夫の甘えで妻のせいにさせるな 自立の原則2 ~同居の原則その1~

自立の原則の続き。

前々回の記事で、息子夫婦(以後、第二世代と記載する)はちゃんとやってないという批判や不満は妻に向かってしまうことに触れた。

これを防ぐ事が夫の役割であり、これを防げれば妻への小言が少なくなる。

親世帯(以後、第一世代と記載する)が批判や不満を持つということは

1、文化が異なり、その考えは違うと思う
2、甘えていると感じしっかりして欲しいと思う3、孫や息子(実子)が可哀想と思う

というだいたい3パターンだと思う。

自立の原則が解決するターゲットは上記2のパターンだ。
つまり夫が実の両親への依存から抜け出せていないから批判的になるのだが、それが妻にいってしまっているので、率先してやるべきことをやるということが事の始まりとなる。

もし、核家族だったらとか、同居前に夫婦だけとか子供達と暮らしていたなら、その時と比べて、同居してからやらなくなったことは何か?

それは今だれがやっているか?

考えてみて欲しい。

第一世代の両親がやっているなら、甘え依存が始まっているのか、扶養されていた時代にいつのまにか戻ってしまったのかはもうどうでもいいが、もしなんとなく自然に移行されていたのなら、回収して自分達でやってください。

もしくは、分担を整理する会議か会話をして下さい。これは目指すべき姿と以前の記事で伝えた点だ。協力しあってより良い同居生活に繋がる。

これは第二世代の妻にこそ有効で、同居によるメリットとでメリットのメリットを増やし、日々の辛さを和らげる。

もし、妻が替わってやってくれているなら、妻の動ける時間を奪っていて、必要なことが出来ずにいるかもしれない。

だが注意点がある、夫が自身でやっている感を出したり、見えるところで多くやりすぎると、パターン3の「息子が可哀想」になり、妻への不満が逆に増えるので、うまく妻に手柄を渡すことを心がけたい。

例えば、健康的な料理を妻が作るため手間が増えることを優先する方針にしているので自分の分担にしているなど、息子や孫のためになっていることを第一世代に伝えるなど工夫をしたい。

最後に、自立の原則は重要ではあるが問題の解決よりも予防の属性になる。

これだけを行っても対立的問題が発生しているときに速効性はないので、日常の心がけとして取り入れていただきたい。

次以降からは、本題の夫の役割やリーダーとしての行動に触れていきたいと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?