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Cryptoの話 (1/4)

みなさん、こんにちは!

ご覧いただきありがとうございます。

暗号通貨について各地で勉強中の大学院生です。本記事では、【そもそも、通貨って何??】【通貨が取って代わるのってどういうとき??】について書いていきたいと思います。

OmiseGOの長谷川潤さんの講演をたまたま聞く機会があった。素直に、世界は変わろうとしてると思った。

大昔。石器時代は、石の大きさが資産を表していたらしい。だけど、貨幣が誕生してから、次第に石に価値は無くなって行った。きっと、過渡期には、石と貨幣に交換価値があったはずだ。それなら、

めちゃくちゃイケてる大きな石を集めてきたら、日本円に交換できる?

もちろん、NOですよね。現金には変えられない (資材としては売れるかもしれないが、通貨として等価交換はできない)。それなら、

そもそも、通貨ってなんだ??

通貨は、コミュニティ全員の信頼があって初めて成り立つ。たとえば、おれが紙に1万円と印刷して発行しても、通貨としての価値はない。なぜなら、単純に怪しいし信頼がないから。

じゃあ、1億人が使えば、どうだろう?

マクドナルドでも、百貨店でも、コンビニでも、おれが印刷した紙切れが当たり前のように使われていたら、どうだろう。日本円やドルとの交換価値が生まれるはずだ。なぜなら、みんな使ってるから。みんな合意の上で使っているから。

日本銀行が発行した1万円札、さまざまな商品が交換されている。同じことだと思う。信頼については、日本が破綻しない限り担保されている。

つまり、

通貨=信頼

なのだ。

では、どうやったら信頼を得られる通貨となるのだろうか。もっと具体的に言えば、現在の通貨に取って代わる新しい通貨として認定されるためには、何が必要なのだろうか。ちょうど、石器時代に石から貨幣に遷移したように。

ポイントは、2つに尽きると思う。

① 圧倒的な利便性

石は、重いし持ち運びにくい。しかも、偽造ができてしまう。銅貨は簡単に小さくて持ち運びができて、偽造もしにくい。当時は、あっと驚く、革命的な発明だったに違いない。サトシナカモト(先祖)が発明したに違いない。

② 圧倒的な流通性

いくら、革命的な通貨があっても、多くの人が使って流通していなきゃ価値がない。多数の人々が所持していて、支払い手段として多くの店舗で利用できて、通貨として認定されるはずだ。

この2点が無ければ、今の通貨と取って代わることは不可能だ。

(つづく)

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