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TSUBAKIの"しっとりまとまる ヘアウォーター"で寝ぐせを直そう。

A

久しぶりの投稿です。梅雨で雨が多くなってきました。洗濯物が乾かなくてただただ困ります。雨を文学にするほどの教養は持ち合わせていないのでこの季節はあまり好きじゃないです。こんな天候のせいでアニメの進みは悪かったですが見終わりました。3期。やっぱり面白いです。ここで終わっても良いんじゃないかって錯覚するほどの満足感です。

感想

1期は「人間の愚かさ」、2期は「善悪の曖昧さ」とすると。3期は「人間の悪意」になるのでしょうか。まず中央政府をぶち倒す展開。まじで大好きすぎる。クーデター後の馬車でザックレーがエルヴィンに対して言い放った。

「気に食わなかったから」
「このクーデターが人類にとって良いか悪いかなどには興味がない」

ザックレー総統

この2つが痛快。結局のところ、人間は理想とか夢とかの大義名分じゃなくて感情的な不快感、メンツを潰された時に動くよねとつくづく感じた。ほんまに”人間”をしっかり掘り下げてすごいなの一言。

最後に明らかになっていく真相もやっとわかってめちゃくちゃスッキリ。そんで何が良いかってそこまでややこしくない。人類は補完しなかった。補完やらマルチバースやらが出てくるのではとソワソワしてたけど杞憂で一安心。回想編の中にあったグロス曹長が

なんでってそりゃ?おもしろいからだろ?
どうかしてると思うか?でも、ヒトは残酷なのが見たいのだよ
平和ってのは大変結構なことだが何か物足りんのだろうな
「生」の実感てやつか。自分が死ぬのは今日かもしれんと感じて生きる
それが生き物の正常な思考なのだよ

グロス曹長

核心つきすぎっしょ。少年マンガの皮を被った社会派マンガすぎる。ここまで人間を掘り下げた作品って存在しないのではと?錯覚してしまう。
他に気になった事としては獣の巨人がダウンタウンの浜田にそっくりだったことと石の投げ方、ミカサの寝ぐせ。まじで浜田の巨人って言い出すんちゃうかって思ったけど大丈夫やった。そんで投げ方が完全に渡部俊介。ここで急にミスターサブマリン出てくるのはおもろすぎ。作者は絶対ロッテファン。あとはミカサの寝ぐせ。めちゃくちゃ大事なシーンやのに平常時からは想像もつかへんぐらいアクロバティックな寝ぐせのせいで全然頭に入ってこんかった。エレンがうなされてるより前にちゃんといじってあげて欲しい。あんな感じやからミカサは多分、出撃前とかは鏡とかで髪型を気にするタイプの髪質なんやと推測される。資生堂の”TSUBAKIしっとりまとまる ヘアウォーター”とかがおすすめかなと思います。人間らしい一面の出し方のくせが強すぎる。寝ぐせだけに。いや、やかましいわ。

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