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読書しないギャンブラーのススメ

間違いなく読書はしたほうが良い

タイトルといきなり逆方向のことを言ってしまいますが、まず間違いなく読書はしたほうが良いです。
じゃあなんで『読書しない~』みたいなタイトルにしたかというと、私のように読書が苦手な方が本を読まずに少しでも読書家に近づこうというダブスタな考えをなんとかしようと実践した内容を共有しようというものになります。

読書しない時間をどう使うか

時間の使い方なんて個人の自由だし強制できないのですが、まず認識として、読書してる人たちは『狙った情報や知識』を『効率よく』摂取しています。

ここが読書家と私(たち)の大きな違いです。我々がアニメ見たりゲームを楽しんだり、ドライブしたりジョギングしたりしている間に読書家は急速に賢くなっていきます。その分我々は健康になったり流行りのエンタメに詳しくなったりしますね。

では読書以外に時間をどう使うと読書に比べてどういう効果が得られるのかを考えていきましょう。

散歩に行ってみる

私は散歩大好きなのでよく一人でフラフラするのですが、主に目的は『考え事』で知識の摂取の時間ではないと認識しています。それでも例に挙げるのは偶然体験する事柄によって知識が増える時があるからです。

たとえば、線路沿いを散歩していた時に見慣れない列車を見ました。電車に詳しくないのですが窓がほぼなくコンテナを乗せていたので貨物列車であることはわかりました。そこで不思議に思ったのが、やけに車両が長いように感じたことでした。

今は便利な時代なので手元のスマホで調べると貨物列車は2023年現在27両編成のながーい編成があるとのことで、これは自分の中にはない知識だったので新しい情報をインプットした形になります。

ただし、全く『狙った情報や知識』ではないですし、『効率よく』もないと思います。良かったのは「考え事ができて新しい情報も偶然得られた」ことです。

会話の中から情報を仕入れる

これはみなさんやってると思います。ごく自然に、意識せずに。
やっぱり対面で喋ってる時に情報って回ってきますよね。そこである程度狙った情報も得られる可能性があるはず。

効率の面もあまりにも伝えるのが苦手なタイプの方を除くと、良い感じの伝導率だと思います。
ただ、この方法は主観の落とし穴があります。

どうしても人間なので『どう思ったか』とか『なにを受け取ったか』みたいなのを話しがちだし、そっちの方がむしろ良い場合もあります。

ただそうすると、本を読んでなにを感じたかみたいなところがスキップされてしまって本懐を遂げることができない感じがしてしまいます。なので信頼できる友人や家族からどんどん知識を摂取するのが良さそうだと私は思います。

これに関してはYouTubeの解説やまとめの動画があるので、それで「この人は信じられる!」みたいな人がいればそれもアリだとは思います。良い時代ですね。

ギャンブルのススメ

ここで急にタイトルに戻りますが、本を読まずに知識を摂取する場合どうしても『外に出る』か『自分以外の人間から聞く』ことに情熱を傾けるのが良いということになると思います。
要は「賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶ」を地で行ってる感じですね。

私のように読書が苦手な人間で、それでも豊富な知識を身に着けたい(強欲)場合にはやはりギャンブルです。ギャンブルと言ってもお金を賭けるわけではなく、この場合時間を賭けます。

ビンゴで楽しむ

やるからには楽しまないといけないので、その方法を紹介しようと思います。
自分に今後必要な知識があるとして、それをマンダラチャートに書いていきます。

↑こういうやつ
出典:マンダラチャートの欠点と補完法

※この必要な知識が本で得られる知識であれば本を読んだ方が絶対良いですし、みなさんは本を読んでください

さてマンダラチャートが埋まったら外に出るなり友達と喋るなりしましょう。それで偶然得た知識があればアタック25のように色を塗っていきましょう。経験上一個でも塗ることができたらすごいです。運もある天才です。早く本を読みましょう。

雑学ばかり増える

なんとなくこの文章を読んでいるとわかると思いますが、ビンゴは揃わずに雑学というか披露することのないムダ知識(昔はトリビアと言っていましたね、懐かしい)が新潟の雪くらい積もっていってそのうち溶けて無くなります。披露しないので。

とはいえ、それが役立たずかというとそんなことはなく、勉強もやってこないで本も読まなかった私のような人間にとって雑学は会話のタネになりますし、それで食っているようなものなので完全に否定できるということもないです。

本を読もう

これだけ言っておいてなんですが私がどうしても話がしたい人がいるとして、その人との共通言語として本を読むことはあります。会話してスムーズなやりとりに同じ前提知識や体験という共通言語はどうしても必要なので。

ということで、タイトルと真逆の〆になりますがみなさん本は読みましょう。では。

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