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rakugo1000 (77) : 鈴々舎馬るこ「八幡さまとシロ」

概要
八幡さまの境内に日々あらわれる一本の差し毛もない犬、シロ。いつか人間になりたいと、毎日裸足詣り(犬だから当然だけどw)を続けていたら、なんと満願の日に八幡さまがあらわれ、人間にしてくれた、という。
ただ、「今日一日は仮人間の状態だから、犬の習性をまだ残してる。誰かに犬っぽいって言われたら犬に逆戻りだよ」と言い残された。
人間になれて嬉しくてたまらないシロ。人間らしく奉公をし生活をしていくために、上総屋の旦那にお願いをする。早速紹介があって奉公にではじめるが、やっぱり習性は怖いもので…。
古典落語、「元犬」の改作。「元犬」では出てこない八幡さまのキャラが最高にファンキー。

今日聴いた噺
19/09/27 下丸子らくご倶楽部
入船亭遊京 中国漫遊記
快楽亭ブラ坊 実録ヒモ生活
鈴々舎馬るこ 八幡さまとシロ
柳家三三 大工調べ
林家彦いち 神々の唄

プチメモ
下丸子らくご倶楽部への愛着が止まらないw 毎回ゲストもいいし、好きすぎる会です。
今回はホストが彦いちさん、馬るこさんで、ゲストが三三さん。もうヤバすぎるでしょう。いろいろと調整してなんとか滑り込めて至極ハッピー。
今日の若手バトルは、始まって以来初の、漫談対決だったというw いや、落語家さんが話すとそれも落語って彦いちさんも認定してたな。。。でも二人とも楽しいはなしで、また聴いてみたくなっちゃった。
馬るこさんが八幡さま大活躍な噺をしたためか、続く三三さんも噺のなかにしっかりそれを折りこみ。彦いちさんは、トークコーナーでお客さんから「新作を聴きたい」というリクエストがあっての、そのうえで八幡さまがキーな「神々」を演るっていう。しかもいつもの八幡さまとは違って、馬るこさん仕様な八幡さまだったw
同じくらいの世代の人が集ったせいか、フットワーク軽い感じがすごくステキ。落語協会の若手真打はやっぱりすごいよ。

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