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覚悟は「決める」ものではなく、動けば勝手に「決まる」もの

今日も「ポエム」な投稿になると思います。(先に言うな)

私は根っからの「貧乏性」です。「貧乏暇なし」と言いますが、「貧乏」は「暇」が嫌いなようです。

今のままで十分生活はできるし、何もしなくても穏やかに時間は流れます。

が、根が「貧乏性」の私。「暇」ができると「何かせねば」と思ってしまうのです。

まぁ、それが「スイカゲーム」でも良くて、実際スイカゲームもめっちゃやってしまうのですが、それでは気持ちがおさまらず。人間の本能なのでしょうか、貧乏性なのでしょうか、「誰かの役に立ちたい」と思ってしまうわけです。

それで、ボランティアでもパートでもやれば良いのですが、なぜか私の習性として「ちょっと人にはできないことをやってみたい」と思うようで(貧乏性な上にあまのじゃくという困り者)。数年間の主婦生活とIT企業でのパートの後、見つけて手を出したのが「DX」という分野でした。

学んでみるとものすごく面白い。会社員時代の経験も生きそうだし、新しい分野なので経験年数も他ほど問われないだろう、ましてや性差や年齢なんて関係ある?と思い、約1年、経産省のDX人材育成プログラムや東大のデータサイエンス講座を受講しデータサイエンスや最先端のAIについて学びました。で、最近になり「よし、じゃぁ、実践の場を探そうじゃないの」と転職エージェントに登録したり、リクルーターと面談してみるものの、

あれまぁ、なかなか仕事が見つからないじゃないですか。

もちろん、私自身のスキル不足や色々な注文(勤務時間、できればリモート希望、など)もあるので、全てにおいて「私がオバサンだから」仕事がない、というわけではありません。ただ、仕事探しのプロセスにおいて、入り口の時点で「年齢」「性別」「社会的ブランク」で選考のスタートラインにすら立てていないのでは、と感じる場面が多々ありました。

「オバチャンは黙ってパートでもしといて」感を
何も言われてないのに、ひしひしと感じるわけです。(被害妄想強め)

確かに私は、
正社員を辞めた
そこから「扶養家族」というステータスに甘んじてた
何年も就職活動をしてなかった
ので

「じゃ、そんな人は最低時給近いことを粛々とやっておいてよ、どこも人足りてないんだし。」

と言われても仕方ないのかもしれません。でも、

「就職氷河期」と言われた頃に学校を卒業した同世代には、社会人スタートから正規雇用のレールに乗れなかった人も多い。
「会社を辞めた」といっても、育児や介護、配偶者の転勤などの理由もある。
そもそも、仕事を探している人の何を見なきゃいけないって、スキルとやる気であって、その人の職歴とか学歴とか年齢や性別なんて関係ないはず。

と、ずっと悶々としていました。(モンモンモンモン)

ただ、個人ベースで話をすると、割とポジティブな意見が多く。
企業側では「DX推進手伝いますって人、めっちゃ重宝されるよ!」「特に中小企業全般IT苦手だし、事務作業とか溜まりまくってるし、DXって言われても何からしていいんか分からん、って状態だし。」とか。
離職中の女性からは「アラフィフ更年期やし体使う仕事とか無理」「エクセルなんて会社員時代毎日使ってたから今更コピペで人生終わるのもね…。」「娘のバイトの方が時給良かったりする。私も一応20~30代はバリキャリやったのに。」とか。

なので、

『離職中の中年女性がデジタル分野のリスキリングでDX推進人材となり、
DXを進めたいけれど人材不足で何もできていない中小企業の支援をする。』

中年女性と中小企業を本当の意味で「デジタル」で「トランスフォーム」する仕事を創り出せないか、と考えるようになりました。

「人材育成、DX推進、マッチング」の3つのサービスをビジネスプランとして言語化し「関西女性起業家ビジネスプラン発表会(LED関西)」に応募したところ、ありがたいことにピッチの機会をいただけました。

これから「おかんDX」を事業化するために、ビジネスプランをブラッシュアップし、協力いただける企業様や自らを「DX」したいオカン仲間を探していきたいと思います。

実はずっとそういうことをした方が良いのでは、とも思っていたのですが、いかんせん自らを「女性起業家」と名乗るにはなんだか「おいどこそばゆい」(←「くすぐったい」の意)し、人前で話すのもキラキラした場に出るのも「いやいやいやいや。。。」と尻込みしてたのですが、

なんでしょうねぇ。書いて出して選ばれたら、覚悟が決まったというか。
そして他の多くの「社会を良くしたい」想いで色々なビジネスを立ち上げようとしている女性の皆さんがいるということを知り、刺激を受けたというか。

行動を起こしたことで、なかなか決まらなかった覚悟がすんなりと決まりました。

「で、何やるの?」「これはどういうこと?」とまだまだ詰めなければいけないことだらけなのですが、当面は12月19日のピッチ登壇に向けて、妄想を現実に変えるための話をすべく頑張っていこうと思います。

ね、ポエムだったでしょ。

ふぅ。言うたよ。言っちゃったよ。後には引けないよ。(←覚悟決まったと言う割には、まだまだお尻が青い 笑)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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