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【私の仕事】 忘備録(40)顔が完成したレイちゃん

◆この記事の内容:

顔を取り換える大手術をしたレイちゃんの顔が出来上がったことを書いています。


【私の仕事】 忘備録(39)ママさんの新しい彼氏?のつづきです。



ママさんに別れをつげて、ドアを開けて出ようとすると、、

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レイちゃん参上

女性が入ってきた。すごい美人!あれ~?

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顔は知らないけど体格は見覚えがある。

おぉ!レイちゃん?誰かわかんなかったよ!びっくりしたよ、美人になって!誰か分かんなかったよ。

お世辞は得意だ。口から水が流れるように出る。

レイちゃんに言われた。「あなた、口がぬる~い!」

おそらく、「口が上手ね」の意味だ。

実は、見た瞬間にレイちゃんだと分かった。レイちゃんは顔全部を取り換える整形手術を韓国でしたので、顔についているものはすべて変わって、別人の顔になっていた。「美人」に、さらに「可愛い」をプラスした感じ。上手に完成していた。

韓国で整形手術して帰国したばかりのときは、顔を包帯でぐるぐる巻きになって、痛いのを必死で我慢していた。その甲斐があったね。

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でも、、、、顔以外は以前のままだ。当たり前だ。顔の表面についているもの以外は何も整形していない。頭の形、首の辺り、髪型も前のワンレグス、体格も別に変っていない。レイちゃんは、小柄でほんの少しぽっちゃりタイプだ。

簡単に言うと美人の「お面」を被っていることと同じ。


連続のチュー

レイちゃんは僕と久しぶりに会ったのがとても嬉しいようだ。涙を流している。僕に抱きついて離れようとしない。もうそろそろ離して欲しいなぁと思ったとき、口にチューをしてきた。

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「待って、口はやめてくれ!」とは言えなかった。3回連続でチューされた。

レイちゃんは「もうすぐ常連さんが来るの」と言って、その場で急いで着替えだした。パンツ以外は全部脱いだ。へぇ~肌は白いんだ。

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そういえば、「女神」の店を手伝っているとき、夏だったので、よく上半身裸でクーラーの前で涼んでいて、色白だったのを思い出した。あとは痩せると完璧。

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10秒ほどで店のコスチュームに着替えた。

レイちゃんに聞くと、毎日この新しい店で働いているとのこと。「日本橋から電車で40分くらいかかるの。」と言った。


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お客さんが来たので、僕は帰ることにした。

「レイちゃん、またね。なんかあったらLINEして。」と言って、僕は自転車で自宅に向かった。

自転車に乗っている間、僕は考えた。それにしてもレイちゃんの顔、上手に完成していたなあ。韓国で200万か。。韓国の整形技術はレベル高い。確かに顔は美人になっていた。

化粧なしであの美人だから、ちゃんとすればもっと綺麗に違いない。新しいパトロンもできたようだ。だから、「彼氏を紹介して」とはもう言わなかった。

中国へ帰らなくて済んだのかな。また、偽装結婚でうまく乗り切ったんだろう。

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ママさん、レイちゃんとお別れ

彼氏ができたんだったら、これからはレイちゃんともLINEするのは気を使うなあ。。というか、もう連絡ことはないか。。

なんか、ママさん、レイちゃんと深く関わった「女神」の店を通しての物語が終了したようで、ちょっと寂しく感じた。。。

なんか、このまま自宅に帰る気持ちにならなかったので、難波の女性専門エステ店のママさんとこへ遊びにいくことにした。 

つづく。。

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その後の情報

この数か月後、ママさんはこのビルを売って別の大阪以外のところへ引っ越した。原因は、近隣住民とのトラブル。あやしい店だし、ママさんがゴミの出す日を守らず、しかも3階の窓から下のごみ置き場に投げ捨てたりして、いつも近所の人たちと喧嘩になっていたらしい。

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それから、また1年くらいたって、なんと日本橋にまた店を復活させている!

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現在、オープン中でネットにも載っている。しかも、レイちゃんも一緒に働いている。僕は、店に行って、レイちゃんと何回か会って、動画制作の営業をかけたら、「ママと直接交渉して。」と言われた。

ママさんと会って話をしたら、紙に電話番号を書いて渡してくれた。「ここへ電話して。」といつものニコニコ顔で言われた。

この先については、現在、コロナウイルスが流行なので日本橋の中国系メンズエステ店へは営業をかけていない。

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*この記事を書いたときは、あと2、3ヶ月もすればコロナは収束すると思っていた。ところが、7月になっても終わるどころか第2波がきている。


     

      (ご参考note記事)👇 ママさんの以前の店「女神」


*このnoteで書いてある記事はすべて実話です。「忘備録」として自分のために書いています。

◆ご注意:一部の記事はnoteのシステムによって18歳以上向けに分類されていますが、すべて18歳以上向けです。

よい子の皆さまは読まないでくださいね。