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移住後の人付き合いが不安!?【うわじま移住のススメ】

うわじま市民ライターのかずです。
今回の記事では、宇和島に移住してきた方や移住を検討されている方に向け、宇和島移住後にどうやって新たな人間関係を築いていけばいいのか、自身の体験から思うことを書いてみます。

宇和島に限らず移住を考えている人全員の参考になれば、と考えています。

移住を考えている方にとって「移住後にどうやってその土地で新しい人間関係を築いていくか」って大きな心配事のひとつですよね。

僕自身、数年前に神奈川県から宇和島にUターンしてきたばかりの頃は、宇和島で繋がりを作るのにとても苦労しました。

「Uターンなら地元に知り合いがたくさんいるのでは?」

と思った方もいるかもしれませんが、宇和島では基本的に高校卒業時にみんな市外に出て行ってしまいます。そのためほとんど友達は宇和島に残っておらず、Uターンといってもほぼほぼ0から繋がりを作らなければならない状況でした。

また、宇和島にいるといっても仕事はリモートワークが中心でほぼ家にいるので、なかなか仕事でも宇和島の人との繋がりはできませんでした。

それが今では、一緒に段々畑でジャガイモを作る仲間ができたり、大きなプロジェクトに分担して取り組むフリーランス仲間ができたりと、少しずつ宇和島で何かに向かって一緒に取り組んでいける仲間が増えてきました。

そうなるまでの実体験を簡単に書いてみます。

UWAJIMA QUESTの風景

きっかけはUWAJIMA QUEST

繋がりのできた大きなきっかけは、僕の場合は「UWAJIMA QUEST( 宇和島クエスト)」というコワーキングスペースに行ってみたことでした。

コワーキングスペースというのは、簡単にいうと年齢や性別に関係なく、さまざまな職業の人が共同で利用する仕事場って感じで、

コワーキングスペースという言葉自体は知っていたのですが、まさか宇和島にあるとは思ってもいませんでした。

2020年にオープンしたそうで、場所は宇和島市役所のすぐ前。

それまでのコワーキングスペースへのイメージは「第2の仕事場」、イヤホンをして黙々と作業をするようなイメージ。

クエストの存在を知ってからも、「仕事なら家でやればいいしなぁ」と行かずに時間だけが過ぎていきました。とある仕事の打ち合わせで行くことになるまでは。

しかし実際行ってみると、みんなめちゃくちゃフレンドリーで横の関係が強い。
サークルみたく映画を観る会まであったりする。

もちろん黙々と集中したい人は個室や集中スペースを利用することもできる。

何かを強制されることはないけど、何かをしたいっていえば協力してくれる人が何人も集まってくる。そんな環境で気づいたら新たな繋がりができていました。

UWAJIMA QUEST 集中スペース

実は、前回書いた記事に出てきた「Quest Farm」も宇和島クエストで生まれました。

宇和島は結構つながりやすい街

自分の場合は宇和島クエストに行ったことで色々な繋がりができましたが、宇和島の人自体、協力的な人が多く、簡単に人と繋がりやすい街だと思います。

あの社長とお話がしたい」と思えば、知り合いの知り合いくらいで必ず繋がれます。

その一方で、田舎特有の全員が顔見知りで「あの人と仲良くしとかないとこの街には居づらい」みたいな閉塞感は全くないです。

1人、2人合わない人がいようが、明日も堂々と商店街の真ん中を歩ける。そんな街です。

小さな街、いろんな人たち

今回は、Uターンで宇和島に帰ってきた自分の実体験や、自分の目線から見た宇和島について思うままに書いてみました。

「宇和島はそんな街じゃない」と思った方もいるかもしれません。
宇和島に限らず、今いる街に生きづらさを感じている人もいると思います。

それはもしかすると、今いる場所(職場やコミュニティなど)があなたに合ってないだけかもしれません。

小さな街ですが、いろんな人がいて、いろんなコミュニティがある。

あなたが座るイスも、きっとどこかに転がっています。

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