しきかず

新聞読むのが好きで、日々の記事について持論をアウトプットしています。特にビジネス、国際…

しきかず

新聞読むのが好きで、日々の記事について持論をアウトプットしています。特にビジネス、国際情勢、AIやデジタルの技術動向やガバナンスに関心があります。 仕事では主にDX関連のBizDevやSEをやっています。

最近の記事

能登半島地震で公費解体が進まない問題について考える

本日で能登半島地震が発生してから4ヵ月が経過しました。地震に関する報道が減ってきた今、能登半島の現状を伝える記事が出ていたので、現状の問題と対策について考えてみました。 現在の状況被災した建物の復興には、自治体が撤去して解体する『公費解体』が前提となりますが、現在もなかなか進んでいない状況です。 今でも解体待ちの建物が崩れ落ちてきて危険な状態となっている場所もあるようです。 問題点復興の前提となる解体になぜ時間がかかっているのか。記事によると公費解体が進まない問題点は以下

    • 楽天グループの決算を読み解く

      こんにちは。各企業の決算が発表されてから、少し時間が経ってしまいましたが、2/14に発表された『楽天グループ』の2023年12月期の連結決算がファイナンスの視点でとても勉強になりそうだったので、アウトプットしたいと思います。 2023年12月期の連結決算楽天グループの2023年12月期の連結決算(国際会計基準)は以下のとおりで、5期連続の赤字となりました。 モバイル事業が足を引っ張り、最終赤字が続いている一方で、売上収益は創業以来27期連続の増収でついに2兆円を突破しまし

      • 東京メトロの上場に関する深掘り

        東京メトロが2024年夏以降の上場を目指すとの記事がありましたので、今回はこちらについて深掘りしてみたいと思います。 東京メトロとは正式名称は『東京地下鉄株式会社』で、首都圏に在住の方であればお馴染みの丸の内線や銀座線などの地下鉄を運営している企業です。 実は東京メトロは株式上場しておらず、政府が53.4%、東京都が46.6%の株主となっています。 なぜこのタイミングで上場するのか『復興財源確保法』という法律にて、政府が2027年度までに確保した売却収入を復興債の償還費用

        • 積水ハウスの米住宅メーカー巨額買収に関する考察

          積水ハウスが米国の住宅メーカーM.D.C.ホールディングスを約49億ドル(約7200億円)で買収すると発表しました。 今回のM&Aが何を意味するのか、積水ハウスの米国市場への戦略や課題について考察していきたいと思います。 記事を要約すると主なポイントは以下のとおりです。 日本の住宅市場日本の住宅市場は先行きの見通しが厳しく、国土交通省によると注文住宅の23年11月の着工戸数(持ち家)は1万7789戸で、前年同月比17.3%の減少でした。 前年比でのマイナスは21年12月か

        能登半島地震で公費解体が進まない問題について考える

          ファイナンスを学ぶとおもしろい

          最近、新聞を読んでいて、いろんな企業の売上や利益が増えたとか減ったといった情報を読んでもいまいちピンとこなかったり、「へ~そうなんだ」としか思えないことがよくありました。 そんなときにふと読んだ記事で「ファイナンスを学ぶと、企業に関わるお金の動きを字面だけ追いかけるのではなく、その背景まで想像できるようになる」と書かれており、『ファイナンス』に興味を持ちました。 そこで、まずはインプットからということで『ゼロからわかるファイナンス思考』という本を読みましたので簡単にアウト

          ファイナンスを学ぶとおもしろい

          医療DXの課題と自分が感じたこと

          本日の気になった記事。 政府が進める医療DXについて自分なりに考えてみました。 要約まずは本記事の要約です。 背景政府は医療DXを進めるために、2030年までにほぼ全ての医療機関へ電子カルテを普及させる目標を掲げています。 そもそもなぜ政府が電子カルテを広げようとしているのか。 電子カルテを導入する病院を広げることで、病院間でカルテ情報を共有できるようになり、患者は別の病院にかかるたびに同じ検査を受けなくて済むようになります。 また、救急搬送されるようなことがあった際に、

          医療DXの課題と自分が感じたこと

          AIによる農産物の需要予測サービスの事例を図解

          農産物の直売所向けにAIを活用した需要予測サービスの事例に関する記事がありましたので、図解してみました。 今回の記事はこちら。 背景現在、世界で異常気象やウクライナ危機によって、輸入に頼る食料確保のリスクが高まっている中、日本ではこの10年ちょっとで農業従事者が約4割減っています。(農業従事者の全体の約7割を65歳以上が占める) 今後の農業の担い手を増やすには、農家の収益向上が急務となっており、農家が自由に価格を決められる直売所の活性化が必要となっています。 農産物直売

          AIによる農産物の需要予測サービスの事例を図解

          英アームの米ナスダック上場の影響と今後の展望

          先日、ソフトバンクグループ傘下のアームが9月に米ナスダック市場に上場するとの記事がありました。 アームとはどんな会社なのか、これまでの経緯や今後の展望について書いていきたいと思います。 まずは記事の要約です。 記事の要約アームとはそもそもアームという会社はどんな会社なのか。 アームはイギリスのケンブリッジに本社を置く半導体設計大手の企業です。 アームの特徴は、半導体の設計図を半導体メーカーに提供し、そのライセンス費用をもらうビジネスモデルで収益を上げている点です。 つまり

          英アームの米ナスダック上場の影響と今後の展望

          はじめまして

          はじめまして。かずと申します。 最近、Twitterで新聞の要約や感想のアウトプットを始めました。 せっかくなので、長文用にnoteでもアウトプットしていきたいと思います。 noteで発信するジャンルは以下のようなものを考えています。 新聞記事の要約や感想 本で学んだことや感想 趣味 noteを通じて、頭の中を整理しながら、楽しくアウトプットしていけたらと思います。

          はじめまして