記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

【著者公認】中村啓『無限の正義』第一章を完全要約(※ネタバレあり)【PART3】

▼YouTubeでも公開中


◆本当の正義のお話 PART3


◇パート1とパート2の要点

こんばんは!Kazukiです!
それでは本日もさっそく投稿の内容に入っていきましょう!

今週は、
2024年1月30日に河出書房新社さんから発行されました、
中村啓(なかむら・ひらく)先生の著書、

『無限の正義』の第一章の完全要約をお届けしておりまして、

前々回のパート1の投稿では、、、


  • 紹介書籍概要および選出理由

  • 今週の投稿内容とその目的

  • 『無限の正義』第一章の完全要約【第一部】


について、お届けしてきまして、

前回のパート2の投稿では、、、


  • 『無限の正義』第一章の完全要約【第二部】


について、お届けしてきました。

なので、
今回の投稿ではその続きであります、


  • 『無限の正義』第一章の完全要約【第三部】


の内容をお届けしていきますので、

もし、先にあげたパート1とパート2の投稿の内容の中に、
なにか気になる内容がございましたら、
その方たちはぜひそちらの投稿をご覧いただければと思います。

◇前回のあらすじ

とはいえ、
いきなり『無限の正義』第一章【第三部】の要約に入っても、
パート2の投稿でお届けした【第二部】の内容が、
少し飛んでしまっているかもしれないので、
まず最初に【第二部】のあらすじを振り返っていこうと思います。

▼それがコチラになります▼


池袋警察署の薬師丸遼一ら及び本庁捜査一課の小田切護らは、
目下、池袋を騒がせている連続殺人事件の解決に追われていた。

そんな最中、遼一の娘である佳奈が、クラブで知り合った男に、
レイプされそうになったところを、正当防衛でありながらも殺してしまう。

娘からの電話で事情を把握して、すぐさま駆けつけた遼一は、
親として娘の将来を守るのか、警察官として法律を守るのか、という、

乾坤一擲の二択を迫られることになってしまう。

そして、逡巡の末、遼一が選んだのは「親として娘の将来を守る」ことだった。

そのため、遼一は、犯人蔵匿や証拠隠滅、死体損壊などの、
れっきとした犯罪行為を、警察官の身でありながらも犯してしまう。

さらに、遼一は、大胆なことに娘が殺した男の死体を、
目下、池袋を騒がせている連続殺人事件の一件として偽装してしまう。

当初、遼一のこの選択は、的を得た偽装工作のように思えたが、
池袋署と本庁の捜査員たちを謀ることは決して簡単ではなく、

彼らは、遺体に残された不審点から「模倣犯」の可能性を指摘し始める。

それだけでも、遼一の顔色を悪くさせるには十分だったが、
あろうことか、殺された男の車の後部座席から吐瀉物が発見され、

昨晩、誰かと行動を共にしていたらしいことまで明らかにされてしまう。


◇其の八


それではようやく今回の投稿の内容であります、
『無限の正義』の第一章【第三部】の要約へと入っていきますが、

先の「前回のあらすじ」でも述べたように、
遼一は池袋三丁目にある小さな公園で、
池袋署と本庁の捜査員たちに囲まれて、

「模倣犯」であることの可能性と、
昨晩被害者と行動を共にしていた「誰か」について、

内心、冷や汗ダラッダラでね、
やきもきしながら聞いていたんですが、


一方、その頃、、、


レイプされそうになったことによる「正当防衛」とはいえ、
島田祐樹を自らの手で殺してしまった佳奈はと言いますと、

昨夜、タクシーで帰宅してからずっと自室に引きこもっており、
その間、自身が犯してしまった、

「人を殺した」

という事実に大変苛まれていました。


そうして、ひとりベッドの中でうずくまるなか、
先の捜査がひと段落した遼一から佳奈の元に連絡が入ると、

佳奈は再び堰を切ったように泣き、遼一に縋りつきます。


しかし、遼一は遼一で、先の状況からも分かるとおり、
捜査員一同に「模倣犯」の可能性を炙り出されたり、
島田が昨晩「誰か」といたことが明らかになってしまったり、と、

大変逼迫した状態に陥ってしまっていました。


なので、遼一が、今、娘にしてやれることは、
「大丈夫だ」と声をかけることだけですし、

また、慌てふためく娘を宥めるよりも、
今はただ、昨晩の佳奈の足取りを抹消する方が重要であるため、

遼一は佳奈に、
昨晩訪れた道玄坂のクラブ〈ムゲン〉での行動と、
一緒にクラブを訪れた望月梨花のことを尋ねるなり、

すぐさま通話を切ってしまいます。


そうして、次の場面に移るかと、


思いきや、、、


物語は未だ薬師丸家の中に留まっておりまして、
その主観となっていたのが、、、

遼一の息子であり、また、佳奈の弟でもある、

薬師丸将太だったんです。


佳奈の隣の部屋に自室を割り当てられていた将太は、
防音対策がしっかりしている家の壁に耳をそばだてて、

姉の佳奈が何か一人で喚いているのをソーッと耳にしていました。


というのも、将太は、昨晩、
いつもと同じように夜遅くまで起きていると、

突然、午前一時頃、

姉の佳奈が帰ってきたかと思えば、

部屋に篭るなり、声を上げて泣き始めたんです。


将太は常々、眉目秀麗で頭脳明晰な姉に、
「なんで姉さんだけ…」という嫉妬心だけでは事足りず、

あいつさえいなければ……。

『無限の正義』p119

という、邪な感情をその身の内に秘めていたんです。


すると、昨晩、そんな姉が夜中の一時に帰ってきて、
声を上げて泣き始めたかと思えば、挙げ句の果てに、

今もまだ様子がおかしいままでいる……と。


これはかなり深刻なことが、
姉の身に起こったに違いない、、、

と考えた将太は、
まさしく「他人の不幸は蜜の味」とでもいうべきか、
先の乾いた嫉妬心を姉への復讐という蜜で満たすべく、

ある最高のアイデアをその頭の中で閃かせていました。


◇其の九


一方、先の慌てふためく佳奈との通話を切った遼一はというと、

その後も何食わぬ顔で組対の浜田らや相棒の小田切らと共に、
島田の住んでいたアパート周辺の近隣住民に聞き込みを続けていまして、

その間、遼一は、

住民への聞き込みに協力しているふりをしつつも、
その実、何も有益な情報は出てこないことを祈っておりまして、

その遼一の切実な祈りが通じたのか、、、

近隣住民からは何も有益な情報は飛び出しませんでした。


そうして、日も傾きかけてきた夕方五時頃、

遼一は小田切と共に、大塚駅の近くにある中華料理屋で、
他愛のない雑談を交えながら夕飯を済ませていくのですが、

その際に、遼一が「家族」を話題に上げたことで、

相棒の小田切の父親が昔、会社を経営するも、
反社に乗っ取られ極貧家庭になってしまった、

という小田切への情が大変に生じそうなエピソードで会話が途絶えた、


かと思いきや、、、


小田切は、先の公園の現場での話し合いで上った、
あの「模倣犯」説で会話を再開したかと思えば、

その説を遼一が想定していた以上に信じており、

また、

殺したのは女で、その女は恋人か父親に協力を仰いだんじゃないか、

という、もうその目で現場を見ていたんじゃないか、とね、
疑いたくなるほど推理を遼一の目の前で披露する始末だったんです。

その時、遼一は回鍋肉(ホイコーロー)とか五目炒飯、
酸辣湯麺(スーラータンメン)を食べていたんですが、

よく咽せなかったなぁと、読んでて感心してしまいましたよ。


そうして、早めの夕飯を食べ終えた二人は、
夜の八時半から開かれた捜査会議に出席をしますが、

その日は結局、捜査員一同の間には、
なにも目ぼしい収穫がなかったことを遼一は知るや否や、

大声で快哉を叫びたい気持ちに駆られます。


とはいえ、
警察官としては間違いなく凶報ですので、
その気持ちは胸の奥深くにしまい込み、

また、本当は自宅に帰って、
ひとり孤独な佳奈の様子を確認したい親心もしまい込み、

淡々と所轄の道場に寝床を作り始めていきます。


すると、
そんな遼一に警務課の警察官から、

「薬師丸さん、一般の方からお電話がありました。情報提供の件だそうです」

『無限の正義』p125

と、告げられまして、
折り返し用の電話番号が記されたメモを渡されます。


遼一は、

自分に用があるなら、直接スマホに掛ければいいのに、、、

と、捜査上、一般人にも名刺を配ることがあることから、
そう怪訝に思いながらも、ひとまずその番号に電話を掛けてみます。


すると、その電話口に出たのは、、、


声に緊張を帯びつつ、砕けた喋り方の若者でした。


すると、その若者は、

「聖掃者」に関する情報提供、

だと遼一に告げるのですが、

そこから続いた若者の言葉に、
遼一は度肝を抜かれることになりまして、

それがこちらです。


「佳奈さんが島田祐樹を殺したんじゃないかってことです」

『無限の正義』p127


◇其の十


その青年の一言に、遼一は咄嗟に、
「ふざけるな」と声を荒げてしまいます。

周囲に人がいなかったのが唯一の救いでした。


けれど、その若者は、その後も、
声に緊張を孕みつつも淡々と言葉を紡いでいきまして、

このネタを警察にもブラックチェリーにも、
バラされたくなければ、
明後日の五時までに一千万円を振り込むように、

という、完全に遼一を強請る要求を告げますと、
その若者はすぐさま通話を切ってしまいます。


スマホの画面に滴り落ちる遼一の汗…ね。


その後、すぐスマホにショートメールが届きまして、
一千万円の振込先である銀行口座と支店名、
また、口座番号を載せたメールが送られてきまして、

さらに、口座名である、


「クロカワタモツ」


の七文字が画面に表示されます。


その時、遼一は、
スマホの画面に表示される「クロカワ」の四文字を見て、

また、先ほどの強請りの中に、
なぜか「ブラックチェリー」の名前も引き合いに出されていたことから、

ある一人の男の顔が浮かんできていました。


それは、
東池袋三丁目のブラックチェリーの闇金事務所に訪れた時、

殺された島田祐樹の他に、もう一人、
事務所内には毬栗頭の背の低い男がおり、

その男の苗字は、確か「黒川」だったことを思い出します。


恐らく、先の電話での話ぶりから黒川は、
昨晩、佳奈と島田が一緒にクラブを後にするのを目にしており、

そこから当て推量であって、確かな証拠はないにしつつも、

佳奈が島田を殺したのだと考えているようでした。


しかし、遼一からすれば、
確かな証拠のない当て推量だとしても、

その結論にだけは絶対に至ってほしくありません。


けれど、
そんなことを記憶の底から、
引き摺り出したからといって、

遼一に黒川の証言を取り消す術はなく、

遼一は、
ふらふらとした覚束ない足取りで、
トイレの個室の便座に座り込み、

ひとり頭を抱え込んでしまいます。


ですが、残念なことに、、、

遼一を襲う魔の手は、
この黒川だけにとどまらず、

その翌日のことでした。


朝7時、所轄の道場で目を覚ました遼一は、
その顔色の悪さから小田切に体調を心配されてしまい、

一日休養を頂戴することにします。


そうして、お昼時、手持ち無沙汰になった遼一は、
昼営業をしていたスナック〈さおり〉に赴き、
沙織ママに許可をもらい、テーブルの隅っこに座り、

黒川に送金するための一千万円を用意するべく、
コツコツと積み立てていた投資信託を売ろうと、
スマホの画面に手を伸ばした、


、、、その時です。


突然、公用のスマホの方に、
見知らぬ番号から電話が掛かってきまして、

遼一は、最初、
黒川が違うスマホから電話を掛けてきたのか、
と思いましたが、

スマホに表示された「通話」をタップした後、
その電話口から聞こえてきたのは、

この言葉でした。


「おれは聖掃者だ」

『無限の正義』p136


◇其の十一


なんと、その電話の相手は、
目下、池袋中を騒がせており、

また、遼一たち警察が、
必死に足取りを捜索している、

「聖掃者」だったんです。


とはいえ、急展開すぎるので、
最初、遼一はイタズラの類か何かかと思ったんですが、

この「聖掃者」と名乗る人物が次のこの事実。

「おまえの娘は島田祐樹を殺した」

『無限の正義』p138

という事実を口にしたが最後、

遼一は電話口の向こうにいる人物が、
間違いなく「聖掃者」であることを肌身で感じ取り身震いします。


しかも「聖掃者」は、遼一に、
先の佳奈の事実をバラされたくなければ、

あのブラックチェリーの闇金事務所から押収した、
闇金の顧客リストのデータを消去するように命じまして、

ブラックチェリーの黒川と言い、「聖掃者」と言い、

遼一は本当の意味での絶体絶命の窮地に立たされてしまいます。


しかし、そんな時でも遼一は、
なぜ「聖掃者」がその顧客リストのことを知っているのか、
という点において、少しの違和感を覚えるんですけど、

遼一に選択肢はありません。もうやるしかないんです。


しかし、遼一には遼一で、
今現在、「聖掃者」とは別の問題である、

黒川の一件がありますし、

黒川の一件がある以上、
遼一には制約が大きすぎるため自由に動けませんし、

そのことは、USBデータを消して欲しい「聖掃者」にとっても、
デメリットになりかねないんですよ。


なので、遼一は、
「聖掃者」の要求には従う一方で、

自分が今悩まされている黒川のことをなんとかしてほしい、

という思い切ったことを「聖掃者」に伝えます。


それはつまり、、、


「聖掃者」の依頼をこなす代わりに、黒川を消して欲しい…


という悪魔のような契約を持ちかけていることを意味していました。


もう完全に警察官が持つ倫理観としては、
決してあってはいけない倫理観であることを、
遼一自身、認識してはいましたが、

もう背に腹は変えられません。


すると、「聖掃者」は遼一の言い分に納得したのか、

「わかった。おれたちはいいコンビになれる」

『無限の正義』p140

と、ボイスチェンジャーで変えられた声が、
低く笑いながら遼一に告げると、
すぐに通話を切ってしまいます。


一方の遼一は、「聖掃者」との電話を終えるや否や、
スナック〈さおり〉を飛び出したその足で池袋署へ蜻蛉返りしまして、
自分のデスクの引き出しに仕舞ったままのUSBメモリーを手に取ると、

それを警察署内の給湯室にある電子レンジへと突っ込みます。


「2分」と設定された電子レンジは、
すぐさま「ブウン」という起動音とともに、
USBメモリーを熱し始めると、

数秒後にはコネクタから火花が散り、
さらに数秒後には本体が緑色に光りました。

その間、遼一は、周囲を警戒していましたが、
結局、誰に見咎められるともなく、
「聖掃者」の依頼をこなすことに成功します。


「これで完全にデータは消去されたはず…」

と、目的を成し遂げた遼一は思い、
先の「聖掃者」の番号にショートメールで、

一言「消去した」とだけ送信します。


こうして、ひとまず「聖掃者」の要求には従ったので、
遼一は「聖掃者」が佳奈の情報をリークすることはないだろうと、
「聖掃者」に淡い期待を寄せますが、

問題は黒川の件です。


いくら、自分が「聖掃者」の要求に従ったとはいえ、
本当に「聖掃者」が黒川をどうにかしてくれるのか、

その確信は遼一には全く持てませんでした。


なので、遼一は「聖掃者」の要求に従った後も、
佳奈があの夜に訪れたクラブの〈ムゲン〉に出向き、

そこで佳奈を見た人がいないか聞き込みをしたり、

また、佳奈から望月梨花に連絡をさせて、誘き出して、
梨花がトイレで使用していた「MDMA」をネタに強請り、

あの夜のことは誰にも喋らないことを約束させたりします。


そうこうしている内に、
その日も忙しない一日が過ぎていった遼一でしたが、


夜の十時を過ぎたその時でした。


公用のスマホに竹野内課長から電話が入りまして、


その内容は、、、


「薬師丸、また死人が出た」

『無限の正義』p154


遼一は「まさか…」という思いで、
その被害者が誰なのか上司に尋ねると、、、


竹野内課長は次のように答えます。


「ブラックチェリーの黒川保という男だ」

『無限の正義』p154


こうして、

遼一の親心で転がってしまった「悪」は、
下り坂を降っていくように加速していきます。


◆おわりに


いかがでしたかね!

今週は、2024年1月30日に河出書房新社さんから発行されました、
中村啓先生の著書『無限の正義』の第一章の完全要約をお届けしてきました!


いやぁ……、
こうして改めて第一章の完全要約を終えてみても、

非常に素晴らしい小説だなぁとしみじみ感じてしまいますね。


舞台設定だったり、キャラクター設定だったり、
素晴らしいと感じた箇所を挙げればキリがないんですが、
個人的に一番秀逸だなぁ……と感じたのは、

やっぱり、本作『無限の正義』の一番の肝となる、

「法律を守るのか?家族を守るのか?」

という乾坤一擲の二択を迫らせる設定になりますかね。


はい、もう、
第一章の要約をご覧いただいた皆様であれば、
わかると思うんですが、

完全に本作は「悲劇」なんですよ。
その設定からもわかるとおりに。

そして、その落とし所というのは、
第二章を経て、また、第三章を経ていくと、
全貌をあらわにしていくんですが、

そ〜れ〜が、とんでもなく秀逸なんですね。
「その手があったかぁ」と誰しもが頷くはずです。

さらに、その後の終章では、
主人公の遼一がある衝撃的な一言を娘の佳奈に投げかけるのですが、

その一言で本作は「神作」へと昇華されます。


なので、もし、
今週の投稿をご覧いただき、
実際に本作『無限の正義』を読んでみたい、
と感じた方がいましたら、

下記のAmazonのリンクからご購入して、
ご一読いただければと思いますし、

そうしてその時にはやっぱり、
本作が孕む至高の警察エンタメミステリに、

興奮が覚めやらないかもしれませんし、

また、今週の私の投稿で注目することのなかった、
本作の魅力に皆様が気付くことができるかもしれませんが、

それは皆さん次第です。


ご健闘を祈ります。


ぜひこの週末は、、、

「法律を守る?家族を守る?」という乾坤一擲の二択から始まる、
至高の警察エンタメミステリを堪能することのできる読書の旅を、

楽しんでいきましょう!


では、この投稿が面白いと感じた方は「スキ」!
また、次回の投稿も見逃さないように「フォロー」!
どちらもお忘れなきようこれからも応援してくれるととても嬉しいです!

それでは、また次回の投稿でお会いしましょう!またね!

◇紹介書籍リンク

この記事が参加している募集

新生活をたのしく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?