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お邪魔しています・・

朝は裏庭でコーヒー

を飲める季節になった
と思ったら山林の火事の煙

そして今朝やっと
窓を開けても煙の匂いがしなくなって
心地よい湖風が水の香りを連れてくる

一杯のコーヒーをもって裏庭に出る

昨夜なんやかんやと仕事で
夜中の12時までコンタクトを取っていなければならず(なんせ日本の真昼はこちらの真夜中ですから)
いつもより遅い朝7時のコーヒー

湖の波の音と
鳥の声を聴きながら
ゆっくり流れる時を感じていると

カサっ

ん?鳥?
ロビンやブラックバード・・名前よく知らない・・・が野菜の苗を外に植えてから頻繁にやってくる。

彼らは知っている...。

カサカサカサ

鳥ではない
なにかの足音(?)

その方向に目を凝らすと

みっけ!

室内で育てた苗を外に植えかえて
空っぽになったポットの後ろに

チップモンク!
音がした方を見た時はすでに先を走っているすばしっこい彼ら。

こちらが静か~にじっと座っているとふいに姿を現すのだ。
急いでも見えてますよ~

すると今度はフェンスの向こうで

お隣の例の(笑)サウナのあたり

何かがいる
誰?
どこ?

みっけ!

館長? いや二代目館長?

先日見かけた二代目館長(勝手に決めつけていますが)よりも小さいベービーちゃん。

じっとして動かない
まさに息を殺したように

大丈夫よ、見つけてないから

見ないふりしてそーーっとフェンスから離れる。
館長ったらやたら子孫を増やしているのかも💦

そんなことだろうと(笑)
こちらは織り込み済みで
今年はレタスをここで育てることに。

昔のリサイクル用のプラスティックコンテナを逆さにして

上に乗る木箱は夫ジェイが作ったもの。
緩和ケア中に車いすで白いカバーをかけた。
土や水が漏れすぎないように。

鳥よけにネットもかぶせて

ロメインレタスのレギュラーとルージュ。

高さをつけてレタスを植えたのに、ちょっとした飛び乗るスペースがあってやられちゃったのよ野ウサギに

という話を聞いていた。

館長とその一族、ごめんね~
でもあなたたち用にこっそりニンジンおいて置くよ~

そしてこんどは
散歩中に遠くからの鳴き声

これはカーディナルに違いないと
デジカメをズームにして探すと

みっけ!

ふと思う
私が思っているよりも何倍もの数の
ひょっとしたら百倍?千倍?もの生き物が
周りに住んでいるのだろうな

私が知らないだけで。

少しずつ読み進めている本
以前にも紹介したが


この本の中でネイティブアメリカンで植物学者の著者が言う

同僚たちが「OOを発見した」というのを聞くと私は苦笑いする。まるでコロンブスが、自分がアメリカ大陸を発見したのだと主張するようなものだからだ。アメリカは昔からずっとここにあって、コロンブスはそれを知らなかっただけなのに。科学実験とは、何かを発見しようとすることではなくて、人間以外の生き物が持つ知識に耳を傾け、翻訳する、ということなのだ。

植物と叡智の守り人/ロビン・ウォール・キマラー 著 三木直子 訳

ずっと、むかあああああああしから命を繋いできたのであろうチップモンクさんに歴代野ウサギ館長、そしてロビン嬢。

わたし、日本からこの湖畔に来ました。
ちょっとの間だけお邪魔していてよろしいかしらん?

日本とカナダの子供たちのために使いたいと思います。