字でもシズル感を演出できます。

・視覚
ビーフシチューの写真に、熱々の湯気が立ち上る様子を表現して目で見て美味しさを感じる事が出来ます。

・聴覚
CMで「グツグツ」「コトコト」といった音を取り入れ、食べる音や調理音を強調する事で聴覚からの美味しさを感じる事が出来ます。

・嗅覚
試食販売や調理の香りで、店内や周囲に広がる香りで食欲を刺激する事が出来ます。

・触覚
「とろけるお肉」「濃厚なスープ」などの表現を使って、口に運んだ瞬間の触感に焦点を当てる事が出来ます。

このようにシズル効果を活用する事で、消費者が商品を選ぶ際に、文字だけでは伝わりにくい魅力を感じられるようになり、五感を通じて、最大限に商品の魅力を感じさせる事で、消費者の心を引き寄せ購入にも繋がりやすくなります。

③まとめ

今回は「シズル効果」についてご紹介しました。
五感を刺激する要素をうまく組み合わせて、商品やサービスをより魅力的に見せる事が出来るのでぜひ参考にしてみて下さい。



以上
川江光

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