深圳・香港の旅⑤~深圳大学での話~
こんにちは!あいでんです。
今回から3日目の話に入ります。前日の疲れが残ったのか寝坊から始まった一日でした。
しかし、前日と同じくらい刺激的な一日でした。
(今までの記事はコチラ)
〇深圳・香港の旅①~ホテルに着くまで~
〇深圳・香港の旅②~深圳の夜の話~
〇深圳・香港の旅③~元工場地帯と電気街の話~
〇深圳・香港の旅④~ドローンの話~
それでは、、、いってみよっ!
3日目前半戦
さて3日目も朝の9時に出発。
まず最初の目的地は『無人コンビニ』だ。
今回の訪問はこれが1つのお目当てでもあった。しかし、
本当に無人コンビニだった・・・
ご覧の通り、閉まっていました。24時間と書いてあるのに。これはつまりそういうことなのか。
めちゃくちゃ残念だったのですが、旅にアクシデントはつきものということで次の目的地へ。
続いては深圳市博物館へ行くために人民中心駅へ。
駅から少し歩くと大きな建物を発見。
深圳市役所と博物館が隣接している
あまりの大きさに驚愕。さすがのスケール。
ここからさらに歩くと博物館の入り口を発見。
深圳の自然史、文化史、改革後の経済史をまとめた博物館。三階建て。
中に入ってもさすがの大きさ。全て見て回るのには約3時間ほどかかるらしい。
残念なことに1時間ほどしか時間がなかったので、改革後の経済史を見に三階へ向かう。
しかしここで恐れていたことが起こってしまう。
そう、当然ながら中国語と英語しか書かれていないのだ。
何を書いているのかさっぱりだ。
写真や歴史物が展示されているのだが、それだけで理解できるほどの学がなかった。
鄧小平さん。泊まった部屋や視察の際に使ったバスも展示されていた。
深圳市の発展図
つまりほとんどわからないまま、勝手な解釈とフィーリングで楽しむことになった。
ああ、語学を勉強しないといけない・・・
どのようなことが展示されているかはコチラの記事をご覧ください。
『Tsytomu TOBITAさん/1年半ぶりの深圳にて(その2)』
深圳大学を訪問
博物館を出てから昼食を済ませると次の目的地へ。
深圳大学へ向かう。
桃園駅を降りてからちょっと歩くと大学へ到着。
国立深圳大学の文系ゾーンを指す看板
まずは深圳大学の創意園についてのお話を聞く。
しかし、ここでも中国語オンリーのプレゼン。
幸いにも院生の方が和訳してくれたため、なんとなくは理解できた。
スライドも中国語のみだった
深圳大学総意園は2009年に設立。
これまでに約2.9億円を学生に投資している。
年間50〜70社が入居しているという。
また、この建物には会社のオフィスだけではなく学院コーヒー、アップルと共同創設しているコワーキングスペースもある。
コチラがそのスペース。なんでもここでビジネスアイデアを練っているんだとか。
まさに起業するための環境が整っているわけだ。
さらに深圳大学ではしているらしい。
意識すらも変えていくように環境を整備している。
また、企業と大学が連携したピッチイベントも多く行われており実践的な学びが整っていると感じた。
そのためここにいる学生にとっては起業することは当たり前で、むしろ起業に何かしらの関わりがないと居たたまれないような雰囲気らしい。
しかし、トゲトゲしい雰囲気かというとそうではない。
大学の講義ではグループワークも多くあり、協力意識・仲間意識といったものは根底にあるようた。
現に寮は3人一部屋らしいのだが、そのメンバーで起業したり、グループワークやイベントで一緒になったメンバーと起業するということはよくあるらしい。
また、次のような取り組みもある。
企業の資材を大学に借り入れ、それをもとに大学生は学びを得る。
そして、その学びを今度は大学生か小・中学生に伝える。
HeroMakersという手法らしい(間違ってたらごめんなさい)
これらを政府ではなく(政策としてはあるらしいが)、大学が企業と連携しながら環境を作り上げている点が非常に面白いと感じた。
そして、それにしっかりと乗っかる学生も素晴らしい。
日本にこうゆ体制ができるのはまだまだ先なりそうだ。
ただ悲観してもいられないし、やるしかない。
お話を聞いた後に記念にパシャリ
実に刺激的な話だった。
特に起業することは当たり前であり、ここにいる最低条件だと聞いた時は。
(このタイミングで先日訪問したOCT LOFTで店を持つ深圳大学生が多数いることを知る)
自分も何かしなければと、そう感じた。
実はこのあとも深圳大学の話が続くのだが、長くなってしまいそうなので今回はこのあたりで終わりにします。
それでは、また次回!
続きはコチラ:深圳・香港の旅⑥~深圳大学院生との話~
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