見出し画像

また日常が戻ってきた

昨夕、実家から自宅に戻り、早速、今朝は朝7時から1時間の子育てサポートに行ってきます。

他に送迎と、夕方のサポート依頼が入りましたので、今日は3件頑張ります。

猫の手も借りたい親御さんたちにとっては、サポートしてくれる人なら誰でもいいのでしょうが、

 あゝ日本のどこかに
 わたしを待ってる人がいる

そんな気持ちで、自分を鼓舞しています。


お蔭さまで、帰省してリフレッシュできました。

何だかんだいっても自宅の方が落ち着きます。
やはりここがマイホームです。

昨日、帰る前に、実家の隣に住む叔父のところに挨拶に行ったのですが、叔父は留守で、同居している娘(わたしの従妹)と少し立ち話をしました。

叔父は元気そうに見えても、急激に認知症が進み、あちこちでしょっちゅう、落とし物をするのだそうです。
その都度、カードを停止したり、各種手帳類を再発行したり。
警察に紛失届を出して、「見つかりました」という連絡を受けて取りに行ってみると、全く別のものを落としていることが発覚したり。

もう限界だと、大弱り…というより、怒りモードで愚痴のオンパレード。

「ごめん。もう、出る時間だから、また今度ゆっくり話そう!」と言って別れました。

この従妹は三人兄弟の末っ子で、大学を出たあと、アルバイトをしていたこともありましたが、長年引きこもっています。
話してみると、明るい引きこもりですが、他人とは一切付き合いを絶ち、家の中で猫10匹と暮らしています。

兄は亡くなり、他県に住む姉は実家に戻る気はないようです。

この末っ子の従妹は、父親とケンカばかりしています。

今まで親に守られて生きてきて、今が人生の試練のときなんだと思います。
叔父も家にいるのが、面白くないのでしょう。
デイサービスその他で、毎日出掛けるのですが、出掛ければ出先で、落とし物、忘れ物ばかりしてしまうようです。
困ったものです。

「認知症の人を叱っても仕方ないよ。気持ちはわかるけど。ストレス溜めないように何か考えないとね」と声を掛けるしかありませんでした。

同情はしますが、自分の親なんだから、自分で何とか解決策を考えなければいけません。
専門家に相談するのもいいでしょう。

冷たいようですが、そんな風に思いました。

さて、5人に1人は認知症になる時代が来るのだとか。
NHKのニュースが伝えていました。
認知症になりたくてなる人はいない。
なったときには、本人は何もわからない。
悲しいことです。




*ヘッダー画像は、にしき堂の
 どこでもみじ です。