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2月3月に読んだ本をまとめて

本は読んでいるものの、ブックレビュー的なことは何一つかいていなかったこともあり、まとめて読んだ本を紹介したいと思います。

希望の分子生物学 黒田裕樹著 NHK出版

結構、期待して読んだのですが、すこし思っていた内容と違っていました。
分子生物学の基本的なことから最新情報まで書いてあるけれどなんとなく楽しく読むことができなかった。
たぶん、私が期待しすぎたためだと思う。
とはいえ、情報の内容を充実しています。

疲労とはなにか 近藤一博著 講談社

欧米では疲労って自分のコントロールができていない、ダメっ子ということで、日本でたまに忙しくてつかれているアピールするとドン引きされるといことがわかっただけではなく、なんとなく疲れた、寝たら治るって感じではなく、科学的に疲労を解説してくれている。私的には良書です!

謎とき 世界の宗教・神話 古市憲寿著 講談社

西遊記とかも入っていていてなかなかに幅広な内容を取り扱っています。
ざっくりと広く宗教とか神話とかについて楽しく知ることができまます。
私、古市憲寿氏の本とは知らずに読みましたが、本当に学者だったんだ・・・と思いました。あと、後書きに日本人は無宗教というけど、お守りを躊躇なく踏める人はそうそういないという側面もあり、信仰心は結構あるっていう部分に「なるほど」って思いました。

書いてはいけない 森永卓郎著 フォレスト出版

こちらは、死ぬ前に書きたいことは全部書く!との意気込みで書かれているとのことで、それはそのとおりなのだと思います。けれど、ジャニーズの話以外は著者は他の本ではっきりと書かれていたりします。どちらかというとタブーへ挑んだことをまとめた一冊だと思います。
よって、すでに著者の他の本を読んだことがある人には勧められないですが、覚悟は感じることができます。

人間はどこまで家畜か 熊代亨著 早川書房

こちらは学ことが多い本。
家畜化しているというとなんかネガティブな感じであるけれど、現在起きているいろいろな事象(俗にいうホワイト化)についての生物学的な側面からの説明となる。
ホワイト化の科学的な説明要素となり、今起きていることの原因が社会的事実に基づいた考察だけなく、科学的な根拠に元付き説明されている。この本と「遺伝と平等」、そして、最後の「テクノ・リバタリアン」を読むと今の状況というか世の中ががなんとなくつかめられる気がします。

あなたを疲れから救う 休養学 片野秀樹著 東洋経済新報社

先の「疲労とはなにか」が疲労の原因を説明してる本であるのに対し、こちらは、疲労回復にフォーカスした本。(でも、ちゃんと疲れる理由もかいてあります)
疲れている人が多分メインターゲットだと思うので、優しく提案してくれている。
ちゃんと休みたいというか疲れを取りたい人におすすめ

自分専用のAIをつくろう!カスタムChatGPT活用入門
清水理史著 インプレス

いろいろとChatGPTの本を読みましたが、とっかかりに一番最適な本だとおもます。カズタムGPTを使ってみたい人にはおすすめ。Amazonのレビューは低いけど、私としてはとっても良書でした。あと、この本を読んだ後だと他の本も読みやすくなりました。
とにかく、カスタムGPTを使いたい!って人におすすめです。


テクノ・リバタリアン 橘玲著 文藝春秋

近頃、何かと話題のリバタリアン。そのリバタリアンの中でテクノロジーの力でリバティーを確保するという派閥がテクノ・リバタリアン。
なぜ?この本と遺伝と平等が結びつくかというと、人は小さいときに興味をもったことへ集中してあらゆる資本(人的、金銭、時間等)を投入することが大事ということが最新の遺伝学でわかっています。
そのことがいかに正しいかがこのテクノ・リバタリアンの有名人たちの生い立ちを知ることで結びつけることができます。
そして、世の中、家畜化が進む中でどのような社会が良いのか?とうーんって考えることになる本です。
でも、後書きに、日本人サラリーマンの会社に対しての気持ちについて書かれていたけれど(結構、そのとおりだと思ったのですが・・・)、そんな社会ってどうなんだろうか?そりゃ、息ぐるしいというか、生きづらいって思う人も多いだろうと

こちら4月の頭に公開しようとして思っていましたが、後回しにしていたら、4月ももう後半になり、さらに本を読んだ本は増えましたが、一旦、2月、3月に読んだ本について簡単なコメントをつけてみました。
興味がある本があったら、ぜひ読んでみてくださいね!

では、また!

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