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被写体力に頼るな!

良い写真を考えると、避けては通れないですよね。



こんにちは、kazukame12 です。



さてさて。

被写体力とは?

なんだと思いますか?


それは、被写体が写真に入るだけで、ある程度の評価になる、被写体の絵力です。


例えば…

メジャーリーガーの大谷翔平選手と、たまたま街角で出会って、写真を撮ってもらったとします。
背景が、工事現場でも…
その写真は、被写体の力で多くの人に評価されるでしょうね。

いいね!を貰いやすいと、言えます。

アイドルの人達も、ステージ裏やパーティションを背景に撮っていますが、被写体の力で、可愛い、カッコいい、写真になっています。

観光地も、また同じですね。

被写体の力で、ある意味 100点に出来ると、言っちゃおーかなー?


つまり…

これが、被写体力です。


もちろんプロのフォトグラファーが撮れば、何倍も良い写真になるのですが…

それは、なぜ?でしょう。


簡単に言うと

「被写体に頼っていないから」です。



と、言っても、プロじゃないし〜。とか思った人も居るかも知れないですね。


よく聞く「写真は引き算」

個人的には、引けばいいって話ではないと思っていますが、「入れなくも、いい物を入れないように撮る」が、正解だと思います。

つまり、見せたい部分は?

撮る人が、被写体を作る事で、被写体力に頼った写真から卒業出来ると思いませんか?

例えば、波のシュワシュワ。

砂の上をシュワシュワ音を出しながら近づいてくる波の先っちょ。

主題の波と、副題に波を待ち構える石ころたち。


さて次の写真。

この写真は、なんだかゴチャゴチャしてませんか?
それでも、「波のシュワシュワ」は、わかります。
波のシュワシュワの、被写体力に頼っているので、「波打ちぎわ」は、認識できますね。

これ…
被写体力に頼った写真。の作例です。
(note用に撮りました。誰かほめて〜。笑)

砂浜の石ころも多くて、視線もばらつきます。
それに、無関係な足跡が手前にありますね。

入れなくていい物が、入っているので、何を見れば良いのか?
なんか、ゴチャゴチャ気になる写真…ですよね。


これは、論外です。
いろんな意味でも論外ですよね。
ゴミはゴミ箱に!

極端ですが、入れないように撮る。
それが、良く分かりますね。

もちろん、地球の環境問題を、メッセージとして発信する写真なら別ですが…

(ビニール袋を持っていたので、ゴミ箱にすてておきました。)



写真の良いところは、有名人や観光名所を撮らなくても、表現が出来るところです。


日常の景色でも、いいと思います。



カメラを持ってたり、買う予定のある人は、写真を始めてみませんか?
カメラを使っている人は、写真の表現を考えた写真を始めてみませんか?

写真を始めると、日常にある景色が意外と美しいことに気が付けると思います。


あなたの身のまわりが、美しいモノで溢れると良いですね。


それでは、良い写真ライフを!









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