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STAR TREK:PICARD - TNGの同窓会

一応トレッキーの端くれなのかなとは思っているのですが、最近は多くのシリーズが同時並行的に展開されていて、追いつくのが大変です。少し前にようやく観終わったのがスタートレック:ピカードです。

スタートレック:ピカード

このシリーズは新スター・トレックの艦長であったピカードの晩年期を描いた作品で、TNGの最終話が2364年ですから、その35年後である2399年からこのシリーズは始まります。もちろんピカードは同じパトリックが演じていますし、その他の登場人物もTNGと同じ俳優さんが演じています。実際には30年ほどしか経過していませんけど、リアルなその後を感じられる面々です。

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全部で3シーズン30話があり、シーズン単位のストーリー構成になっています。ものすごく掻い摘めばシーズン1では、2385年に起こった人工生命体の反乱とロミュランに関わる出来事が関係した事件が起こり、ボーグによって2024年という実際の現代(時間軸は怪しい)に飛ばされるまでを描きます。シーズン2では、その2024年で起こるいろいろな出来事に介入し無事に元の世界に戻るまでです。そしてそしてシーズン3では懐かしいTNGの面々と再会し、惑星連邦250周年のイベントで発生する一大事件を解決して終わります。

データはいろいろな場面で鍵となっていますし、ビバリーやライカー、トロイ、ラフォージ、ウォーフといった面々だけではなく、彼らの子どもたちも出てきます。Qやガイナンも登場しますし、セブンも大活躍しますし可変種も関係してきます(他にも懐かしい面々が並びますが、そこはお楽しみに)。まるで同窓会のようですね。もちろんこのシリーズで登場する新メンバーも魅力的で、全体として人生、そして時代を繋いでいく者たちといったところがテーマなんだと思います。

海外TVドラマ『スター・トレック ピカード』公式サイト

スタートレック:ピカード

若い人にはどう映るのかはわかりませんが、年を重ねて人によっては家族を持ち、人生を振り返るとそれまでの選択に対して思うところがあるもので、あの時に違う選択をしていればと異なるタイムラインに思いを馳せることも出てきます。しかしながら、いくつになっても結局、すべては今こそが自分の残りの人生と家族たちとの関係を作っていくわけです。

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そんな思いをしながらシリーズを楽しめるのですが、今の時代らしく人工知能も大きなテーマとなっており、まさにこのシリーズが作られている最中に生成AIが大きな進化を遂げ、気がつけばAIが身近なものになりつつあります。AIが人間を目指した時に何が起こるのか、なかなか示唆に富んだ話にもなっていると思います。

なお、このシリーズに関してはAmazonを始めとした配信でも見られるようですが、遂にパラマウント+が日本でも幾つかの配信プラットフォームに登場しました。まずはストレンジ・ニューワールドから配信が始まるようで、続いてディスカバリーの最終シーズンも登場する予定です。しかし楽しみにしているプロディジーはどうなるかわかりませんし、ローワー・デッキの続編はどうなったんだと気になって仕方がありません。

まあようやくストライキも決着したようですが、いろいろと予定が狂っているだろうとは想像しますし、そろそろ映画はどうなったのかなと思っていたら、急にリーク記事が出てきました。

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まあ映画に関しては今までも紆余曲折が続いているので、撮影が始まるまでは話半分で聞いておきましょう。

さて、完結までたどり着いたシリーズで取り上げていないのは、もうDS9しか残っていないのですが、これが未だにリマスタされていないのですよね。今は配信でも見当たらないですし、一部欠けている部分のDVDを手に入れてコンプリートするかなぁと悩んでいるところです。

ヘッダ画像は、以下のものを使わせていただきました。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Star_Trek_Picard_logo.svg
Vilnisr - 投稿者自身による著作物, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=78996496による

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