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VOL.101 大人の修学旅行 アドリア海の真珠、ドゥブロクニク

欧州の旅スタート

1年間の「おぢさん留学」ももうすぐ終わり。
ロンドンの企業でのタスクも終了。
学業の方は9月末までに論文提出が残っていますが、
概ね書き上げることができたので、
残りは微修正と体裁を整えること。
英国でやらなければならないこともいったん落ち着いたので、
帰国前の2週間、お休みをとり、欧州を旅することにしました。
トッテナムヘイルの学生寮も退寮。
荷物を「Love Space」というストレージサービスに預けました。
ひとつは帰国のためのキャリーケース。
残りの家財道具のほとんどは、
9月から私と入れ替わりでロンドンに留学する甥っ子に託すことに。
全て終了して、いざ未踏の地へ。

出発

ルートン空港からドゥブロクニク空港へ。
ロンドン周辺には5つの空港がありますが、
ルートン空港はロンドンの北西部に位置しています。
ロンドン市内からバス(National Express)で約1時間、£12。
乗る飛行機は「Wizz Air」。
欧州にはいろんなLCCがありますが、その一つ。
最初の目的地はクロアチアのドゥブロクニク。
飛行時間は3時間と、時差が1時間進みます。
途中アルプス山脈やアドリア海の上空を飛びましたが、
出発が少し遅れたため、
日が暮れそうな時間となってしまい、
綺麗な海を臨むことができませんでした。
入国ゲートも10分程度で通過。
出口前から出発するシャトルバスで市内に向かいます。
40分程度で市内着。
夜9時過ぎているというのに、
ものすごい数の観光客。
バスセンターから徒歩5分のホテルにほどなくチェックイン。
明日の行動に備えて早めに休むことにしました。

ルートン空港は最近改築されたようで、比較的新しい建物でした

旅にトラブルはつきもの

実は昨晩バスセンターに到着した時に、
念のため明日の時間を確認。
そうすると、なんと満席であることが発覚。
ネットでは「余裕ある」と書いていたので安心していましたが、
甘かったです。
予定では、次の日1日観光して夜のバスで、
モンテネグロの首都、ポドゴリツアに向かう予定でした。
ホテルも予約していたのに、棒に振ってしまうことに。
仕方ないので予定変更。
昼のバスでモンテネグロの世界遺産の街、コトルまで行き、
コトルに宿泊して、翌朝ポドゴリツアに向かうことにしました。
バスは「get by bus」で予約、ホテルもいつも使うアゴダで予約しました。
そんな作業を昨晩していたので、
結局睡眠時間が削られてしまいました。

夏、初体験

観光できる時間が半日になったことで、
少し早めから動こうと画策。
朝食をとって、9時前にホテルを出ました。
なんと、その時点で気温32℃。
毎年日本ではこの気温を2か月間くらい経験しますが、
今年は私にとって30℃越えは初めての経験。
25℃越えも2,3日しか体験していなかったのでちょっときつい。
ホテルの前のバス停からメイン観光地の旧市街へ向かいます。€2。
9時ごろなのでまだ少ないだろうと思っていましたが、
また甘かったです。
もうすでに物凄い人。
日中は暑すぎて皆さん避けているのでしょう。

ドゥブロクニクのメインストリート、プラツァ通り。日かげに沿って歩いています
こんな狭い階段が至る所に
1本脇道に入るとこんな感じ

まち全体が要塞

ドゥブロクニクは古くから海洋都市としての役割をはたしつつ、
今から約1,000年前に要塞が完成されたとのこと。
海に面して高い城壁に囲まれてまちが形成されています。
その城壁の上を歩いて1週することができるのです。
ネットでは€18と書いていましたが、今は€35。
金額に驚きましたが、意を決して購入しました。
城壁は1周2㎞。
トータルで2時間ほど歩きます。
私はこの暑さと疲れから半周にしようと決めました。
城壁を登ると…
そこには絶景が。
右手に一面のアドリア海。
左手に趣のある旧市街の建物とそびえるスルジ山。
映画「魔女の宅急便」のモデルともなったと言われているだけの風景でした。
暑さもあり、昼過ぎで切り上げ、早めにドゥブロクニクを出発し、
モンテネグロ・コトルを目指します。

アドリア海の青さと城壁の白さのコントラストがいい
高いところが苦手なのでちょっと怖かった
写真で見るようなまちなみ
聖イグナチオ教会 、1725建設


※メイン写真は、城壁からドゥブロクニク旧市街をのぞむ

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