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【1】体外受精の末、やっと妊娠できたと思ったのに突きつけられた流産宣告。

こんにちは!
keiです!

このマガジンは
初めての体外受精で妊娠した時のお話です。

ご興味ある方にお読みいただけると嬉しいです。

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2017年12月の話です。

クリニックBは体外受精専門。
自然周期ではホルモン値がクリアできず、
移植キャンセルを繰り返し、
ホルモン周期に切り替えて
ようやく体外受精で妊娠することができました。

胎嚢が確認できて嬉しい私とは反対に、
先生の言葉は受け入れ難いものでした。


先生がお話しされた内容はこうです。


「hcgも低くて胎嚢が小さい。
 残念だけど、今回は稽留流産と判断して、
 手術したほうがいい。
 年末年始になると
 どこの病院も手術できないから、
 今日どうするか決めれますか?」


私は、頭の中真っ白。混乱状態でした。
胎嚢が小さいというのは分かるのですが、
今この状況で、
「分かりました。はい、手術します。」
なんて言えるわけない。


やっと妊娠できて初めて胎嚢が見れたんです。


「でもこれから成長する可能性もあるんですよね?
 可能性はゼロではないんですよね?」
 と聞きました。

先生は


ほぼゼロだと思ったほうがいい。
 仮に次回心拍が見えても長くは生きられない。


と言い切りました。
これまでのたくさんの経験から
そう判断されたのだと思います。


先生とのお話が終わった後、
看護師さんには


「先生はこれまでたくさんの例を見てるから、
 経験からそういうふうに言ってるんだと思うよ。
 でも、keiさんが可能性あると思ってるのに
 手術したらそれも後悔するから、よく考えてね。
 手術はしないで
 自然に出るのを待つという人もいるよ。」

と言われました。


家に着いて考えます。

そしてこういう時検索魔になります。

マイナスなことの方が多く書いてあるけど、
奇跡が起きた人の話とか、
自分の赤ちゃんも大丈夫だと思える話はないか、
探してしまいます。


心拍見えないから搔爬しましょうとなって、
違う病院に行ったら赤ちゃんが見えた、とか。
胎嚢の大きさに関しては個人差がある。
急激に大きくなったりする、とか。

でも、私の先生ははっきり言っていたんです。

可能性はほぼゼロ」だと。

【まさか、自分が稽留流産?
 やっと妊娠できたと思ったのに
 なんでこんな辛い目にあうの?
 私がお義父さんのこと、
 イライラしてるからバチが当たってるの?
 天国から地獄ってまさにこのことだ。】


頭の中はぐちゃぐちゃです。


でも私は赤ちゃんを信じたかったし、
稽留流産だということを信じられない、
受け入れられませんでした。


他の病院でも見てもらおうと決めました。


【2】に続きます。

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