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トレーニングの原則(個別性、全面性)について!

前回の続きです!
今回はトレーニングの原則の中から、個別性、全面性の原則について書いていきたいと思います。

1.個別性の原則

 個別性の原則とは、トレーニングプログラムは個人差を考慮しなければならないことを指します。

 例えば、40代男性で運動経験のない方が急にめちゃめちゃハードなトレーニングをすると、怪我のリスクが高まりますし、急に身体に負担がかかるので、免疫力が落ちたり、日常生活に相当な影響が出ると思います。

 そのため、その人にあったトレーニングプログラムを組むことで円滑にトレーニングを進めていくことが出来ますので、個人差はしっかり考慮したいところです。

 考慮したい個人差の種類としては、性別、身長、体重、運動経験の有無とその種類、既往歴、重心位置、筋の上下前後のバランス、運動の目的・目標、等です。

2.全面性の原則

 次に全面性の原則です。全面性の原則とは、トレーニングプログラムは身体の全身を鍛えると同時に、鍛える体力要素に偏りを持たせないことを指します。

 まず、体力要素とは人間の体力を構成する要素のことを指し、大きく身体的要素と精神的要素に分類され、更に、運動や身体を動かす時に必要な行動体力と免疫力等に関する防衛体力に分類することが出来ます。
 行動体力には、筋力、筋持久力、全身持久力、柔軟性、調整力等が含まれており、これらの体力要素を偏りなく鍛えていくことで身体にとって良い負荷刺激になると考えられます。

 そのため、筋力トレーニング等の無酸素運動だけをやるのではなく、ウォーキングやエアロバイクを使った有酸素運動や、ストレッチ等で柔軟性を鍛えていくことで、身体にとって偏りのない負荷刺激が与えられるため、健康増進にはより良いトレーニングになると思います!

3.まとめ

今回は、個別性の原則、全面性の原則について書いてみました!

・トレーニングプログラムは個人差を考慮すること
・トレーニングプログラムに偏りを持たせないこと

 以上の点を意識してトレーニングしてみましょう!

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