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「これからやってくる未来」を予測させる事例

こんにちは。遠藤です。4810回目のブログです。
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さて、フィットネス業界関連の報道について。

ジョイフィットさんが50店舗近くの店舗を閉鎖すると発表しました。

同社のホームページによると2019年段階で338店舗あり、それを2022年に500店舗にする計画だったので、今回の閉鎖は計画に対して大きな痛手となっています。

私は同社について詳しく知りませんが、今後収益化が見込めない店舗をこのタイミングで閉鎖するのは良い判断だと思います。
※もちろんメンバーさんには申し訳ないことではありますが。

何故なら赤字の店舗を放置するほど罪なことはないからです。

もちろんその赤字店舗に戦略的な存在意味があって、スタッフに負荷をかけていないのなら問題ありませんが、多くの赤字店舗はその原因が経営陣の出店判断にあるにも関わらず、その責任を店舗スタッフに押し付けています。

典型的な疲弊の原因です。

関連して数日前に「大手の居酒屋だけで200店超が業態転換予定」という報道がありましたが、こちらも早期閉鎖、早期業態転換が当然の方針だと思います。

「回復の見込みがない」からです。

いずれにせよ、これまで「人に依存しないクラブ」かつ「比較的小規模なクラブ」を作ってきたジョイフィットさんが店舗を大量閉鎖することは「これからやってくる未来」を予測させるものです。

何故なら多くの総合型クラブは人を置いているだけでまともなサービスを提供していないからです。

実質的には人がいないのと同じです。

その状態でジョイフィットさんより図体が大きくコストも多い。

となれば、「この先どうなっていくか」は明らかだと思いますです。

居酒屋にせよフィットネスクラブにせよ方向性は明確です。

もはや「大勢の人々が集まり、密になる場所」に人は来ません。

相手と仕切られていて(距離があって)、少人数であることが相当に優先順位が高い運営条件になります。

各個人は会社に依存することなく、自らの生存方法を真剣に考えることが必要だと思います。

でないと一緒になって「ドボン」してしまいます。


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