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Vol.15 Buddy!

色々と教えてくれます

私が通っているWinchester大学には「Buddy」制度があります。
新入生に対して先輩学生がマンツーマンでサポートしてくれる制度で、
世界各地から留学生がやってきて、
慣れない環境で勉強し始める人も多いので、
このような制度があるようです。
Student Officeに「バディーをつけてください」と申請すれば、
Buddyとして登録している学生のうち、
学部などが近しい学生を紹介してくれます。
私の場合は、英国の大学の仕組みがよくわかっていなかったことと、
ネイティブとの会話の機会を少しでも作りたいということから、
申請しました。
いろんなパターンがあるようですが、
私は週に1時間対面でいろんな話をしています。

Kindly

私のBuddyはGeorge(匿名)。
ビジネス学部の3回生です。
ロンドンの南部に住んでいるらしく、
電車で通っているとのこと。
3回生なので、現在は就活と卒論に取り組んでいるようです。
日本と同じですね。
これまで何回かお話をさせてもらいました。
 大学での学びのこと
 学内システムの使い方
 英国の若者のこと
 F1のこと 等々
様々なことを教えてもらえるので大変有難いです。
また、私がジョギングをしているという話になった翌日に、
おすすめのジョギングコースを送ってきてくれるなど、
とてもやさしい若者です。
ネイティブとの会話の練習にもなるので、
今後も週1ペースで会っていきたいですね。

Blogに載せていいか? Sure!

手厚い学生サポート

他の英国の大学がどのような学生サポートをしているか知りませんが、
Winchester大学は結構手厚いように感じます。
授業開始前の1週間に様々なガイダンスが実施されたのですが、
その中でも、メンタルサポートに関するプログラムの主なものをあげておきます。
・Mental Well-being Service
・Mental Well-being Toolbox
・Mindfulness and Meditation Introduction
・Peer Mentoring
・Student Christian Movement Welcome
・Student Support & Success
いずれも1時間くらいのセッションで、
私もいくつか参加してみましたが、
大学のいろんなサポートの仕組みや、
困ったときにどこに相談すればいいのか等が説明されていました。
もちろん、悪い状況に陥らないような友達づくりの機会などは、
「Student Union」という学生団体がいろんなイベントを企画していました。

その他にも、多様性を感じたのが人種や宗教。
キャンパスのほぼ中心部にチャペルがあり、
いろんなイベントが開催されています。
また、ムスリム学生やBlack学生のためのパンフレットが作られていること。
それぞれをサポートする内容が書かれています。
Dyslexiaの学生のためのサポートもあるようです。

ダイバーシティ!

このような多様な状況が日常的な環境では、
ダイバーシティという意識すらあまり感じないように思います。
ひとりの人間として尊重すること。
これが全てかな。

※メイン写真は観光名所の一つ「City Bridge」。現在の橋は1813年建造とのこと。豊富な水量の清流が流れ、リバーサイドの散歩道は気持ちいい。


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