【ドイツ語雑学】egalの二つ目の意味
ドイツ語のegal(形容詞)、意味は「同じ、等しい、どっちでも良い、どうでも良い」
この言葉、日常にてドイツ人の使用頻度が非常に、非常に高いです。
特に、私がよく聞く場合は圧倒的に「どうでもいい」という意味で使われている気がします。
なので、私がこの言葉にもつのは、割とネガティブなイメージ。
「Ah, egal.」この組み合わせがポピュラーかな。
たまにうちの息子が突然ドイツ語で話しかけてきた時、聞き取れずに「ごめん、もう一度言って」って頼むと「egal(もう、なんでもない)」と返されることが多く、「それなら最初から話しかけるなよ」って思います。
さて、このegal,実は最近他のことを調べていて偶然知ったのですが、地方によっては副詞の使い方をする場合もあり、意味は「いつも、常に(独語:immerと同義)」。
例えば
Er hat egal Hunger. (彼はいつも腹を空かせている)
Er ist egal müde. (彼はいつも疲れている)
Dort regnet es egal. (あそこは常に雨が降っている)
というような用法になります。
ただし、形容詞の場合のegalの発音が「a」にストレスがかかってエガール、と言うのに対し、副詞の方は頭の「e」にストレスがかかってエーガルになるらしいです。
ちなみに、私の「アルファ独和辞典」には副詞の明記はありませんでした。
これは、うちの旦那も知らなかったので、いきなり副詞で使っても通じないかもしれません。
でも、ドイツ人でもあまり知らない副詞の存在を日本人が知ってるって、ちょっとトリビアみたいで楽しいかな、って思います。
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