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世界の行方

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世の中のこと、未来のことに対する様々な思い
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記事一覧

縄文人には見えていて、現代人には見えていないもの。

先ほど書いたことの補足だけれど、今回、北海道でもオーロラが見えた。  私は、自分でも縄文…

佐伯剛
9時間前
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人間の目には見えない宇宙の真理

 太陽フレアの大爆発によって、低緯度でもオーロラが見られたというニュースが、各地から届い…

佐伯剛
9時間前
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情報として表に出てこない日本のリアリティ

日本という国は、いくら都市化が進んでいるといっても、国土の70%以上が山岳地帯であり、島…

佐伯剛
1日前
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今年の木村伊兵衛賞作品展の哀しいまでの空疎さ。

 昨日、池袋の新文芸坐で、小栗康平監督の「眠る男」と 「伽倻子のために」の デジタル4Kレス…

佐伯剛
8日前
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日本人の潜在的な心の在り方と海人とのつながり。

古代に対する関心の持ち方は人それぞれだが、私は、卑弥呼のクニがどこにあったかということよ…

佐伯剛
2週間前
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口先だけの分析なら、もはやAIの方が上手にできる。

昨夜の地震の状況を知ろうと思って、朝、テレビをつけたら、屋台を引きながら無料でハーブティ…

佐伯剛
3週間前
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地震のサイクルと、日本社会のサイクル。

先ほど、愛媛、高知で震度6弱の地震。これは本当に怖い。南海トラフの前の、不気味な足音のような気がしてならない。  台湾から宮崎、そして四国と、最近、立て続けに、中央構造線の南側の地震が続いている。  1995年の神戸での大地震以来、北海道、新潟、鳥取、東北、熊本、そして能登と、ほぼ5年間隔で、中央構造線の北側で大きな地震が発生してきた。  そのあいだ、大きな地震が発生していなかったのは、東海、近畿の南部、そして四国と、中央構造線の南側で、南海トラフ大地震が発生した場合に大きな

自分の計画通りに作るのか、何かに導かれるようにして作るのか。

レヴィ=ストロースは、生命原理は、エンジニアリング(設計思想)ではなくブリコラージュで成…

佐伯剛
1か月前
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女性天皇が続いた時代。

愛子さま、明治神宮に初参拝。  この方は、なんだか巫女のようなオーラを漂わせている。  現…

佐伯剛
3週間前
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大谷翔平選手の”遊び”と、世俗世間の無聊の慰めの違い。

大谷選手の通訳が、スポーツ賭博で7億円近い借金をして、大谷選手の口座から埋め合わせをした…

佐伯剛
1か月前
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縄文時代に遡る巫女神が、時代を超えて伝えていること。

南海・東海大地震が起きた場合、もっともダメージが懸念される原子力発電所である浜岡原発は、…

佐伯剛
1か月前
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大震災と、この国の祈り。

南海・東海大地震が起きた場合、もっともダメージが懸念される原子力発電所が、静岡の浜岡原発…

佐伯剛
1か月前
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震災国日本の祈りのかたち

(さらに昨日の続きが、とまらなく続いてしまう。もはや誰が読むかなど、ほとんど考えていない…

佐伯剛
1か月前

巫の力と、天皇制。

(さらに昨日の続き)  古代、巫の力は、自分の存在を打ち捨てる覚悟で神に仕えることで、その身に神を憑依し、神そのものになって人々に豊穣をもたらし、人々を災難から守護する存在であった。  そして、古代の歌人には、この巫の力が宿っていた。  柿本人麿の出生地は、いくつかの候補地があるが、有力な場所が、終焉地とされる島根県の石見である。そして、益田市の戸田柿本神社が、人麻呂の生誕地に建てられているとされ、遺髪塚など遺跡がある。  この地の伝承では、語部の綾部氏を伴って大和から石見に