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カウンセリングについて

うつ病を発症した当初から、カウンセリングを利用しています。
きっかけは、フェイスブックで知り合いになったアメリカのカメラマンから、アメリカでは治療とカウンセリングの両方を受けるのが一般的で、その方もうつ病を経験していて、カウンセリングが役に立ったことを教えてくれました。
当初、主治医は私がカウンセリングに通うことに懐疑的でした。
日本では、まだ一般的ではないし、料金も高く、不確かなことが多いということでした。

今思えば、私自身が早く良くなりたい、この苦しみから一日も早く抜け出したいという思いが強く、焦燥感があったのだと思います。
私は、ネットで調べ、料金も良心的な、先生に通い始めました。
運よく、いい先生に出会えたのか、それから二年半近く通い続けています。
カウンセリングは、料金も高く、時間もかかるし、効果もはっきりとしたものではありません。
しかしながら、まったく無駄かと言われれば、そうでもないと思います。個人的には、病気になる前の、生きづらさを抱えているときから、通っていればよかったかもしれないと思います。
まだ、仕事にも行けている状態なら、経済的にもそれほど出費が痛手ではないですし、心の中の様々な問題を肯定的に吐き出せる場所として最適だと思います。

もちろん、自分に合わない先生なら、通うのをやめればいいのですし。

メンタルヘルスの問題は、とても難しいですし。
相談する人によって、大きな影響を受けると思います。
昔ながらの根性論や、心が弱いからだと切り捨てる人々も多いです。
良く知りもしないのに、ネットの情報で知った気になって、アドバイスしてくる人も多いでしょう。
餅は餅屋と言いますが、やはりある程度の専門的な知識のある人に相談することは大切なような気がします。


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