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別府駅前通りの商店街。地元愛と物事を楽しむ姿勢に温泉地の活気を感じる。

おんせん県大分を代表する街。別府。
そこで街を活性化させるために、努力を惜しまず人を楽しませようとするパワフルな人達に出会った。

7月の4連休に予定されてる「スカイシアターin Beppu」
大分県唯一の百貨店トキハ別府店の屋上で上映される映画のイベントだ。

百貨店の屋上のイベントに「スカイシアター」と名付けたその発想力も素晴らしいが、ネーミングに誰かを楽しませよう!という油屋熊八のアイデンティティを感じずにはいられない。

コロナ禍で開催されるイベントには、これから避けられないコロナ禍のイベント開催対策をどうやってとっていくべきか?
そのイベントのモデルケースを作ろう!という高い目標も掲げられている。

地元愛に溢れる地元別府駅前の商店街の人々を中心として作られた「おんせん県エンタメ実行委員会」の対策を見てみよう。

1.三密回避の打開策は3つ!

①席は区画売り
映画の席は、1席いくら。ではなく、5人推奨の3メートル✖️3メートルの区画売りだ。
家族や友人、自分の良く知る人とのみ。プライベートな区画の中で映画が楽しめる。

②買い物は並ばない
当日会場では、別府駅前通りに店を構える店舗なのが飲食の販売をするが、並ばずに買えるようにと、自分の区画席から出前をとるシステムだ。
オカモチ用意したー!笑笑と楽しむ店主の姿勢はコロナ禍で苦労をされていることを一瞬忘れてしまう。
また、会場への飲食の持ち込みは自由だ。

③会場は立体駐車場の屋上
駐車場は、百貨店の立体駐車場の屋上であり、車で会場近くまで近づくことができる。
また複数の誘導路も確保されている。
よくこの会場を思いついたものだと感心せずにはいられない。

2.来場者の氏名と住所を特定する!

当日誰が来たかを万が一を考えて、記録に残していつでも追跡できるようにする。

3.入口での検温。消毒液の準備!

最近人が集うところでは当たり前になってきているが、
当たり前のことをきちんと忠実に行うようにしている。

別府を少しでも活気づけたい。実行委員会の企画は映画だけではなかった。

なんと。各日の映画の前には前座ステージが!

この前座ステージにも、実行委員の熱い想いが。


26日に前座ステージを務めるヒットパレードクラブは、別府の有名店。毎晩オールディーズの生演奏を楽しめ、観光客も多く訪れる。今回このコロナの影響で営業を自粛せざるをえなかった。
(現在は予約制で営業を再開)

25日のフラのメンバーも、毎年5月に開催されるフラフェスティバルin別府が中止となり出演機会を失っていた。

実行委員のメンバーのほとんどが個人事業主。
実行委員だって、コロナ禍で本業は大きな打撃を受けている。そんな中で、ボランティアで誰かの応援のために、誰かを喜ばせるために取り組む。

そんな人の想いに人は動かされる。

チケットは、クラウドファンディングサイト「CAMP FIRE」で購入可能。
現地に行けない人も支援できるコースもあるので、ぜひ実行委員達の想いに触れて欲しい。

https://camp-fire.jp/projects/view/276595











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