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【介護】度重なる流産、辛い経験から心と体がおかしくなっていく、、そして同居解消へ

こんにちは!
keiです。


今回は介護や不妊治療をして疲弊していく心と体、そしてお義父さんと別居に至るまで、別居してからのこと諸々について書こうと思います。
時期で言うと2019年、不妊治療の末、5回目の妊娠をした頃のことです。

度重なる流産、辛い状況からきた心と体の不調

第一子出産まで、化学流産1回、稽留流産2回、死産1回を経験していました。
お義父さんと同居し、介護しながら辛い経験を重ねていくうちに心と体がおかしくなっていきました。

聴覚過敏になる

同居していた家は、観光地でもある商店街の中にありました。なのでとっても賑やかでうるさい。閑静な住宅街とはかけ離れた環境でした。
引っ越してきた当時は全然気にならなかったのに、音が気になって仕方なくなっていきます。
夫は聞こえないと言うのですが、私には聞こえる音があったり。
自分の体内の音(心臓?)が耳の近くでずっと聞こえるようになったりして、耳鼻科を受診して検査してはみたものの、異常なしでした。

音って一度気になると止まらないんですよね。
音楽の低音、人の声、車のドアの音、エンジン音など、、
もう耳なんていらないと思ってしまうくらいしんどかったです。

動悸がする

お義父さんの気配を感じる時、家の外を歩く時、動悸がするようになっていきました。

家に帰りたくなくなる

もうこの頃、家が安住な場所ではなくなっていました。
電車で最寄りの駅に着くと、動悸がしてきます。
またお義父さんと同じ家に帰るのか、また音に悩まされるのか、そう思うと足取りが重く家についてもソワソワしていました。

心療内科に通うことに

心療内科は2019年から2021年まで定期的に通っていました。
病院は合わないと思ったら変えて、3件お世話になりました。

逃亡〜別居〜

自宅から徒歩5分のマンションへ

心だけでなく体にも不調が出てきて、夫が「近くにマンションを借りよう」と提案してくれました。
まさかそんな選択肢が出るとは思ってもいなかったので驚きました。
お義父さんの介護があるので、遠くには行けないけれど、お義父さんとは別の場所で、音の聞こえない静かな住宅街に仮住まいを借りました。
家のリフォームローンもあったのに、家賃も重なり、夫には本当に申し訳なさでいっぱいになりました。
でもこれが転機となります。

仮住まいのはずが、自宅に帰らなくなる

引越した2ヶ月後、体外受精で妊娠します。
陽性反応を見るのは5回目でした。
もう絶対に流産したくないと言う思いと、今回は何だか大丈夫な気がすると言う根拠のない自信がありました。
マンション暮らしにもだんだん慣れて居心地が良くなって行き、夫の自宅には帰らなくなりました。
帰れなくなったという方がしっくりくるかもしれません。
心体にとって安全な場所を与えてもらえて、妊婦生活を安心して送ることができました。
戸建からワンルームマンションへの移住で、家賃は16万。
戸建てリフォームローン、駐車場代もあり、金銭的にはかなりきついし、家もだいぶ狭いけれど、それでも普通の生活ができることが幸せでした。
夫はお義父さんの介護をしながら自宅と仮住まいマンションを行き来してくれました。
本当に大変だったと思いますが、私のことを汲み取ってくれてありがたかったです。

コロナ禍の介護

この頃コロナ禍真っ只中。
私は妊娠した為、夫が介護を全部引き受けてくれました。
私はケアマネさんやデイサービスの方と電話や書面でやり取りする程度で事務的なことしかしなくなりました。
その他、お義父さんの身体的なこと、食事、送り出しなどは全てやってくれました。

コロナ禍の介護で大変だったこと

この頃のお義父さんは1人で自由に歩くことができ、話も上手にできる、でも短期記憶はありませんでした。介護度は要介護3になっていました。
大変だったのは、

  • 手洗いうがいをしない

  • マスクをしない

  • 外食しに行かないでと言っても出かけようとする

  • お風呂に入らない

などなど、皆んなが当たり前にしていることを誰かが教えてあげてそばに居てあげないといけない状況でした。

コロナのニュースを見ても、数秒後には忘れている。コロナって何?という状況で今日まで来ています。
皆んなが外出を控えてステイホームしていた時期も、外食大好きなお義父さんは出掛けたがります。

ご高齢の方がコロナで重症化したり死亡するニュースを毎日目にしていたので、コロナになって欲しくなかったし、介護している夫にもうつってほしくないし、もう心配で仕方ありませんでした。

対策

張り紙をしても効果無し。
夫がずっと一緒にいることもできないので、長期のショートステイをたくさん入れました。
1週間行って、3日帰ってきて、また1週間行く。
デイサービスだと帰宅してからの時間が大変だったのでやむを得ずショートステイにたくさん行ってもらいました。 

特養施設に入る

2020年の秋、特養施設に空きが出たとの連絡が来ます。
まさかこんなに早く連絡が来るとは思っていなかったです。
間も無く出産を控えていた私。
タイミングとしてはベストでした。
この時のお義父さんの状況としては

以前よりも短期記憶がなかったり、トイレの失敗が多い、お漏らしも増えるなど、認知機能の低下も見られました。

初めての育児を控えていて、子育てと介護を両立できるのか考えた結果、特養施設に入ってもらうことを選びました。

長くなったので今回はここまで🔼

お読みいただきありがとうございます😊

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