夜景

深圳・香港の旅④〜ドローンの話〜


こんにちは!あいでんです。

今回は2日目の夜のお話を中心に書いていきたいと思います。
今日でこの旅日記も折り返し。
(前回のお話はコチラ:深圳・香港の旅③~元工場地帯と電気街の話~


それでは、、、いってみよっ!




ホテル周辺をぶらり

電気街からホテルへ帰宅してから周辺を探索。

夜とはまた違った景色に見えます。

ユニクロとデザインがほぼ一緒の雑貨屋さん「メイソウ」に行ったり、ほぼパチモンの洋服を売っている店で服を買ったりしました。

電灯を売っているよくわからない店。Googleの電灯に少し惹かれる(笑)。


そんなこんなで街を見て回ったあとは、ホテルで少し休憩してから夕食を食べに再び街へ。

2日目の夕食は最近人気?らしい蘭州ラーメン。ここで刀削麺を食べた。

さらに青椒肉炒めと水餃子も食べる。

これだけ頼んでも約320円ほど。うまくて安い。


お腹も満たし、思う存分中国を楽しんでから次の目的地へ。




ドローンの話

続いての目的地は南山区。

最寄り駅をおりると街全体がLEDでキラキラしている。

凄すぎて言葉が出ない


ネジが外れすぎて、もはやイルミネーションと呼んでいいのかどうかすらわからない(笑)。

兎にも角にもキラキラしすぎて凄かった。



さてさて、これを見にこの街に来たわけではない。

ここでミーティングをするためにやってきたのだ。

今回お話しさせていただいたのはドローンを中心にビジネスを展開する経営者の方だ。


この方の経歴もなかなかおもしろい。

始めはほとんど詳しくなかったのに、日本のドローン情報と中国のドローン情報の架け橋になっている間にいつのまにかドローンにかなり詳しくなっていたという。

それが今の事業につながっていると話を伺った。


このミーティングには大学教授の方も参加されていたのでかなり難しい話をされていた。

例えば日本と中国における管理会計の認識の違いや経済学の話 etc...

正直なところ半分くらいは聞くのに精いっぱいで、あんまり理解できず覚えていない(笑)。


そのため覚えている話だけ書いていきます。



今、深圳にはおよそ300社ほどドローン関係の会社があるとのこと。

ここまで深圳で発展したのには先日の記事でお話しした電気街のような基盤があったからだという。

携帯の部品は小さくて高性能。これがドローンでは非常にもってこいの部品なのだ。

しかもそれが安価で大量に手に入る。まさに最適な環境だ。


さらに深圳(中国)ではマネジメントという考え方がほとんどないらしい。

それどころか100社のうち1社でも生き残れば良いというような、「数打つちゃ当たる戦法」らしい。

それも相まって、あのスケール感とスピード感だという。


しかし一方で、これだけ発展した企業でさえも何十年とは続かない。

それだけ入れ替わり立ち代わりが激しいということだろう。

日本には百年企業というものが多数存在している。そのことの中国は興味津々らしい。

中国には完全に負けていると深圳に来てから痛感していたので、こういう話は実に面白い。

なにも日本に良いところがないわけではないということだ。

ミーティングの様子、かなり刺激的な話ばかりだった


また最後にドローンの今後について話を伺った。


ドローンの価値は大きく2つある。

ある空間から効率的にデータを取ることができること

人間の視野では取れないデータを取ることができること


今のカメラ式のドローンや農業用のドローン、近々実装される日も来るだろう物流のドローンはあくまでも1つの波形だという。


今のドローンの成長と課題はバッテリーに依存している。

この制約が徐々に解き放たれ始めると、さらに産業の成長は促進されていくとお話しされていた。

ドローンによって得たデータでビジネスを展開していく日も近いのかもしれないと感じた。




2日目の夜のその後

ミーティングが終わった後に面白い出来事が。

以前にもお話ししているが、中国ではlineが使用できない。WeChatが主流だ。

しかし、こんな光景を目にしたのだ。

lineのキャラのグッズショップ


これがあるのが本当に謎だ(笑)。

しかし意外にも中国ではこういう『ゆるキャラ』みたいなのが大人気らしい。


くまモンも中国ではもちろん、世界で今火がついて大人気。

こういうのは日本独自の文化らしく、非常に好まれているようだ。

なんでもこういうものを目当てに来日する外国人もいるのだが、キャッシュレスにまだまだ対応しきれていない日本では不便に感じることが多いらしく、なかなかうまくいってないと聞いた。


必ずしも中国の真似をする必要はないが、新しいものを柔軟にスピーディーに取り入れる姿勢は見習わないといけない。

そうしないと今以上に世界からおいていかれることになる。

これは私個人にも言えることだ。見習わないといけない。


オリンピックも控えていることだし頑張ろう、日本。



ということで本日はこのあたりで終わりにします。

それでは、また次回!

続きはコチラ:深圳・香港の旅⑤~深圳大学での話~

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