高級食パンは何のためにあるのでしょうか。

勿論食べるため。

ですが。。。


今まで、評判の高級食パン専門店に
あちこち行ってみましたが、
自分のために買ったことは一度もありません。

朝のトーストは
超熟で充分です。
（安い女です）

高級食パンは
ちょっとした御遣い物
にぴったりなんです。

俗に、

日本で最上級の御遣い物は、
とらやの羊羹だと言われています。

何卒よろしくお願い申し上げます

誠に有難う存じます

申し訳御座いません
心よりお詫び申し上げます

こんな場面では、とらやの羊羹を
恭しく差し出す。

季節のご挨拶、訪問先への手土産、
帰省土産、差し入れなど、一般的な贈り物なら、予算に応じて菓子折りを用意します。

ケーキ、焼き菓子、お饅頭、最中、豆大福にフルーツ大福。。。
自分で食べなくても、お菓子選びは楽しいですね。

そして、
気の置けない友達へのプレゼント、
軽い挨拶程度のお土産なら
1000円以内の予算でお財布に優しい、しかも話題性もある
高級食パンがぴったりです。


そろそろ人気も下火なのかな？
と思いきや、まだまだ新店も
オープンしているようです。

乃が美や銀座に志かわ、ラ・パンなど
全国にチェーン展開しているところもあります。


パン文化が根付いている京都には、高級食パンの更に上を行く、グランマーブルというデニッシュ食パンなどもあります。

季節限定商品の発売や、いろいろな食べ方を提案しているところもあります。

でも、焼きたてはトーストしないで生で。
これが鉄則。
食べ過ぎ注意！

食パン専門店から出てくる人は、
たいてい両手にいくつも袋を提げています。

自分のためだけに買う人は
やっぱり少ないみたいですね。

今まで何度か食べた高級食パンは、
すべて到来物でした。


パンでちょっとしたハレ気分を
味わうしあわせ。

たまには
自分へのご褒美も
いいかもしれません。


＊写真は銀座に志かわのホームページ　　
　の画像をお借りしました。