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とどめておきたい記憶

こんにちは。

昨夜、夫と話をしていて「え?」と聞かれて、「え?」と返す事案が発生。独身貴族を謳歌されていた先輩がついに結婚されたとの噂をきいたという夫に対し、「ほー!そうなんや!」と驚きのリアクションをしたら、「え?それ、あなたから聞いたのですが」と。「え?」マジで私の記憶障害が疑われています。

さて、記憶といえば、みなさんは幼い頃の記憶として、何歳くらいまで遡れるだろうか。一般的には3〜4歳から記憶が残ると言われているらしい。私は、自分の記憶なのか写真でみて覚えた記憶なのか定かでないけれど、3歳頃に入院したときの病院のベッドからみた景色が一番古いものとして記憶されている。

自分が子育てしていて思うけれど、はじめて立ったとか、歩いたとか、言葉を発したとか、何かはじめて出来た瞬間を覚えていないというのは、何ともったいないことか!と思う。一方で、そのことは、自分で記憶しておくよりも、そのとき周囲がどれだけ感動したかといった、それにまつわるエピソードも添えて聞かされた方が嬉しさが倍増するのかもしれないとも思う。

4歳になるうちの娘は、そろそろ記憶を残す頃。夫の肩車が大好きで、毎朝の登園時に繰り返されるその光景も、そろそろ体重という物理的な限界値が近づいており、見納めになりそう。娘は、夫の頭越しに見る季節ごとの景色や匂いを、少しは記憶してくれているだろうか。

そして、もうひとつ、先日お約束してくれた「ママが認知症になったら、ちゃんと面倒みてあげる」という件も、ぜひ記憶しておいてほしい。なんて、最近そのことが冗談ではなくなってきたなと、切実に感じつつ、自分の認知機能を高めるために脳トレがてらnoteに向かう。

いまの私は、自分自身の出来事よりも、娘と過ごす日常の瞬間を記憶にとどめておきたい派。肩車に限界があるように、人の記憶力にも限界があるのだけれど、青魚を食べて、その限界に抗っていきたいと思います。



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