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2024年4月発売の気になる本たち

4月3日現在、気になる本が21冊にまで膨れ上がりました。。。(ムリよ)


4月3日発売分

ガザ紛争の正体:暴走するイスラエル極右思想と修正シオニズム
著:宮田律 平凡社新書

2023年10月からのイスラエルとハマスの対立は、イスラエル極右勢力の非人道的な行為が発端となる。真実を知るための緊急出版!

e-hon書籍紹介より

雑草と日本人: 植物・農・自然から見た日本文化
著:稲垣 栄洋 草思社文庫

雑草は踏まれても踏まれても立ち上がらない。けれども--「しなやかで強い日本人」を育んだ背景を探る。雨が多く高温多湿な日本では、農作物がよく育つ一方、雑草の繁殖も著しく、先人たちは常に草取りに励まねばならなかった。また、自然や生き物の豊かさは時に脅威ともなり、豪雨、洪水などの自然災害や害虫被害をもたらしてきた。古来、日本人は豊かな自然とどう向き合ってきたのか? その歴史から日本人固有の心性を浮き彫りにするユニークな日本文化論。

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トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇
著:アビゲイル・シュライアー 産経新聞出版

ヘイトではありません ジェンダー思想と性自認による現実です ◆世界9か国翻訳 日本語版緊急発売 ◆思春期に突然「性別違和」を訴える少女が西欧諸国で急増しているのはなぜか。 かつては性同一性障害と呼ばれていた「性別違和」は幼少期に発現し、およそ全人口の0.01パーセントに見られ、そのほとんどが男児だった。 「性別違和」の急増や男女比の突然の逆転――何が起こっているのか。 ・SNSとインフルエンサーたち ・幼稚園からジェンダー思想を教える学校教育 ・精神科医の新標準「ジェンダー肯定ケア」 ・思春期ブロッカー・ホルモン補充療法・乳房切除手術 ・権威すらもキャンセルされる活動家の激しい抗議 ……約200人、50家族を取材した著者が少女たちの流行の実態を明らかにする。 ◆「それまで違和感を覚えたことはなかったのに、学校やインターネットで過激なジェンダー思想に触れて傾倒した十代の少女たちがもてはやされている。そうした少女たちの後押しをしているのは、同世代の仲間たちのみならず、セラピスト、教師、インターネット上の著名人たちだ。だが、そんな若さゆえの暴走の代償はピアスの穴やタトゥーではない。肉体のおよそ四五〇グラムもの切除だ。(中略)いわばフォロワーになっただけの思春期の少女たちに、そのような高い代償を払わせるわけにはいかない」(「はじめに」より) 米国ベストセラー『Irreversible Damage: The Transgender Craze Seducing Our Daughters』の邦訳版

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4月4日発売分

センスの哲学
著:千葉雅也 文藝春秋

服選びや食事の店選び、インテリアのレイアウトや仕事の筋まで、さまざまなジャンルについて言われる「センスがいい」「悪い」という言葉。あるいは、「あの人はアートがわかる」「音楽がわかる」という芸術的センスを捉えた発言。何か自分の体質について言われているようで、どうにもできない部分に関わっているようで、気になって仕方がない。このいわく言い難い、因数分解の難しい「センス」とは何か? 果たしてセンスの良さは変えられるのか?

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4月8日発売分

西洋人の神道観: 日本人のアイデンティティーを求めて 
著:平川祐弘 河出文庫

(晩誠社で出版された『平川祐弘決定版著作集』の文庫化)

著者はハーン、クローデルなど外国人の神道理解の経緯を客観的に述べるが、同時に内外の読者に霊の日本を共感的に理解させようと語りかける。この日本語版はパリ出版の原著の里帰りであるが、この上なく明晰で、鮮やかで、わかりやすい。蓮如賞受賞。

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4月9日発売分

精選女性随筆集 石井桃子 高峰秀子
編集:川上弘美 文春文庫

『クマのプーさん』の翻訳者で、子ども達のために奔走した児童文学の第一人者・石井桃子。一家の働き手として昼夜働き通しの子役時代から、その鋭い眼差しで周囲を見ていた名優・高峰秀子。才気溢れる二人がのこした作品は、時代を超えて輝きを放つ。豊かな表現力で紡がれた情感溢れるエッセイ集。

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4月10日発売分

哲学史入門 1 古代ギリシアからルネサンスまで 
著:千葉雅也 納富信留 山内志朗 伊藤博明 NHK出版新書

第一人者が「核心」と「面白さ」を論じ尽くす!日本における哲学の泰斗が集結し、全3巻で西洋哲学史の大きな見取り図を示す! 第1巻は、近代以降の哲学を理解するうえでも必須の古代ギリシアからルネサンスまで。哲学という営みはいかに誕生し、受け継がれていったか。主要哲学者の思想をもとに、この時代の哲学の重要論点とダイナミックな流れを浮かび上がらせる。ゼロからの学び方、いま学ぶことの意義・効用まで--、「聞き書き」によって哲学史の「核心」と「面白さ」に迫る。ありそうでなかった決定版の入門シリーズが誕生!

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4月12日発売分

ザ・ロード
著:ジャック・ロンドン 訳:川本三郎 ちくま文庫

無賃乗車の技術、刑務所でのサバイバル、貧窮ホーボー生活…「短篇の名手」J・ロンドンが10代の頃のアメリカ大陸放浪を語る隠れた名作。

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ことばの学習のパラドックス
著:今井むつみ ちくま学芸文庫

赤ちゃんはなぜ、ことばがわかるようになるのか? 認知科学の第一人者である著者がこの謎に取り組んだデビュー作。待望の文庫化。解説 佐治伸郎

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古代技術
著:ヘルマン・ディールス 訳:平田寛 ちくま学芸文庫

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戸や錠といった木工芸から、蒸気機械、通信術、飛び道具、化学まで。古代ギリシアを中心とした臨場感あふれる技術史講義。図版多数。解説 三村太郎

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ちはやふる plus きみがため(1) BE LOVE KC
著:末次由紀 講談社

舞台は千早たちが卒業してすぐあとの瑞沢かるた部。
競技かるたで全国制覇を目指す一年生の長良凛月(ながら りつ)は
全国制覇をめざし部活に取り組んでいるが、なかなかうまくいかない。
それでも真摯に真剣に向き合う彼の姿勢は、周囲をそして自分自身の心を突き動かしていく…。
その強き意志は、誰がために――。あらたな『ちはやふる』始動!

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4月16日発売分

既読スルー、被害者ポジション、罪悪感で支配 「ずるい攻撃」をする人たち 
著:大鶴和江 青春新書インテリジェンス

既読スルー、無視する、被害者ポジションをとる、サボる、ため息でアピール、わざとミスをする、弱さを武器にする、しつけという名の支配をする……周りからは見えづらい「ずるい攻撃」を仕掛けてくる人がいる。このような攻撃を受けると、確実に「嫌な気持ち」になるものの、表面化しにくい攻撃だからこそ、周りに相談しても取り合ってもらえず「こちらの気のせいかな」と感じてしまう人が多い。ただ、既読スルーも被害者ポジションも、すべて立派な攻撃。こういったわかりづらい攻撃、受動攻撃から身を守るにはどうしたらいいのか。そもそも、こうしたずるい攻撃を行う人は何を考えているのか。本書では経験豊富なカウンセラーが、受動攻撃をしてくる人の心理を解説。その具体的対処法も明かす。

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4月17日発売分

民間軍事会社: 「戦争サービス業」の変遷と現在地
著:菅原出 平凡社新書

「プリコジンの乱」で注目されたワグネルから中国の新興企業まで、謎のベールに包まれている「戦争請負産業」の実態と最新情報に迫る

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自壊する欧米 ガザ危機が問うダブルスタンダード
著:内藤正典、三牧聖子 集英社新書

2023年10月7日、パレスチナ・ガザのイスラム主義勢力ハマスが、占領を強いるイスラエルに対して大規模な攻撃を行った。
イスラエルは直ちに反撃を開始。
しかし、その「自衛」の攻撃は一般市民を巻き込むジェノサイド(大量虐殺)となり、女性、子供を問わない数万の犠牲を生み出している。
「自由・平等・博愛」そして人権を謳(うた)いながら、イスラエルへの支援をやめず、民族浄化を黙認し、イスラエル批判を封じる欧米のダブルスタンダードを、中東、欧州移民社会の研究者とアメリカ政治、外交の専門家が告発。
世界秩序の行方とあるべき日本の立ち位置について議論する。

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4月19日発売分

プロット・アゲンスト・アメリカ
著:フィリップ・ロス 訳:柴田元幸 集英社文庫

1940年、もしもヒトラーの友人で反ユダヤ主義者のリンドバーグが米大統領になっていたら!? P・ロスの名作がついに文庫化。

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沖縄密約 ふたつの嘘
著:諸永裕司 集英社文庫

沖縄返還をめぐる政府と米軍との密約を告発した西山太吉氏の、国を相手取った戦いを、妻と弁護士の視点から追った迫真のルポ。

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4月20日発売分

グローバスサウスの逆襲
池上彰・佐藤優 文春新書

今後の世界のカギを握るのが、「グローバルサウス」だ!
かつて「第三世界」といわれた南半球に多い途上国・新興国は名目GDPの総計がG7を上回った。

アメリカはトランプが勝っても負けても内戦危機。
「ハマス後」はアメリカ抜きで中東諸国が決める。
日本がGDPでインド、インドネシアに抜かれる。

衰退する日本はどう生き抜くべきか。
第二次大戦後以上の大混乱が起きる前に必読の一冊。

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4月22日発売分

原子力は誰のものか
著:ロバート・オッペンハイマー 訳:美作太郎、矢島敬二 
中公文庫

第二次世界大戦中、ロス・アラモス研究所所長として世界で初めて原爆を完成させ、「原爆の父」と呼ばれたオッペンハイマー。
戦後、原子力委員会のメンバーとなるが、アメリカの水爆開発に反対の立場を表明し、公職を追放された。原爆の父はなぜ水爆に反対したのか?

天才物理学者が全存在をかけて、政治・社会・科学のあり方を問う。〈解説〉松下竜一・池内 了

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戦後フランス思想-サルトル、カミュからバタイユまで 
著:伊藤直 中公新書

第二次世界大戦後、ナチ・ドイツから解放されたフランスの思想界には綺羅星の如き群像が台頭。サルトルを筆頭にカミュやボーヴォワール、メルロ=ポンティ、バタイユらが次々と作品を世に問い、論戦を繰り広げた。本書は、彼らが哲学と文学を架橋するかたちで活動を展開した点などに着目。実存主義が世を席巻し、知識人や芸術家の社会運動(アンガージュマン)が促された時代精神を描き出す。

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4月24日発売分

はじめてのひと⑧ 谷川史子 集英社

古くてあたらしい仕事
島田潤一郎 新潮文庫

「本をつくり、とどける」ことに真摯に向き合い続けるひとり出版社、夏葉社【なつはしゃ】。従兄の死をきっかけに会社を立ち上げたぼくは、大量生産・大量消費ではないビジネスの在り方を知る。庄野潤三小説撰集を通して出会った家族たち、装丁デザインをお願いした和田誠さん、全国の書店で働く人々。一対一の関係をつないだ先で本は「だれか」の手に届く。その原点と未来を語った、心しみいるエッセイ。

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