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№4985:「成長」から「より良く」へ!

本noteは先週の月曜日に配信した有料メルマガ「思考変容のスイッチ」の一部を加筆修正したものです。
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こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。

さて、私はこれまで「成長」という言葉を多用してきました。

「成長しなければ死んだも同然」とか言って、むしろ積極的に使ってきました。

が、ここ最近は「成長」という言葉をできるだけ使わないようにしていこうと考えるようになりました。

その理由は「成長あるのみ!」とか「ひたすら成長!」的なことを言っている人に違和感を覚えることが多くなってきたからです。

だから「こういう人種と同じ言葉を使いたくないな」と。

多くの場合において「成長」という言葉の行間には「規模の拡大」とか「売上利益の増大」とか「富や名声を得ること」が含まれています。

が、その結果として様々な破綻や犠牲といった代償が発生しています。

もっともわかりやすいのが家庭の崩壊や仲間との人間関係の崩壊です。

こういう人は「大切なことは何なのか」ということを完全に見誤っていると思います。

「成長!」を志すモーレツ社長の下で働いている従業員も大変です。

男女年齢を問わずサラリーマン諸氏の口癖は「疲れた」「忙しい」「時間がない」。

電車の中ではスマホをいじくっているか寝ているかで、到底「楽しそう」には見えません。

全体として「成長」を志した結果、多くの人が「疲弊」しているのです。

「これって何のため?」と思いますよね。

よくよく考えてみれば「成長」なんていうのは「単なる手段」でしかありません。

多くの人は「成長がしたい」のでしょうか?

それとも「人生をより良くしていきたい」のでしょうか?

後者に決まっています。

どれだけ「成長」したところで「人生がより良く」なっていかなければ何の意味もないからです。

私は高い目標とか壮大なビジョンを目指す生き方に一切の魅力を感じません。

必要なのは「今」を起点にしながら「それを少しずつ良くしていくこと」だと思っています。

ただし「進んでいく方向」を持たないと「その場でバタバタすること」の繰り返しになるので、「大枠の方向性」と「次の目標」は必要だと認識しています。

そんなわけでこれからは「成長」ではなく「より良くすること」に注力していきたいと思います。

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