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SVBと今後の予測

金融市場で相場の転換期となった。銀行株が急落した理由や背景について。主な内容は以下の通り。

  • シティグループのCEOが貸付債権の悪化を発言したことで銀行株に影響が出た。

  • SVBファイナンシャル(旧シリコンバレーバンク)が財務書証券を売却して18億ドルの損失を出したことで株価が60%暴落した。

  • SVBファイナンシャルはシリコンバレーのテクノロジー企業から預金を集めていたが、その企業の経営危機や資金引き上げによって資金不足に陥った。

  • ゴールドマンサックスがSVBファイナンシャルの資金調達ディールを引き受けたが、市場から不信感を買って失敗した。

  • サンディエゴのシルバーゲート銀行は仮想通貨取引所FTXと関係しており、FTX倒産後廃業宣言した。しかし金融市場全体に影響はなかった。

SVBファイナンシャルはシリコンバレーの地銀で、テクノロジー企業を主な顧客としている。
シリコンバレーの経済が悪化し、預金者が大量にお金を引き出したため、SVBファイナンシャルは財務書証券を売却せざるを得なかった。
その結果、18億ドルのキャピタルロスが発生し、自己資本不足に陥った。
新たな資金調達のために株式公募を行ったが、市場からの反応は冷ややかだった。

シティグループのCEOが投資カンファレンスで、消費者のクレジットカードの焦げ付きが深刻な問題だと述べたことが、銀行株に大きな打撃を与えた。彼は、信用力の低い借り手に貸した自動車ローンも支払い遅延が増えており、銀行は損金計上や貸し渋りを余儀なくされる可能性があると指摘した。この発言は、景気が終わりに近づいており、FRBは利上げを見送るべきだという市場の見方を強めた。この見方は、米国経済の成長率や雇用率などの指標が予想よりも低調に推移していることに基づいている。しかし、一部のアナリストは、クレジットカードや自動車ローンの問題は特定のセグメントに限られており、全体的な信用市場や消費者支出に影響を与えるほどではないと主張している

暗い未来が来る。金利は下がる局面にいよいよ来ているので、株は上がるかもしれない。
景気敏感株は避けて、景気に無関係な株やフロンティアマーケットを買うべき。金利と為替の大転換に注意すること。
金利が下がればゴールドやユーティリティも見直される可能性がある。
不況の中で新興国にお金が回ってくることも考えられる。

意見

0.5%の利上げはこないのはほぼ確実
ドル円は、円高。しかしある程度で止まる。
経済は死んだ。金利はこれ以上上げる議論はなくなる。
これからは金利が横ばい→下げる未来がくる。
金利下げ→株価上昇。
ドル安がきてフロンティア、新興国へお金は流れる。

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