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「発達障害は治る」といわれたときの反応【3分で読めます】

すごい本というか,出版社を見つけたんです。
「花風社」(代表取締役は浅見淳子さん)

感覚過敏のお子さんをもつお母さんと,今度面談をすることになりました。
お母さんは日々苦労しながら,お子さんの過敏さに付き合っています。
でも,このままの状態を続けることはつらい・・・。

私としては,何かよいアイデアを提案したいのですが,
ありきたりの方法だけでは,突破口がないなとも思っていました。

本

そこで,栗本啓司さんの『感覚過敏は治りますか?』を見つけ,
1日で読み(読みやすいのですぐ読めます),
お母さんとお話しするための材料を整理していきました。

付け焼き刃で仕入れた知識ですが,
私のこれまでの経験も合わせて,
納得・実感をもってオススメできることを,
お母さんの状況や気持ちを踏まえてお伝えしていこうと思います。

やってみなくちゃ,わからない。

この話がここで終われば,何てことはないんですが・・・・

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花風社が出版する書籍を貫いているのは,
■障害を「治す」,障害は「治る」,実際「治っている子がいる」
■家庭や現場での実際に基づいて語る
というスタンスだと,私は解釈しています。

「治る方法がある!!やってみよう!」という人がいる一方で,
「治るわけがない」とか「あやしい方法だ」という
いわゆるアンチからの攻撃を受け続けているようです。
代表の浅見さんはアンチからの攻撃をバッサバッサと斬りまくります。
書籍の中やブログ・Twitterなどでかなり辛辣な言葉を投げかけています。

そして,大多数の平凡な医者,療育関係者のことも斬りまくりまくりです。
私が理論的ベースにしている応用行動分析も,

「一粒の卵ボーロで買収」

と,全否定です。
ひえぇぇぇぇぇ・・・・,怖い。
でも,言わんとすることはわかります。
応用行動分析やペアレントトレーニングが,
現場感覚に合わないことは実際にあります。

私は怖い人は苦手です。
だからあまり関わらないようにしたいなと。
ファンにもアンチにもならないよと。

でも『自傷・他害・パニックは防げますか?』を読んでも
同様に感じたことですが,
こんな方法があったのか!という未知のものを否定することなく,
害がないなら,取り入れていきたいと思います。

そう,一読者として。

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私は「〇〇の専門家」ではありません。
ここでいう「専門家」とは,
自分のやっていることや研究している分野を否定すると
生きていけない立場の人のことです。

私は何かの研究を極めたことなんてありません。
常に他人のふんどしを借りながら相談や講演活動を細々とやっている

小者です。雑魚キャラです。

雑魚は雑魚なりにですね,
noteでもサークル「インクルーシブ教育じんわり相談室」を始めました。

子どもが現在の困り事から解放されるなら,
自立し社会参加が実現するなら,
親御さんや先生方の心が楽になるなら,
どんな方法でも取り入れて,自分なりに消化・納得し,
自分の言葉でわかりやすくお伝えしたい
というスタンスで仕事をしています。

なんであれ,好転すればいいんです。
すべては結果オーライです。

私は「すごいな」と思うものに触れると,
一旦かぶれるんです。
頭の中がそれでいっぱいになり,
さも自分が考えたかのように妻に披露しまくります。
そこから実践したり,
他の理論と比較したり,
共通項を見つけようとしたり,
頭の中をグチャグチャっとさせる段階を経て,
自分の中に根付かせるというプロセスです。

もう少し,花風社さんの書籍に「かぶれて」いきたい。
それほどの引力があるんです。
『知的障害は治りますか?』愛甲修子
『愛着障害は治りますか?』愛甲修子
『発達障害は治りますか?』神田橋修治ほか
『脳みそラクラクセラピー』愛甲修子
を,これから買ってきます。

読んだ上で,また投稿します。

以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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