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わたしのこと②(細かくバージョン)

わたしのこと①(さくっとバージョン)の続きです。

この記事では、経緯を含めて
ちょっと長いですが興味があればお付き合いくださいませ~。

料理教室を立ち上げたところまでお話しました。
その続きです。

開業ピヨピヨ期

会社員時代にせっせと貯めた貯金で
地元に店舗を借りて内装もして、料理教室をオープン!
パンフレット、名刺、ロゴも作り、
ホームページ、ブログも開設。
さらにはオリジナルレシピブックまで。
知り合い呼んで、オープニングパーティもやって。

とにかく、色々準備して
これだけやれば、生徒さんは自然に集まるに決まっている!!
そんな風に思っていました。

ところが。。。

 現実はそんなに甘くなかった

思ったように生徒さんが集まらない。
田舎で車社会だから、と立地の悪さは駐車場完備でカバー。

口コミですぐに生徒さんが増えると思っていたけど
そもそも口コミをしてくれる生徒さんの数が少ない。
ブログのアクセスも伸びない。最初の月、
入会生徒は2~3人。しかも友達。←笑

そう!肝心の新規集客のための広告費を何も考えていませんでした。
広告代理店に勤めていたにも関わらず…!くっ…

毎月かかる固定費とにらめっこしながら
「好き」だけをモチベーションに頑張っていました。

ガムシャラ期

ひたすら生徒集客の文字が頭から離れない日々。
継続的に広告費がかけられないので
チラシも自作でポスティングをしたり、
小予算で地域新聞で折り込みチラシを入れたり、
周囲に声掛けしたり、
人脈作りにコミュニティに参加してみたり、
集客のためにセミナーに行ったり、
情報商材を買ってみたり、
集客コンサルタントという人のところに行ってみたり、
他の料理教室にも行ってみたり(これは趣味を兼ねて(笑))。

振り返ってみても、涙ぐましいことしてたな(笑)
当時のわたしが考えつく
ありとあらゆることをしてみました。

 が。ここまでやっても・・・

かろうじて赤字ではなかったものの、収入と言えば
会社員時代のほうがよっぽどよかったよ、という状態。
ここまでやっても、まだ結果でない?
だんだんムカつき始めました(笑)。

「いつ辞めようか」
「いっそのこと天災かなにかでスタジオが使えなくならないかな」

そんな風に考えることもありました。
好きで始めた仕事だったはずなのにね。

とはいえ、生徒さんは少~しずつ増えていったので、
実際には辞める勇気もなく。

一方で、
ブログを始めた当初は、日常のことばっかりだったんだけど、
途中から、生徒さんとのコミュニケーションツールとして
ブログ発信は続けていました。
レッスンの様子や料理レシピを公開したり、
ホームページでも定期的にメニューの告知を更新して。

 ・・・あれ?

気が付くと、ブログのアクセス数が増え、
ブログやホームページからの体験レッスンのお申込みが
コンスタントに入ってくるようになったのです。

そして体験レッスンに来てくれると、
皆さんほぼ入会をしてくださっていました。
(恐らく8割は越えていました。カウントしてないズボラさよ(笑))

しかも、可愛い女子ばっかり💖

さらにさらに、
企業さんからレシピ開発のお仕事の案件が
ぽちぽち入ってくるようになりました。

 ブログやん!

生徒さんへ伺ってみると、ブログを見てホームページで確認してお問合せ、という流れが出来ているようでした。
この時、スモールビジネスにおけるブログの重要性・必要性を
痛感したのです。今はSNSが当たり前になっているのですが
当時はブログでした。

そして、教室の運営に欠かせないリピーターさんへも

「レッスンするだけではだめ」
「告知するだけでもダメ」
「料理が得意なだけでは仕事にならない」

ということを体感し、
教室運営の自分なりのポイントも出来ました。
料理家という肩書をもちつつ、
わたしの仕事は「料理のレシピを作る人」だけではなく
企業さんへコンサル的なことをしていたことから
フードコンサルタント、と肩書を改めました。

そうして
そのころには生徒さんの数も毎月100名を超えました。

婚活料理教室のイベントとかもやったり、スタジオで料理撮影も。
このとき、自宅教室ではなくてスタジオを持ってて良かった~と実感したのでした。

③につづく。


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