眞鍋和博

14年間サラリーマン、16年間大学の先生をしています。地域活性化と大学生の成長を両立す…

眞鍋和博

14年間サラリーマン、16年間大学の先生をしています。地域活性化と大学生の成長を両立する地域実践型教育や、地域や企業のサステナビリティに関心があります。2022年9月から、1年間の海外研修として、英国の大学院でMBA取得を目指しています。

最近の記事

VOL.115 英国おぢさん留学を振り返る。英国で暮らしてみて感じたこと

ウィンチェスターでの10か月 50歳過ぎての初めての学生寮生活。 フラットメイトの中国人大学院生ガールズとのいろんな話。 能力の高さや知識の豊富さだけでなく、 海外へチャレンジする意欲。 残念ながら日本人は負けていると正直感じました。 しかも、これが10倍の数。 そんな中で日本人はどう戦うのかを考えさせられました。 自炊。 自分で料理した経験はほとんどありませんでしたけど 試行錯誤しながら晩御飯はほぼ100%自分で作りました。 メニューは限られますが、 自分で作ることで「

    • VOL.114 英国おぢさん留学を振り返る。MBAとサステナビリティ

      大学院での学修 「1日8時間勉強」を自分に課していました。 実際に大学院の基準では「4か月800時間」という学習時間が標準として示されています。 これは1日6.5時間の勉強を毎日(土日なく)こなす計算です。 私は英国滞在中にいろんな国や地域に行きたかったし、 サッカー見たり、ミュージカル観たり、 いろんな体験をしたかったので、 勉強する日は1日8時間と決めて、3か月で1週間通しで休むといった戦略。 それを1年間貫きました。 講義。 やはり、英語力の貧弱さから、 講義内での

      • VOL.113 英国おぢさん留学を振り返る。海外大学院留学への挑戦

        リフレクション 1年間の英国大学院留学から帰国して半月。 落ち着きを取り戻しつつあるときに、 この経験を振り返っておきたいと思います。 このnoteの締めくくりは、リフレクションを3回にわたってお届けします。 海外大学院への道 学生時代はもちろん、社会人になってから20年以上もの間、 自分が海外の大学院で学ぶなんてことは想像したことすらなかったです。 それが、 42歳のときに「ESD(Education for Sustainable Development)」に出会い

        • VOL.112 帰国

          2022年9月12日 この日、初めて英国に降り立ちました。 ヒースロー空港第5ターミナル。 夜の到着だったので空港近くのホテルに宿泊。 これまでの海外渡航とはちょっと違う心持だったことを思い出します。 この年齢になっての大学院での学生生活、 英語能力への不安、 一人暮らしでちゃんと食べていけるのか、 日本に残してきた仕事… いろんな不安が渦巻いていました。 一方で、自分がどう成長できるか期待も大きかった。 翌朝バスでウィンチェスターに到着。 最初の1週間契約していたAirb

        VOL.115 英国おぢさん留学を振り返る。英国で暮らしてみて感じたこと

          VOL.111 ピーターラビットに会えた? 湖水地方

          湖水地方への行き方 基本的には電車で行きます。 ロンドンから遠方に行く列車は、 その方角によっていくつかの駅に別れています。 南西方面はWaterloo(ウォータールー) 北東方面はLiverpool Street(リバプール・ストリート) 外国行きはKin’s Cross St. Pancras(キングスクロス・セントパンクラス) そして、主に北西に向かう起点がEuston(ユーストン)駅。 そしてこれらは山手線のように繋がっているわけではなく、 駅間の移動は地下鉄を使わ

          VOL.111 ピーターラビットに会えた? 湖水地方

          VOL.110 大人の修学旅行 「社会」の起源を考える、アテネ

          旅の最終目的地、アテネ。 この社会の起源を辿ったともいえるこの1年の締めくくりには相応しい地。 Aegean Airlines(エーゲ航空)でチューリッヒからアテネ・エレフテリオス ヴェニゼロス国際空港に降り立ちました。 空港から地下鉄3号線で市内まで約1時間。 中心駅のSyntagmatos(シンタグマ)駅で2号線に乗り換え。 宿のあるOmonia駅で降車しテクテク歩く。 ん、なんか想像とちがうぞ、って感じながらホテルへ。 チェックインして翌日に備えます。 古代遺跡の数

          VOL.110 大人の修学旅行 「社会」の起源を考える、アテネ

          VOL.109 大人の修学旅行 チューリッヒ、湖のほとり

          ミラノ中央駅7:10発チューリッヒ中央駅行き 早々にホテルをチェックアウトし、 中央駅に着いたのが6:30。 もうすでに多くの人で混雑していました。 軽く朝食を取り乗車。 チューリッヒまで4時間半の旅です。 ところが、次の駅で全員降りて違う列車に乗り換えろとの報。 こんな経験は初めてでした。 しかし、乗り換えた車両は新型車両でキレイで快適。 列車はアルプスの山々の間を縫っていきます。 山あいに「ハイジ」に出てきそうな斜面地の牧場が拡がります。 見たかったスイスの風景でした。

          VOL.109 大人の修学旅行 チューリッヒ、湖のほとり

          VOL.108 大人の修学旅行 ミラノ、古さと新しさが交差するまち

          ミラノ中央駅 ベネチア、サンタ・ルチア17:57発ミラノ行き。 20:30にミラノ到着です。 駅を出ると巨大なファサードがライトアップされていて、 とても荘厳な雰囲気を醸し出しています。 1931年落成、高さ70メートル、幅200メートルの巨大駅です。 「Mercato Centrale Milano」というフードコートも整備されているようで、 出発日の早朝にちょっと寄りましたが、 奥にはいろんなお店があるようでした。 Duomo 市内散策に向けてホテルを出発。 ミラノ

          VOL.108 大人の修学旅行 ミラノ、古さと新しさが交差するまち

          VOL.107 大人の修学旅行 ベネチア、巨大迷路に迷い込む

          水の都 小学生の頃、 テレビのクイズ番組の優勝賞品がベネチア旅行で、 それをみて「こんな不思議ところがあるんだ」と思ってから45年。 ようやく訪れる機会が巡ってきました。 ローマからitalo(イタロ)という高速鉄道で2時間半。 ベネチア・サンタルチア駅にまであっという間です。 イタリア高速鉄道はもう1社、 Trenitalia(トレニタリア)という会社と競合していて、 比較的安価で移動できます。 車内はシンプルですがいたって快適。 ただ、時速250㎞で普通の駅を通過してい

          VOL.107 大人の修学旅行 ベネチア、巨大迷路に迷い込む

          VOL.106 大人の修学旅行 ローマ・後編、セリエA観戦

          念願のセリエA 今回の旅の主目的であるコレ。 この日程に合わせて休みをとり、旅程を決めました。 ローマとミラノで2試合の観戦です。 まずは、ASローマvs ACミラン。 ASローマは以前中田英寿選手がプレーし、 ACミランは本田圭佑選手がプレーしました。 日本でも人気のある2チームです。 このチケットは、強豪同士のビッグマッチということもあり、 ASローマのオフィシャルサイトでは購入できず、 「Football Tickets Net」という欧州サッカーチケットの代理店経由

          VOL.106 大人の修学旅行 ローマ・後編、セリエA観戦

          VOL.105 大人の修学旅行 ローマ・前編、大昔にタイムスリップ

          トラブルに見舞われ。その1 セルビア・ベオグラードからイタリア・ローマまでは 「Wizz Air」という英国LCCのフライト。 チェックインまで全てネット上で済ませる必要があることは知ってましたが、 前日、当日朝とホテルのネット環境が悪くチェックインできず。 何とかなるだろうと思っていたのが間違いでした。 カウンターでのチェックインということで、 ちゃっかり€60取られました。 英国に来た当初、別の航空会社でこの経験をしていましたが、 またやっちゃいました。 トラブルに見

          VOL.105 大人の修学旅行 ローマ・前編、大昔にタイムスリップ

          VOL.104 大人の修学旅行 「東」を感じた、ベオグラード

          睡眠3時間の中 建設中のベオグラード中央駅に着きましたが、 バスも地下鉄なども整備されていない場所。 歩くとまちなかまで45分ほどかかるとのこと。 しかし、仲良くなったウズベキスタン人といっしょに、 どこか途中で朝食を取りながら歩いて行ってみよう、 ということになり。 20分位歩いたところにcaféを見つけて、 そこで一緒に朝食をとるところから1日が始まりました。 旧駅前 朝食後にお互いの旅の無事を祈りあって別れて、 私はまずホテルに荷物を預けるべく、 結局歩いて向かい

          VOL.104 大人の修学旅行 「東」を感じた、ベオグラード

          VOL.103 大人の修学旅行 バール鉄道でモンテネグロからセルビアへ

          コトルから首都・ポドゴリツア コトルからバスでモンテネグロの首都に向かいます。 アドリア海沿いの山々をくねくねと、上り下りと。 途中、リゾート地、プドヴァで停車。 一見、ハワイのような街並みにちょっと衝撃を覚えました。 約2時間で中央駅のバスターミナルに到着です。 おやっ? 小さい国とは言え、欧州1国の首都。 その中央ターミナルというのに、 なんだろう、この閑散とした感じは! ネットでは「世界一醜い首都」なんて書かれていましたので、 ある程度想定はしていましたが、 これほど

          VOL.103 大人の修学旅行 バール鉄道でモンテネグロからセルビアへ

          VOL.102 大人の修学旅行 中世のまちなみを歩く、コトル

          バス路 前日に「Get by bus」からコトル行きのバスを予約。 窓口では現金の取り扱いしかない場所も多いらしく、 サイトからだとカードで買えるので便利です。 15:00にドゥブロクニクバスセンターを出発。 基本的にずっとアドリア海沿いの急峻な崖の上を走ります。 高い所が苦手な私には恐怖を覚えるほど。 でも、絶景からは目が離せません。 ほどなくすると、国境越え。 クロアチアを出る際にバスから降りてパスポートチェック。 またバスに乗って30分ほど走ったら、 今度はモンテネグ

          VOL.102 大人の修学旅行 中世のまちなみを歩く、コトル

          VOL.101 大人の修学旅行 アドリア海の真珠、ドゥブロクニク

          欧州の旅スタート 1年間の「おぢさん留学」ももうすぐ終わり。 ロンドンの企業でのタスクも終了。 学業の方は9月末までに論文提出が残っていますが、 概ね書き上げることができたので、 残りは微修正と体裁を整えること。 英国でやらなければならないこともいったん落ち着いたので、 帰国前の2週間、お休みをとり、欧州を旅することにしました。 トッテナムヘイルの学生寮も退寮。 荷物を「Love Space」というストレージサービスに預けました。 ひとつは帰国のためのキャリーケース。 残り

          VOL.101 大人の修学旅行 アドリア海の真珠、ドゥブロクニク

          VOL.100 西へ、ブリストル、バース

          バンクシーの地元、ブリストル 英国内で行ったことない所に行きたいなと思い、 ロンドンから無理なく行けるとことはないかと探し、 西へ向かうことにしました。 ブリストルは港町。 人口は約50万人と、 英国内では大都市でしょうか。 そして、あのバンクシーの地元。 初期の作品も含めていくつかが見ることができます。 ミュージアムで見た作品を実際に見ることができて感動です。 また、内湾沿いがおしゃれな通りになっていて、 レストランやショップ、遊園地などが並んでいます。 散歩するには気持

          VOL.100 西へ、ブリストル、バース