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№5860:徹底的に「基本」を教えることのみが上司の仕事

こんにちは。スモールジムで会長をやっている遠藤です。

2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2023年内に全国30店舗体制見込み)。

さて、昨日のnoteの最後に「徹底的に『基本』を教えることのみが上司の仕事」と記しました。

私は心の底からそう思っています。

FBL大学では以下の6項目(原則)を「基本習慣」としています。

第1原則:「プロ意識習慣」
第2原則:「学習習慣」
第3原則:「整理習慣」
第4原則:「思考習慣」
第5原則:「仕事習慣」
第6原則:「感謝習慣」

FBL大学のメンバーは私の部下スタッフではありません。

なので、指導は甘くなる傾向にあります。

はっきり言って、部下スタッフだったら到底認めないことを許容したりしています。

一方でFBL大学のメンバーは「お金を払って遠藤から学ぼう」としている方々でもあります。

なので一般的な会社員よりも意識が高いと想定できます。

この相殺で「自分で基本を身につけてもらうしかない」と思っています。

私から見ていると、ほとんどの会社で「基本指導」は行われていません。

「基本」がないのに「応用」をさせたり、「基本」を習得できていないスタッフに「自分の頭で考えなさい」と求めたりしています。

例えばですが、上記の「学習習慣」の中には「週1冊の読書」があります。

「週1冊の読書」もしていない人が「自分の頭で考えること」などできるわけがありません。

できたとしても、それは思いつきレベルのことに過ぎません。

私だったら「自分の頭で考えること」の前に「週1冊の読書」を要求します。

当然、それは評価に反映させます。

かつて私が作成した「人事評価基準」では入社間もないスタッフは「基本習慣の実践度」でしか評価しません。

「週1冊の読書」だけでなく「毎日、日経新聞を読むこと」等をしていなけらば、その他の能力がどれだけ優秀だとしても評価しません。

「基本ができてなんぼ」です。

「完璧」は求めませんが「80%くらい」はできていなければ失格です。

現在、部下スタッフはいませんが、私は「基本の徹底」についてはかなり厳しいほうだと思います。

スポーツでもそうですが「基本」ができていなければ、活躍は長続きしません。

「基本」は本人のためなのです。

もっと「基本」を重視する経営者や上司が増えてほしい。

そう思います。

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