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私の金継ぎ日記

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金継ぎを始めたので、記録としてまとめようと思います。色んな技法が段階を経てあるようなので。その他教室で起きた楽しい事とかも添えて行きます。
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わたしの金継ぎ日記

 うっかり割ってしまった大切な器を、捨てずに「金継ぎ」という技法で蘇らせる方法があること…

そうそう簡単にはいきませんよ

「金継ぎ」とは壊れたものを修復する、いわば大切にものを扱うこと。一度壊れたものをきちんと…

「砥ぎ」からはじめる

 一通り最初に持ち込んだ器は仕上げまでいったので何かほかの素材がないか?ということで家の…

年が明けても

漆かぶれをすることが、はっきりわかったものの、新たに金継ぎ用のかけた食器を密かにバッグに…

教室は宇宙へつながる11日目(11回目)

12月に入り、5月から始めた私の金継ぎ教室も作品が出来上がり始め、なかなかの佳境を迎えてい…

先生のお土産雨煎餅10日目(10回目)

1回どうしても落ち着かずにお休みした。 前回「金」を巻いて完成させたので、今日はいよいよ「…

いよいよ佳境に9日目(9回目)

これまで砥いで塗って砥いで塗ってして来た作業もいよいよ佳境に。 本日初の「金」を巻くことに!! 仕上げを「金」「銀」「スズ」「漆」漆は「赤」「青」とありどれにするかは、以前も決めていたのだが、いよいよ9回目の本日、「金」を巻くことになった。 「金継ぎ」というからには憧れの「金」を纏う。 一度は不慮の事故により欠けてしまった器。丁寧に処置を施すことで「金」を纏って生まれ変わる。なんてすばらしい日本の文化なのだろう。 家族からは、そんな欠けた器使わなければいいとか、わざわざ

受難のコーヒーカップ 7日目(7回目)

とはいえどうにかセーフだった。 前回訳あってヒビが入ったコーヒーカップに今日は生正味漆(…

先生の美味しい展示会

豆花とうつわ展  私が、金継ぎ教室でお世話になっている「Tourne」の星野先生が、豆花に合う…

金継ぎ教室6日目

ムクの木の葉っぱで 前回までのメモと覚えている限りでは、 キズを磨く→コクソを塗る(浸み…

金継ぎ教室5日目(5回目)

教室に置いていた器が新たなキズを負ったことが大きなことで、長文になったので5日目の日記は2…

思いがけず可笑しな話

金継ぎ教室ではあるものの  今日で5日目の教室。少しずつ処理を施した器たちのキズを見てい…

最後の紅玉だったから

 私の通う金継ぎ教室は、教室の開催主の陶芸家の先生がお料理好きで、毎回お茶菓子を出してく…