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【モチベーション3.0】

前著にも記載したが、戦後から経済成長を経て、モチーベションは目の前にある事を一生懸命やる。すなわち4の5の言わないで働いたやつが一番評価され、それがモチベーションに繋がっていたのが周知の事実であった。今読んでる哲学の本にも、これからは哲学の時代など、様々な情報の享受があるのは、好きなものが目の前にいくつもあり、何を食べていいのか分からない状態に近いかもしれない。雑な言い回しになるが、これからの時代、足りてるもの、世界の中で湧き出す根源となるのは、新しいモチベーションマインドであろう。

ダニエルピンクはTEDでも、もうすでに話題になっており語り尽くされているが、おさらいの意味でも今回のメルマガに投稿をした。

インセンティブによって動機付けとなるのは、誰しもあるが、逆を言えばインセンティブの継続がないとモチベーションがあがらない。これは当たり前の事だが、内なる動機付けに繋がっているだろか。

猿の実験で検証されたのは、猿もインセンティブが動機付けではなく、課題に取り組む事自体が、内発的報酬に繋がっているのだという第三の動機だ。内発的動機と外発的動機は雲泥の差というのがよく分かる。

ただ、アメとムチにも成果が出る場合もあるのを覚えておきたい。それはルーティンワークである。機械的な業務をしてもらう場合、内発的動機は必要がなく、目標を達成させる為のむしろエンジンになるのだ。報酬を渡してうまくいく場合も勿論存在する。芸術家、クリエイティブな仕事、つまり内発的動機が大いに左右する仕事では、最低賃金の保証を与えない限りご飯を食べるすら困難な状況に面し、もともとのモチベーションすら保てなくなる。プラス、金銭ではない偶然のボーナス、ポジティブフィードバックも効果抜群である。クリエイティブで独創的な事においても、他人がどう思ってるのは知りたい筈である。そんな時は、(努力するのに大変だったんじゃないの?あの構成は痺れたね!あの色が抜群に良かった!)などなど、プロセスにも踏み入った賞賛を与えるべきなのだ。

オートノミー(自律)とマスタリー(熟達)に関しても興味深い。自律は能動的に動き、反語である制御されない状況である。マスタリーとは何か一つの分野で極めたいという欲望である。従順な態度ではなく、積極的なエンゲージが求められる時代なのだ。すなわちマスタリーが熟達できる。マスタリーティーを育むにはゾーン(学術名フロー)の状態に入りやすいような環境にするのが、良いとされている。記載されているかは失念してしまったが、ゾーンの状態には自分の実力の20%ぐらいの負荷が必要でないかと私は考える。このブログに関してもそうだ笑 その他、マスタリーを極めるには3つの事柄がある。1心の持ち次第 2苦痛であるのは、しょうがない。続けるしかない。3マスタリーとは漸近線(マスタリーを追求したら、満足いくという幸福感と一致しないという点だ。)

以上がモチベーション3.0について書いた感想と簡単な説明になる。人生の意義など考える必要ではなく、集中できる事、楽しい事にひたすら没頭すれば、マスタリーの成長にも繋がる。非常に勇気があることに聞こえるかもしれないが、身近にあるものに興味をもってみる、そして子供のように素直にダイブ!自分の人生は自分のものであるので、やらない後悔より、ちょっとした勇気と重い腰をあげるだけだ。

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