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VOL.54 Paris②

Métro

パリは大好きなまちの一つです。
前回は2019年でしたので3年ちょっとぶり。
まずは、地下鉄に何回も乗るだろうと思い、
交通系カード「Navigo easy」を購入。
「Carnet(カルネ)」という10回分乗れて少し安くなるチケットをチャージ。
1回乗車が€2.1ですが、これだとカード代も併せて€16.9
あとはゲートにタッチするだけ。
車内マスク着用を一応は「強く推奨」と駅の放送で言っていましたが、
ロンドン同様、マスクしている人はほとんどいません。
あと、入口ゲートを乗り越えたり、下をくぐったりして
無賃乗車する人を何度も見かけました。
しかし、パリは地下鉄をはじめRERという鉄道(郊外まで行くやつ)や、
トラム、バスなど公共交通機関が充実しています。
市内のほとんどのエリアが地下鉄で行くことができます。
とても便利ですね。

以前は10枚綴りの紙の回数券だったのでグループシェアができなくなった。

ノートルダム大聖堂の今

気になっていたことの一つです。
2018年にパリに行ったときには、
建物のすぐそばまで行くことでき、その存在感に圧倒されました。
そして、2019年4月の大火災。
同年12月のパリ訪問では、バリケードの外から無残な姿を見ることになってしまいました。
そんな中、いまどうなっているか楽しみにしていきました。
かなり復旧は進んでいる様子。
ずいぶん近くまで観光客も近づけるようになっていました。
来年のパリ・オリンピックに向けて、
急ピッチで再建を進めるということです。
建設工事の壁には復旧の様子や火災の状況が説明されていました。
もう一つの印象的な建物「オペラ座」にも行きました。
正面が工事中の足場に覆われていてちょっと残念でした。
次回行くころには新しいオペラ座を見ることができるでしょうか。

多くの人が訪れていましたよ。
痛ましい写真がたくさん掲示されていました。
オペラ座正面。工事中。

Parc de Prance

欧州サッカー好きな私としては、
パリ・サンジェルマン(PSG)の試合を見逃すわけにはいきません。
行ってきましたリーグ・アン、PSG vs リール。
ラッキーなことに、歴史的なゲームを見ることができました。
ムバッペの2人抜き先制ゴール
ネイマールのヒールキックゴール
20分くらいで2点先制し楽勝ムード。
しかし、そこから3点取られてPSGが逆転されます。
しかし、しかし!
後半終了間際にムバッペの2点目ゴールで同点。
そして、ロスタイムも数分が過ぎた終了間際。
ゴール正面中央付近で得たフリーキック。
キッカーは、リオネル・メッシ。
ゴール!!!
メッシ、メッシの大コールの中
フリーキックが直接ゴールに突き刺さり、
PSGが逆転勝ち。
すみません。詳しい人は分かると思いますが、
これらはすごいことなのです。
それにしても、ロンドンもパリもサッカーが文化として根付いている気がします。
スタジアムでの試合はもちろん、
市内の至る所にサッカーコートがあり、
子どもたちがボールを蹴っています。
日本がここに追いつくのは時間がかかると感じてしまいますね。

スタジアム正面
遠かったです。2019年に観戦した時よりもチケットが5倍ほどの価格になっていました。

Université Paris Cité

もちろん仕事もしないといけません。
パリ大学は、ちょっと前まで第1~第13までの単科大学の集合名称でした。
パリ第1大学は有名な「ソルボンヌ大学」。
パリ第7大学とわたくしたちの大学が連携協定を結んでいて、
定期的にシンポジウムを開催しています。
その第7大学も2019年に第5大学と合併し「パリ・シテ大学」となっています。
今回は久しぶりの対面開催(オンライン併用)ということで現地参加しました。
テーマは「サステナビリティ」。
パリ大学では、生物多様性を中心的なテーマとして大学院生たちが様々な研究発表を行ってくれました。
私たちの大学の学生も、サステナビリティに関係するいくつかのテーマでの発表を行いました。
フランスも2050年のカーボンニュートラルを目指しているものの、
現状は難しいようです。
しかし、よい取り組みもみられるので、
吸収していきたいですね。
次回は私たちの学生も対面参加できることを望みます。

パリ市南東部13区のセーヌ川河岸近くにキャンパスがあります。
教職員専用レストランでランチ。美味し!

パリの写真

今の色は市民には不評のよう。
シャンゼリゼ通りのルイ・ヴィトンに草間彌生が!
パリ市庁舎。2024パリ・オリンピック開催。
ルーブル美術館は相変わらずの混雑でした。

それにしても、パリは何度も訪れたい、何なら住みたいと思わせてくれるまちです。

※メイン写真は、エトワール凱旋門。

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