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VOL.104 大人の修学旅行 「東」を感じた、ベオグラード

睡眠3時間の中

建設中のベオグラード中央駅に着きましたが、
バスも地下鉄なども整備されていない場所。
歩くとまちなかまで45分ほどかかるとのこと。
しかし、仲良くなったウズベキスタン人といっしょに、
どこか途中で朝食を取りながら歩いて行ってみよう、
ということになり。
20分位歩いたところにcaféを見つけて、
そこで一緒に朝食をとるところから1日が始まりました。

旧駅前

朝食後にお互いの旅の無事を祈りあって別れて、
私はまずホテルに荷物を預けるべく、
結局歩いて向かいました。
ホテルは数年前まで中央駅だった場所の目の前。
旧駅の周辺では、なんとマンションの建設ラッシュ。
おそらく、国有鉄道が所有していた土地なのでしょう。
ほどなく到着し、荷物を預けて、
眠くつらい状況ではありましたが、
まちの散策に出かけます。

駅はすでに廃止。目の前はサバ広場。銅像はステファン・ネマニャというセルビア王国の偉人

坂のまちに有難い乗り放題チケット

ベオグラードといえば、
私の世代ではユーゴスラビアの首都、という風に記憶しているのではないでしょうか。
昔から首都機能が存在していたため、まちは大きく、
人口も100万人を超える大都市です。
まちは緩やかなアップダウンが随所にあります。
御多分に漏れず24時間乗り放題チケットを購入することに。
金額に驚きました。
何と、120RSD(セルビア・ディナール)。
日本円で160円位です。
これで、トラム、バスが乗り放題。
坂が多いまちではこれはたいへん有難い。
実際に、駆使させてもらいました。
ちなみに、まち中にあるキオスク(売店)で購入できます。
ただ、現金のみの取り扱いでカードが使えませんでした。

写真は旧式。低床式の新型車両の方が多く見かけました

ベオグラード要塞

紀元後1世紀くらいから要塞の歴史が始まるようです。
ベオグラードはドナウ川とサバ川の合流地点にあり、
太古の昔から交通の要所として栄えてきました。
しかし、それゆえに軍事的な意味も大きくなり、
要塞が築かれたようです。
その後もベオグラードは様々な国に征服され、
支配され、を繰り返してきました。
現在の要塞は両大河川を見下ろす高台に公園として整備されています。

奥に見えるのがドナウ河

まちあるき

その他、疲労&酷暑の中ではありましたが、
まちを散策したので、その様子を写真でお伝えします。

聖サワ大聖堂。中は豪勢な装飾が施されていました
聖マルコ聖堂。こちらは聖サワ大聖堂に比べて質素
セルビア国会議事堂
ハイストリート
スターバックス

次の目的地、イタリア・ローマへ

その日は泥のように眠りました。
ホテルをチェックアウトし、
市内から空港へ向かうバスに乗りました。
400RSD。空港バスとしては比較的安い。
そして、30分ほどで、ベオグラード・ニコラ・テスラ空港着
ローマに飛びます。

ベオグラード、ニコラ・テスラ空港。近代的

※メイン写真は、共和国広場からベオグラード国立博物館を見る

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