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呑み処食べ処

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食べ物や酒関係に関して。
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記事一覧

秋吉のこと

焼き鳥、焼とん、というのは俺はかなり好きな食べ物だ。あらゆる酒に合う肴はあるか? と聞かれたら焼き鳥を挙げるくらい、攻守両面が揃っていると思う。(何を攻撃して防御するのかはさておき)

俺の故郷、福井県の人々も焼き鳥が好きで、一年間の消費量は青森に次いで全国2位だとか。そんな福井県発祥で地元のチェーン店から、いつの間にやら16都府県に109店舗を展開するに至ったのが「やきとりの名門 秋吉」だ。

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八べゑのこと

つい最近までいわゆる「廻る寿司」に行ったことがなかった。別にブルジョワ自慢でもなんでもなく、寿司というのはスーパーの閉店間際の半額になったものを買って食べるか──あるいは、ちよだ鮨や京樽でやはり半額を狙うか、という存在だった。
あとは本当にカウンターで職人さんが握ってくれる寿司屋だが、これは仕事の接待とかになるので場合によってはさして心踊るものではないことが多い。

そんななか、最近結構行くように

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しちりんのこと

燃え上がる火を見ていると心がざわめくのは人間がまだ狩猟をしていた頃、神を持たなかったがゆえの畏怖に起因しているのではないだろうか?(大げさ

それはともかく、目の前で食材を焼いて食べる、というのはなぜがワクワクするものだ。

東葛の人間なら誰でも知っている、常磐線ならびに東武アーバンパークライン(東武野田線)の沿線にある黄色い看板のホルモン焼き屋チェーン、それが「しちりん」だ。

…なんだが、実は

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洋食 大吉

偏食家でそもそも食べるという行為に興味のなかった司馬遼太郎は、作中に食事のシーンが滅多になく、あったとしても描写が淡白な印象を受ける。

一方で藤沢周平や池波正太郎は美食家かつ食べ歩きが好きだったせいか、作中の食事のシーンには力が入っているし、食関係のエッセイを多数出していたりもする。

そんな池波正太郎も贔屓にしていた店、それが浅草橋から少し歩いた旧柳橋界隈の洋食屋大吉だ。

かつて勤めていた個

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うまいものや たろう

通販で良い日本酒を手に入れたら良い肴で賞味したいもの、というわけで最近よく行く居酒屋へと事務所の社長達と繰り出した。

場所は秋葉原駅から万世橋を南に超えての神田須田町。この付近には歴史的建造物であるあんこう鍋の「いせ源」、鳥すきの「ぼたん」などかなり敷居の高い店が集中しているが、こっちは庶民的な居酒屋なので財布へのダメージは少ないはず…多分。

一見ものすごく入りにくそうだが、こういう隠れた店と

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福しんのこと

東京23区北部あたりで活動していて福しんを知らぬ者はよもやおるまいな、ということで。

日高屋やぎょうざの王将に比べると店舗数は36と小規模ながら、地域密着型のサービスで着実に地盤を固めているのが、中華チェーンの「福しん」である。この青い看板と謎の顔マークが目印。

俺はその昔、勤務地の関係で池袋、大塚店などでよく食べたものだ。

現在、主力の手もみラーメンが390円、一番人気のBセット(半チャー

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8番らーめんのこと

唐突だが、週刊少年サンデー上で連載されている「天野めぐみはスキだらけ!」というお色気ラブコメ漫画がある。

金沢を舞台にしているために、福井県出身の俺などはたまにニヤリとできるのだが単行本4巻の最後に「8番らーめん」に行く話が掲載されておってなあ。

8番らーめん、それは北陸三県出身者のソウルフードと言っても過言ではない。

なんとタイ王国に100店舗以上あるのも不思議ではあるが、元々は1号店が国

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