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どんな仕事でも、やることはシンプルで一緒なんです

■身近な変化


昨年の10月頃から、立て続けに身内に変化が起こりました。

沖縄の息子、そしてパートナーの体、そして娘の学校のこと、実家の母親の手術。

これは、何かのサインかもしれない。。
身近な人との関係が人生の質を左右すると思っていて、
だからその中でもパートナーシップが大切ですと
事あるごとにお伝えしてきました。

決して、関係が悪いわけじゃない。
でも、足元のことを本気で考える大きな機会になりました。

自分の目で見えている世界に本気で目を向けず、
どこか遠くの、まるでユートピアのような理想郷を追い求めていたのかもしれません。

どうやら、雑音が多すぎたみたいです。
あっちこっちに顔を出して、自分の価値を高めようと
ブランディングや、マーケティングや集客をずっと考え続けている。

身近な人と一緒にいても、心はどこか違うところにいるような
そんな日常だったのかもしれません。
パートナーシップのことをやっていることで、身近な人との関係が
悪くなってきている?


そもそも自分は、何のためにパートナーシップのことをやっているのか?
別に、困っている誰かを助けたいとか、
自分の経験やノウハウで誰かを変えたいとか、
それによって感謝されたいとか、
すごいって言われたいとか、自分の価値を高めたいとか、
「パートナーシップの人」って認知されたいとか、

いや、違う。
そうじゃないことに気づいた。
身近な人との関係が人生の幸せに直結することは、
本当に感じている。

ただ、自分が幸せを感じながら日々を過ごすために、
どうすれば幸せになれるかを考えていった結果を、
自分のために言語化していっただけだった、ただの独り言で。

そこには自分の「強い思い」みたいなものが自然と乗っかって、
自分の思いを発信することが、特に自分で仕事をしている事業主にとっては
最高の自己表現やファン化につながると思って、発信の苦手な事業主のサポートもしました。

そこで感じたことは、
ご本人なりの理由が色々あるにせよ、「発信しない」ことをその人が選んでいること。(やろうとしてもできないのを含めて)
だったらそれでいいんじゃないかって、そこに立ち入れない自分がいました。それを「発信したほうがいいよ」っていう行為、背中を押すとか、導くとか、それを含めて「誰かを変える」ことに多少の烏滸がましさを感じてしまいました。

それを否定するわけでもなく、間違っているわけじゃなく、ただ自分には合わないと思っただけです。


夫婦関係もそうで、「こうすればうまくいく」やり方やノウハウを発信したりすることに違和感を感じ始めました。
誰かの人生を変えるとか、背負えない自分。
自分は自分、人は人。

自分にとってはパートナーシップは生き方であって、誰かにやり方を語るものではない。カウンセラーやコーチを気軽に名乗れなくなった自分がそこにいました。


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■では、自分は何がしたいのか


とは言っても、収入がないと生きていけない。

じゃあ、働いてお金をもらうってなんだ。

前も投稿したけれど、
お金って
何かのサービスをお客様に提供して、

お客様の感謝が自分の価値。それがお金じゃないかなって。

そんな、たくさんの人にすごいって言われたりしなくていい、
もっ地道で、シンプルで、地に足をつけた何かがしたい。
そして些細なことでいい、感謝を感じられること。

コンビニでも、清掃でも、多分何やっても一緒。
結局は自分がどうか、目の前のお客様に感謝して、
全力でサービスして、ありがとうって思われて。

そこに感謝の循環が生まれる。



ある日、こんな求人を見つけた。

仕事内容:ネットスーパーのご注文品をお宅へ配達するお仕事です。

アピールポイント:一緒に働いて頂ける仲間、委託ドライバー様を本気で求めております。そんな中だからこそ、働く「ひと」、働く「意味」を大切にしていきたいと考えています。当社で働く人たちは、配達先のお客様宅へ、大切な商品をお届けすると同時に、「ありがとう」「助かりました」という言葉をたくさん頂けるような一瞬一瞬を積み重ねていきたいと思っております。その結果として「またあなたに届けてもらいたい!」というお声を頂けるように、「人と人とのつながり」を大切にしていきたい!と本気で思っている会社です。当社の「仕事」に携わる仲間と共に、仕事を通し「人」として、「徳高き人」を目指して参ります。ご覧になって頂いている皆様と、会える日を心から楽しみにしております。

「高待遇」「稼げます」「休み自由」などが多い中、その求人が目を引いた。
思いを語っていた。興味を持った。

ただ、HPや求人では口当たりのいいことを書いてあっても、実態が伴っていない企業をたくさん見てきた自分は、そこの一貫性を確かめたかった。
代表の雰囲気、何を大切にしているか、代表と従業員の間柄、そんなところだ。

そして、その印象は仕事を始めるまで、ずっと変わらなかった。


■今の自分

都内でネットスーパーのドライバーをしています。 

私たちの体は言葉と食べ物でできているとも言います。

食品、体に入れるものだから、そこに乗るエネルギーは大きい。

例えば同じ料理するのでも、食べてくれる人たちに愛情を感じたり感謝しながら作るのと、文句を言いながら作るのでは、全くそこに生まれる循環は違ってくる。


受け渡しのほんの数分の時間で、それができる。
これが、毎日楽しいです。
目の前の人に笑顔と感謝をお届けしています。
受け取った方が、ご家庭でそのエネルギーをお料理と一緒に
食卓で伝えることで、その家庭が幸せになっていく。

その循環で、幸せの輪が広がっていく。
それが嬉しい。


すごくシンプルですが、自分はこれでいい。

僕たちはどこかで評価されて生きていますが、見られたり、価値を見定められたり、そんな自分はもういらないかなって。
ただ、自分が楽しく、ありがたいなあと感じて、それが返ってきて、
輪が大きくなっていく。

やっぱり刺激が多すぎて
大切なことを見逃していた

雑音を減らしていくと
たいせつなものだけ残る

シンプル。

自分と身近な人がしあわせであれば
それでいい
そこに集中する

■終わりに

今の活動は

  • オンラインサロン

  • ラジオ

  • お手紙の会

になります。
そのほかのお仕事は積極的には行っておらず、ご依頼ベースでのご相談になります。よろしくお願いします。

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