山本ケイスケ

しがないライターです。

山本ケイスケ

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最近の記事

「HK 変態仮面」は、王道のダークヒーローを描く青春映画です。

「HK 変態仮面」、まさかの続編が公開決定!  しかも、公開されたビジュアルを見る限り、舞台はNY。  実に心が躍ります。 「変態仮面」を知らない人のためにひと言で説明すると、「パンティを被ると強くなる男が、半裸になって悪をやっつける映画」です。はい、変態の映画です。  そんな「変態仮面」の一作目の時に監督・脚本の福田雄一さんを取材させていただいたのですが、その時から「下敷きにしているのはスパイダーマンで、ある1人の青年の葛藤について本気で描いている」「続編は、スパイ

    • 大量消費のヒヨコたち。

      「かわいい」と「おいしい」は正義です!  そんなことはさておき、以前に初生雛鑑別、いわゆるヒヨコをオスメスに分別する現場を見せていただいたことがあります。  そこにいたのは、その日の朝に卵から孵ったばかりのヒヨコ達でした。  ちなみに、この孵化場で鑑別が行われるのは、週に2回。卵は孵化器に入れてからちょうど21日で孵るので、鑑別がある日の前日夜中にヒヨコが生まれるように調節されているそうです。  卵の殻を割って出てきたのヒヨコは、扇風機で乾かされ、その日のうちにオス

      • 洗濯物を乾かす神の存在。

         太陽は右から左に動くのか、左から右に動くのか、いつも悩んでしまいます。  さて、南米大陸の南の方を旅行していたときの話です。  時期は3月。夏から秋に向かう季節でしたが、緯度がめちゃくちゃ高いので気温はかなり涼しく、夜は寝袋がないと寝られような気候でした。季節柄なのかわかりませんが、雨こそ降らないもののほとんどが曇天で、太陽が顔を出すことはほとんどありませんでした。  そんな状況で困るのは洗濯です。ジーンズなんか洗おうものなら、朝に干して夕方に取り込んでも、まだまだ湿っ

        • 「第一級福島汚染エリア」設定のススメ

          「何かを得るためには何かを失わなければならない」という都市伝説は、一体どこから生まれたのでしょう?  そんなことはさておき、こちらの記事について。 抗議を受けた室井佑月「あたしの意見は福島差別になるのだろうか」http://dot.asahi.com/wa/2014072300073.html 「福島の風評被害を払拭したい」という国の考えも、「なんでわざわざ危ない事故を起こした原発のある福島へ、全国の子どもたちを連れていかなきゃならないの」という室井さんの考えもよく

        「HK 変態仮面」は、王道のダークヒーローを描く青春映画です。

          ファックもしていない女を養う話

           以前、TVである人が「世界で一番何がしたい?と聞かれた時に、すぐ答えられる人を“幸せ”という」と言っていたのですが、それは“不幸”ではない人の台詞に過ぎないんじゃないかなあ、と思う今日この頃です。  そんなことはさておき、今日読んだこの記事です。     フランス人教師にきいたフランスの少子化対策の影  内容はというと、フランスの少子化対策に支払われているお金がきちんと子供に回っておらず親が使い込んでしまっている、という話です。 >>> 近所にいた子供が3人いる家庭

          ファックもしていない女を養う話

          “癒し”と環境

           noteで引用文ってどう書くのがスマートなんでしょうね。今ひとつnoteを使いこなせていない自分に哀しくなります。  2回前の記事で、とある心理系のワークショップで「あなたが一番癒されるのは、どんな時ですか?」というテーマで話し合ったときのことを書きました。そのワークショップのテーマは、ずばり「癒し」。心理系のワークショップや講座では、いかにもありそうなテーマです。  ワークショップの最初の方に、講師のカウンセラーが「『どういう時に癒されますか?』と質問されたら、ぱっと

          “癒し”と環境

          Twitterネイティブのラブストーリー

           AVって本当に素晴らしいですね。  そんなことはさておき、この記事です。 「her」を観た|加藤貞顕|note(ノート)  noteの運営会社cakesの社長である加藤さんの記事ですが、映画「her」の感想から現代におけるラブストーリーの描き方、さらに「システムと人間の共存」といった話がさらりとまとまっています。  基本的に加藤さんがnoteに書かれている記事は好きなのですが、今回特に引っかかったのは次の文章でした。 『身分の差もないし、連絡だってLINEですぐに

          Twitterネイティブのラブストーリー

          攻撃性の話

           文頭は一字下げる派ですが、noteだと一行目だけはそれが反映されたりされなかったりします。日頃の行いが悪いせいでしょうか?  最近はご無沙汰しているのですが、一時、心理カウンセリング系のワークショップによく顔を出していました。  ワークショップなので、講師であるカウンセラーの人の話を聞くだけではなく、ペアやグループになって与えられたテーマに沿って話し合ったり様々なワークをしたりする時間もありました。  現役の人気カウンセラーが行うワークショップだけあって、毎回興味深く、

          少年の心

           眠いです。noteを書き出して2日目にして、無性に眠いです。  昔読んだ『Papa tald me』という漫画の中に、こんな台詞がありました。 「『いつまでも少年の心を忘れない』なんて言っている男は、オジサンになった証拠。本当の少年はいつだって『早く大人に、もっと大人になりたい』って思っているのよ」  あいかわらずうろ覚えなので、細かい言い回しは間違っていると思いますが、大体の主旨は合っているはずです。はじめてこの台詞を読んだときは、なるほどなあとすごく納得させられ

          常識を捨て去ってはいけない

           最近「常識って意外と便利だよなあ」と思います。  よく「常識なんか捨てろ」「常識なんてクソくらえ」なんて言う人がいますが、それってもったないと思うんですよね。常識って、ひとつの基準としてはそれなりに便利なツールじゃないでしょうか。  村上春樹さんが、オウム真理教の現役信者や元信者の人にインタビューをし、その話をまとめた『約束された場所で』という作品があります。 「信者・元信者の人の話を聞いて村上さんがどう考えたのか」という内容ではなく、「彼らの何を思ってオウム真理教に

          常識を捨て去ってはいけない

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           ペルー、コロンビア、ブラジルの三国は、ジャングルのど真ん中、アマゾン川のある一点で国境を接している。  そこのブラジルサイドの町が、タバティンガ(Tabatinga)だ。  アマゾン川の河口の街ベレンを出発してから、遙か上流にあるペルーのプカルパ(Pucallpa)を目指しずっと川を遡っていた俺は、3週間ほどかかってやっとタバティンガまでたどり着いた。  次に目指すのは、さらに400kmほど上流の街、ペルーのイキトス(Iquitos)だ。俺はそこまで、スピード

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