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「2022年2戦目関西実業団、まさかの初タイトル」


こんにちは!Gollirabアスリートの川西裕太です!

今回の話は、シーズン2戦目で予想していなかったタイトルを獲得したという内容になります。

前回に引き続き、レースに向けての調整と感想、レース本番の感想を振り返っています。

最後までお付き合いよろしくお願いします!



2022年5月13日〜5月15日に徳島県で開催された第66回関西実業団陸上競技選手権に初出場して男子100mで初優勝することが出来ました!

今回のレースの狙いは、日本選手権に向けて自分のしたい走りをレースで再現することと、課題の再確認でした。

ポカリスエットスタジアムのタータンが貼り変わったのと海が近いから風が強いという前情報を聞いてましたが、実際どんな競技場なんだろうと思いながら、試合に向けて調整をしました。

今回の調整+コメント ⚠︎感想は僕の思ったままを綴るため敬語などは使わずにいきます。

5/6(金) 20m加速+200m 20.94 
頑張りました。200m久々すぎて走りの流れ悪かったなあ、頑張りすぎた。遅いなあ笑

5/7(土)休み  昨日頑張ったから休みました。ロングスプリントした日と次の日って若干体調悪くなる。

5/8(日) ウェイトトレーニング 
今日は走らないって決めてたから高重量で、頑張った日 シーズン入ったら体重落ちて高重量きつい

5/9(月) 昨日頑張ったから休み 治療 
僧帽筋と背中メイン 治療院の先生に「社会人になってから疲れが出る場所変わってきたねえ」と言われました。

5/10(火) 10m加速+100m 2本 9.37 9.45 
織田記念の反省を活かして前半に重きを置いて1本目。良い加速は出来たけど、65mくらいから動きに制限がかかったみたいに身体の動きが悪くなった。原因はお尻と肩の動きが止まったからと、コーチに指摘された。自分的にもそんな感じだったため納得した。2本目は後半に重きを置いてウェーブ走で。ウェーブ走とは波打つみたいな感じで強弱を付けて走る事です。
1本目の疲れが凄くて、自動的に省エネな加速、中盤は意図的にリラックスして、70mくらいから力まないように頑張る、2本目は割と綺麗な流れで走ることが出来ました。これをレースで出来たら良さそうと思えるくらい。
今日も頑張ったなあ。

5/11(水) スターティングブロックからのダッシュ
30〜60mを2本
昨日頑張ったし、やりすぎない。
コーチから疲れているから「走りに遊びがない」と言われました。ウェイトトレーニングは今日は休みにして、銭湯にいこう。

5/12(木) 休み 治療 大腿四頭筋の治療が痛すぎた。自分で出来るケアじゃほぐれないのが不思議

5/13(金) 休み 移動 高速バス 寝てたら淡路島に着いていて、気がついたら徳島に上陸していた。宿泊するホテルがいい所すぎて、コインランドリーがなかった。明日は手洗いしよう。晩御飯は鳥を食べました。美味かったなあ、明日も食べようかな。

安兵衛さんの鳥定食



5/14(土) 前日刺激 徳島駅から鳴門駅は電車で、鳴門駅からは徒歩で散歩がてらポカリスエットスタジアムへ(約30分
スターティングブロックから60mくらいを2本
追い風の中、気持ちよく走れた。身体の動きも悪くなく、調整はしっかり出来てるなと実感、明日条件よかったら記録出せるんじゃないかな。
ホテルに帰ってから、手洗いで洗濯して学生の時に行ったマカオの遠征を思い出した。
晩御飯は、趣味で陸上を続けている高校の先輩と昨日食べた鳥を食べに行った。美味かったなあ


レース当日の感想

レースの1本目が12時だったため、五時間前の7時に起床。
朝はホットコーヒーを飲んでから、チェックアウトを済まして近くにある松屋の朝食を食べました。
移動は、昨日も使った鳴門行きの電車に乗り、鳴門駅からはタクシーで行った。30分かけて歩いたのに5分で着いて車の速さを体感しました。

今回は予備予選、予選、決勝とありましたが登録タイム上位10名は予備予選の免除があり僕は8位だったため免除されました。
予備予選は朝9時45分開始だったため、凄く助かりました。

予選は3組あって1と2組目、3組目と10分程招集時間が違ったため、ウォーミングアップの時間を調整する必要がありました。
一本目のレースだったため、しっかりとウォーミングアップをしようと決めていて余裕を持って80分はウォーミングアップをするとタイムテーブルを見て前日に決めていました。
ウォーミングアップを始めてから50分を経過したくらいに、予選の組の変更があるかもと知人が伝えてくれました。5分後には変更が確定しているのをiPhoneで確認しました。
当初は僕は予選3組で発表されていたのですが、運営側からの連絡はないまま予選2組に急遽変更になりました。
組の変更は全然よかったのですが、招集時間の変更が結構辛く、ウォーミングアップの最後の10分の短縮は正直焦りました。
変更したから文句を言える訳もなく、対応しました。
ウォーミングアップですることは決めていたので、時間を短縮されても無事に終えました。

予選2組2レーン 2着 10秒40 +1.9m 神風


予選は、走った感じは悪くないけど動画を見るとスタートの反応が案の定遅いなという感じでした。
走りは悪くないから、決勝はスタートの反応を少しでもあげようという振り返りをその場でしました。
落ち着いた今の振り返りとしても違いはなく、スタートの反応が遅いなと感じるのとスタートの角度が高くて加速していくのが遅いなという印象でした。

予選と決勝の間が1時間30分くらいありました。
回復、ウォーミングアップの順に動く必要があったので、とりあえずは頭を空っぽにして40分くらいは回復に努めました。決勝前のウォーミングアップは、関節を速く動かして刺激を少し入れてあげるだけで完成するので、速く動かす、疲れないように、を徹底しました。
スパイクは履かずにシューズでクラウチングスタートの形をして、出るだけの反応を少しでも良くするイメージで3本しました。音が欲しかったので、高校の時の先輩にお願いをして3本共に手を叩いて頂きました。めちゃくちゃ助かりました。周りの人に恵まれているなあと決勝のレース前に感じました。


決勝 4レーン 2着 10秒45 +0.4m


決勝はスタートで出遅れた感じはせずに、気がついたら80m付近まで来ていて、最後の20mは肩が上がらないように意識しました。
走った感覚的には、後半よく走れていたので10秒40くらいかなと思ってましたが、10秒45でした。
力んで走った感覚もなく、なかなかいいレースをしたのではないかなという手応えでした。
落ち着いてから動画を見返すと、スタートの反応は予選より速くはなったが、角度が高く加速に入るまでに少し時間がかかっているという予選と同じ印象でした。
後半は予選、決勝と変わらず落ち着いて走れていたので冬に取り組んだトレーニングやレースに対する考えの変化が現れているのかなと思います。

レースは2着でしたが、1着の韓国の方はオープン参加扱いだったので、優勝になりました。

初出場、初優勝🥇


オープン参加とは、枠組が違う所属の方達は決勝で一着になっても順位がつかないという形です。

今回のレースでも課題として残ったのは、スタートの反応と角度でした。
課題が明確になったのが今回のレースの収穫になりました。

次戦の日本選手権までの日程はあまりありませんが、しっかりと課題を潰し、今回よりも内容の良いまとまった走りをして今年の最大目標である、決勝に挑みたいと思います。


引き続き、応援よろしくお願いします!

ここまで拝読して頂きありがとうございました!!

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ありがとうございました。

川西裕太

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