クメール語、積年の謎が一つ解けた
シェムリアップでクメール語(カンボジア語)のレッスンに通い始めて約5ヶ月。
長いブランクを挟んだので、だいぶ抜けている部分がありましたが、最近ようやく文字が読めるようになってきました。特殊な読み方をする単語は難しいですが、母音と子音の基本ルールを覚えればとりあえず大方の単語には対応できそうです。
ちょっと厄介なのは、クメール語では単語の「分かち書き」をしない点です。教科書はわかりやすく単語ごとに区切って表記してくれるのですが、一般的には英単語のように単語と単語の間にスペースを入れずに続けて書きます。
慣れればスラスラ読めるようになるのでしょうが、まだまだ道のりは遠いです。これからも地道に学習を重ねるしかありませんね。
さて、今回は上記とは別にレッスンで新しい発見がありました!
今までずっと意味が分からず、謎の状態だったフレーズがあるのですが、ようやく意味がわかってスッキリしました。
それが「ナガイ」です。
カンボジア人の会話で度々耳にするのですが、まったく意味が分からず、わたしにとってはずっと謎のフレーズでした。会話の中で相槌のように「ナガイ、ナガイ」と繰り返して使うことも多いです。
実際にこの動画の中でも度々「ナガイ」が登場します。
辞書でも見つからないし、どうしたものかな……と思っていたのですが、レッスンで「ហ្នឹង ヌン(グ)」を習ったときにようやく判明しました。
「ナガイ」と聞こえていた表現は、「ហ្នឹង ហើយ ヌン(グ) ハウイ」の音が詰まったものでした。英語にすると「That's it」や「That's right」のような意味になるそうです。日本語なら「そうそう」「そうなんだよ」みたいなニュアンスなのでしょうか。
ずーっと気になっていた表現だったので、その謎が解けてすっきりしました。
こんなふうに学習していることが自分の中で線としてつながるときが、言語学習の醍醐味の一つなのかなと感じます。
クメール語学習、まだまだ奥が深いですね。
みな
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