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新システム

まず最初にお断わりしておきますが、皆様には何の関係も興味もないと思われるシステムのお話です。

新年度になり、市の子育てサポートのシステムが新しくなりました。

それまではというと、
活動報告書兼領収書(4枚綴りの複写紙)に手書きで記入していました。
恐ろしく記入欄が多く、その説明を始めたら、おそらくそれだけで1000字超になってしまうので、割愛します。

記入が終わったら、利用会員さんに署名をいただき、一月分を翌月まとめて事務局に持参し、その場で計算間違い、記入漏れがないかチェックをしてもらいます。

因みにわたしは月に20 枚前後の報告書を提出しますので、チェックする側も大変です。
更に、この書類の内容を、いちいちPCで手入力していたというのですから驚きです。

4月2日より、念願の新システムの運用が始まりました。 
昔人間のわたしは、うまく使いこなせるのか、一抹の不安がありましたが、早速報告書をスマホで作成してみたら、あら簡単! 
必要な情報を入力するだけで、一発で報酬の計算も出来てしまいます。
登録ボタンを押せば、相手方(利用会員さん)も閲覧可能。承認を押してもらい、報酬を受け取った時点で、こちらが受領ボタンを押して完了です。
また、コピー機能もあり、必要な箇所だけ手直しすればいいので便利です。

これまでは区の事務局から市の本部へ補助金の請求をし、数ヶ月遅れで私のところに通知が来て、「間違いないです」と、書類を返信用封筒で送り返し、暫くして振り込み金融機関確認の通知が届き、書類に記入してまた送り返し…
これを毎月繰り返していました。

さすがお役所、仕事が丁寧です。
人件費、通信費を湯水の如く使っています。
潤沢な資金はすべて税金です。

ペーパーレス化で、これも一気に解決。

簡単、スピーディーになり、提供会員、利用会員、事務局の人、市の本部の人、みんなの負担が軽減するはずです。

ひとことで、子育て支援を充実させるといいますが、何か新しい事業を始めるとなると、莫大な経費がかかります。

これだけのお金を投じて、利用者はまだまだ少数派。    
提供会員も圧倒的に不足しています。

わたし自身も、〇〇家の専属シッターさんみたいな感じで使われて、今頭の中は疑問符だらけになっています。