見出し画像

レビュー#09 MINAMATA−ミナマタ−

1971年、ニューヨーク。アメリカを代表する写真家の一人と称えられたユージン・スミスは、今では酒に溺れ荒んだ生活を送っていた。そんな時、アイリーンと名乗る女性から、熊本県水俣市にあるチッソ工場が海に流す有害物質によって苦しむ人々を撮影してほしいと頼まれる。水銀に冒され歩くことも話すことも出来ない子供たち、激化する抗議運動、それを力で押さえつける工場側。そんな光景に驚きながらも冷静にシャッターを切り続けるユージンだったが、ある事がきっかけで自身も危険な反撃にあう。追い詰められたユージンは、水俣病と共に生きる人々にある提案をし、彼自身の人生と世界を変える写真を撮る──。
1時間55分 アメリカ 2021年

Amazon prime video

水俣病を題材にした映画です。私の世代でも社会科の授業でしか知らない。これが「歴史の風化」ってもんなのか。
誇張はあるかもしれませんが、ほぼ史実なんだろう。ただ、一応、経営陣は悪党だろうけど、警察、賛成住民も彼らなりの「正義」だっただろうから、彼らを責めないであげないで。(「日本人は大悪党」みたく描くことは彼らにとって雑作もないことです。白人>黒人>ユダヤ系>イスラム系>アジア人というようなマウント意識があるので、バーベンハイマー?何が悪いん?となるんです)

ジョニー・デップに似てるなぁと思ったらジョニー・デップだった。アテンドした女優さんも綺麗だったけど、浅野さん、真田さんのMCU俳優も出ています。やっぱり俳優組合に入らないと、アメリカ映画には出てないんだろう。

ただ、今の時期にプライム配信するというのはある勢力が「利用したろ」と思ったんでしょう。その勢力、チッソ側とやってること同じだぞ。
この映画を引用し、処理水記事を書くとこあったら、「そういうとこだぞ」と言ってあげてください。

この記事が参加している募集

映画感想文

よろしくお願いいたします。いただいたサポートは会社立ち上げの資金にしたいと思います。