ある人が「靖国なんて廃社すればいい」と言ったら大炎上。

批難が押し寄せた。

言った本人がどう思ったか知らないが、ここからは想像。

言った本人には批難は不快で、どうせこういう事言って来るのは「ネトウヨ」なのだ、

と思う訳だ。

また、こんな事も有った。

自民党の幹部がLGBT法を通して批難が殺到した時、

文句言ってるのはどうせネトウヨだ、と言ったとか。

この「ネトウヨ」という言葉を使う人の言っている事を聞いていると、

いつも違和感を感じる。

「ネトウヨ」という人種が居ると思い込んでいるみたいだ。

そして、その言葉を使うのは左の方に寄った人たちで、

彼らは自分たちこそが正義で標準で多数派なのだと思い込んでいて、

「ネトウヨ」という少数派が居ると思ってしまっているということ。

彼らが言う「ネトウヨ」のイメージは、

戦争をしたがっている、軍国主義者、歴史修正主義者、という感じだ。

迷彩柄の街宣車で軍艦マーチを鳴らしながら走っている様な「極右」も、

現実的ではない現行憲法を改正するべきという「保守派」の人たちも、

全部ひっくるめて「ネトウヨ」だと思っている様なフシが有る。

せめて「極右」と「保守」の区別くらい出来る様になって欲しい。

そして、「保守」というのは何なのか少しは考えてみたほうが良い。

「保守」は昔のままを維持して絶対に変えたくない人たちで、

昔の軍国主義が素晴らしいと思っている人達、という様な

あやふやで間違ったイメージを持っているからこそ、

全部ひっくるめて「ネトウヨ」だと思ってしまっている。

憲法を改正しようとするとネトウヨ、国旗に敬意を表すとネトウヨ、

靖国神社に参拝するとネトウヨ、「愛国心」と言うとネトウヨ、

という、幼稚すぎる思考停止なのだ。

なぜ憲法を改正する必要が有るのか、現実的に考えたほうが良い。

戦争を防ぐ為の現実的な方法は今のところ軍事力のバランスをとることだ。

戦争したいから軍備を増強する訳ではない。

軍事力ではなく話し合いで解決などと言うが、

そんな事は言う必要が無いくらい当たり前の事なのだ。

話し合いでは解決しないから軍事になってくるのだ。

自分の家族や自分の故郷を守ろうと自分を犠牲にしてくれた先輩達に、

感謝と哀悼を捧げるのが何故いけないのだろうか。

A級戦犯とは一体何なのか知っているのだろうか。

自分の国の国旗に誇りを持ち、敬意を表すのは世界標準の当たり前の事だ。

要するに、自分を育てて守ってくれた自分の祖国を愛していて、

その文化を引き継いで行こうと思うのだし、

さらにそれでも問題点が有ればそれは修正して行きましょうというのが「保守」なのだ。

あまりにも幼稚な誤解をしている人が「ネトウヨ」という言葉を使うという事だ。


先の大戦についての評価を、学校の教科書から離れて勉強してみただろうか。

中国や韓国が言っている「歴史問題」とは何なのかきちんと事実を見て考えたのだろうか。

自国の国旗に敬意を表さない、戦争になったら自分たちを守る為に戦わない、

というのがいかに異常な事なのか、世界の人達に聞いてみたほうが良い。


どうしてこうなってしまったのかと言えば、簡単な話、GHQによる占領政策のせいだ。

良心的な保守がパージされ、

国を混乱させて国を弱める人たちが教育界やマスコミを占拠した結果なのだ。

自分の国を愛するのであれば、事実を見つめて勉強しなおす必要が有る。

勉強してみれば、日本の教科書の酷さが解ると思う。


左派の人たちがいつも選挙後に言う事は「民意が反映されていない」だ。

自分達が多数派にならずに、「ネトウヨ」が多数を取ってしまう。

そうではないのだ。

あなたが思っている「ネトウヨ」とは

「サイレントマジョリティ」の事かもしれないと考えて見るべきだ。


さて、セキュリティクリアランス法が国会に挙げられる様だ。

これは非常に重要な事。

さらにスパイ防止法も急がなくてはならない。

国会審議に注目したほうが良い。

スパイ防止法に反対するのはスパイなのだから。

誰が反対するのか良く見るべきだ。



安全保障オンチ 静かなる侵略

まともな大人が必要 日本を守るには

軍事カマトト 非現実的な人々

戦後レジームからの脱却 自虐を捨てて普通の国に